【秋の保育】ハリネズミの製作アイデアを対象年齢別に紹介
秋の製作のモチーフとして人気があるハリネズミ。
かわいい顔ととげがある体は子供たちにとって親しみやすい動物なのではないでしょうか。
そのとげのあるモチーフをどのように表現するか、製作の際には悩むかもしれませんね。
今回は対象年齢別にハリネズミの製作アイデアを紹介します。
モチーフが細かいので幼児クラス以上の年齢を目安としていますが、アイデアを工夫すれば乳児クラスにも応用できますよ。
ぜひアイデア探しの参考にしてくださいね。
なお、子供たちが作ったものは作品として扱うため、文中では「制作」としています。
【秋の保育】ハリネズミの製作アイデアを対象年齢別に紹介(1〜10)
【5歳】お花紙のふわふわハリネズミ

お花紙を使ったハリネズミの制作アイデアをご紹介します。
まずは2色のお花紙を4枚ずつ交互に重ねてじゃばら折りします。
折れたら中央で束ねてください。
ここまでの工程は大人の方がおこなってくださいね。
じゃばら部分を2〜3枚重ねて3カ所切り込みを入れます。
上下全てのじゃばらに切り込みを入れられたら、お花紙を1枚ずつ丁寧にめくってアーチを作りましょう。
これが針の部分になるので、画用紙から切り出したハリネズミの体に貼り付けてくださいね。
針が長いと感じる場合は、ハサミでカットして整えましょう。
お花紙を使っているので、針がふわふわしていてとてもかわいいですよ。
【5歳】松ぼっくりの立体ハリネズミ

俳句の世界では、秋の季語として知られている松ぼっくり。
『まつぼっくり』という童謡もあるので、子供たちもよく知っているのではないでしょうか。
こちらは、その松ぼっくりを使って作るハリネズミのアイデアです。
松ぼっくりを横向きに置いたら、粘土で作った顔を接着剤で底に貼り付けます。
続いて手足を作って同じように貼り付け、絵の具で目と鼻を描きましょう。
最後に、色鉛筆で頬をピンク色にして乾かしたらハリネズミの完成です。
もう少し華やかにしたい方は、松ぼっくりに絵の具で色をつけても良いでしょう。
秋の制作にぴったりのアイデアですね。
【4歳】ぐるぐる毛糸のハリネズミ

毛糸を使って作る、秋にぴったりのハリネズミのアイデアをご紹介します。
まず、画用紙からハリネズミの体と針の土台を切り出します。
土台の裏側に毛糸の端をテープで貼り、ぐるぐると土台に巻いていきましょう。
全体に毛糸が行き渡るように巻いていってくださいね。
巻けたら、画用紙から切り出した体に貼り付け、顔を描きます。
最後に、鼻に黒の丸シールを貼って完成です。
針の土台や毛糸はいろいろな色を用意して、子供たちに選んでもらいましょう。
壁面飾りにもなるアイデアですよ。
【2歳】歯ブラシアートのハリネズミ
https://www.instagram.com/p/Cyf381kJ9yv/ベレー帽を被ったキュートなハリネズミの制作に挑戦してみましょう。
こちらは歯ブラシアートで針の部分を表現しますよ。
画用紙で作ったハリネズミを台紙に貼ったら、頭から背中の線に沿って絵の具を少しずつ置いていきます。
歯ブラシを持ち、その絵の具を外側に広げるようにして針を描いていきましょう。
2歳児さんの場合ひとりでは難しいので、歯ブラシを動かすときは大人の方がフォローしてあげてくださいね。
画用紙で作ったベレー帽をかぶせ、周りにもみじをあしらえば完成です。
もみじは折り紙やスタンプなど、お好きな方法で作ってください。
本物を貼り付けてもステキですね!
【3歳】落ち葉と紙皿のハリネズミ
https://www.instagram.com/p/ChpEyyGp4R7/お外に落ちている色鮮やかな落ち葉を使って、ハリネズミの制作に取り組んでみましょう。
作り方はとっても簡単!紙皿を半分にカットして、それをハリネズミの体に見立てます。
針の部分に接着剤で落ち葉を貼ったら、丸シールで目と鼻を付けて完成です!
赤、黄色、茶色など、秋の葉っぱはいろいろな色があるので、きっととてもカラフルなハリネズミに仕上がるでしょう。
子供たちへハリネズミのイメージを伝えて、葉っぱ探しから楽しんでみるのもオススメですよ。