【秋冬の製作】みのむしの製作アイデア。さまざまな技法や表現を紹介
秋や冬のモチーフとして製作に取り入れられているみのむし。
その独特な形をどのように表現しようかと悩みますね。
本来のみのむしは茶色ですが、カラフルなみのむしを作るのも楽しそう。
そこで今回は、さまざまな素材や技法を使ったみのむしの製作アイデアを紹介します。
マンネリ化しやすい製作活動も、紹介しているアイデアを参考にしてもらえば新しい気づきが生まれるでしょう。
子供たちが作ったものは作品として扱うため、文中では「制作」と表記しています。
【秋冬の製作】みのむしの製作アイデア。さまざまな技法や表現を紹介(1〜10)
【紙コップ】みのむしの小物入れ

秋になると、外に出て木の実を拾うという場面も多くなります。
そんな時にバケットがあると便利ですよね。
そのバケットを手作りすれば、より木の実拾いも楽しくなるはずです。
一番手軽な方法は、紙コップに折り紙を貼ってみのむしを作り、そこに持ち手となるひもをつける方法。
紙コップでは小さすぎるという場合には、もう少し大きめのコップを使ったり、コップ部分を自作したりするのもよいでしょう。
木の実を拾った後は、壁や天井にかけて楽しめもしますよ。
【紙コップと毛糸】バケツ型みのむし

木の枝にぶら下がって、ゆらゆらと風を受けているみのむしを作ってみましょう。
紙コップをベースにして、それを毛糸や折り紙などで装飾してつり下げるシンプルな工程です。
紙コップで作られたみのから顔を出しているような、かわいらしいデザインが特徴です。
パンチで空けた穴にモールをとおして、それでつり下げるのですが、あえて安定感の悪いつり下げ方をすることで、ゆれる様子を楽しめます。
ゆらゆらと揺れる構造が作れればデザインは自由なので、好きな色やデザインを取り入れて作ってみましょう。
【落ち葉】みのむし

秋の落ち葉拾いを楽しみにしている子供は多いですよね。
しかし、拾った落ち葉の使い道に困っているという先生もいるのではないでしょうか。
そんな時は、落ち葉でみのむしの飾りを作ってみるのがオススメです。
本物のみのむしと同じく自然のものを使うので、リアルな質感に仕上がります。
作り方は子袋に落ち葉を入れ、口を絞って結ぶだけと、かなりシンプル。
体部分がリアルな分、顔はかわいらしいデザインを意識してみるとよいかもしれません。
【秋冬の製作】みのむしの製作アイデア。さまざまな技法や表現を紹介(11〜20)
【お花紙】ちぎって貼るみのむし製作

お花紙を使用した、やわらかい見た目が印象的なみのむしの工作です。
トイレットペーパーの芯をベースにして、そこにお花紙を貼り付けていきます。
短冊状にカットしたお花紙を重ねて貼っていくことで、みのむしのあたたかそうな雰囲気を演出します。
秋をイメージさせる赤やオレンジ、黄色などのあたたかい色を使うのがいいかもしれません。
ベースの芯が見えないようにしっかりと重ねることが大切ですね。
あとは顔と糸を取り付ければ完成です。
表情を工夫したり、色を増やしてみたりと、さまざまなパターンで作ってみましょう。
【はじき絵】みのむしの表現

はじき絵の葉っぱを組み合わせて、みのむしを作ってみましょう。
画用紙にあとでカットするために葉っぱの形を書いておき、その中をデザインしていきます。
クレヨンで自由なデザインを描き、そこに絵の具を塗れば、クレヨンが絵の具をはじいた独特の見た目の葉っぱが完成します。
その葉っぱを切り取り、みのむしの形にカットした台紙にならべて貼り付ければみのむしの完成です。
葉っぱのデザインも、みのむしの表情も自由なので、オリジナリティが出せるところもポイントですね。
【毛糸】ぐるぐるみのむし

いろんなカラーが楽しい、毛糸で作るみのむしはいかがですか。
まず、適当な長さに切った毛糸を容器に分けて入れておきましょう。
それから、みのむしの形に切った画用紙に切り込みを入れておきます。
頭には帽子も両面テープで貼っておくとよいですね。
子供たちは、切り込みの入った体部分に好きな毛糸をグルグルと巻きつけて楽しみましょう。
また、いろんな色の毛糸を小さく切り、みのむし型に切った画用紙に貼り付けていくみのむしもオススメですよ。
目玉は丸シールを使ってキュートに仕上げてくださいね!
【紙コップ】ぶらぶらみのむし

みのむしといえば、どこかにぶら下がってゆれているイメージがありますよね。
あの雰囲気を再現できる制作が、紙コップのぶらぶらみのむしです。
構造はシンプルで、紙コップで作ったみのむしの人形の上部に糸を付け、天井からつるすだけです。
カラフルなデザインにしてたくさんつるせば、保育室が一気に華やかに!
紙コップに毛糸を巻くと、よりかわいらしい仕上がりになりますよ。
糸を通す際は、ほどけないように大人が確認してあげてくださいね。