【面白い体操で健康習慣】高齢者の方も楽しめるボール体操・道具を使った運動
体を動かすことは健康の基本ですが、楽しみながらおこなうのが大切ですよね。
今回は、新聞紙やボールなど身近なものを使った面白い体操をご紹介します!
座ったままでも簡単にでき、脳の活性化にもつながる運動ばかりそろえてみました。
風船でバスケットを楽しんだり、新聞紙で素振りをしたり……。
どれも無理なく続けられ、介護予防にもぴったりです。
ストレス発散やコミュニケーションツールとしても活用できますよ。
高齢者の方と一緒に、笑顔で楽しみながら体を動かしていきましょう!
ボール体操・道具を使った運動(1〜20)
足踏みのリズムで楽しく脳活性体操

足踏みのリズムで楽しく脳活性体操を取り入れるなら、ボールを使った運動がオススメです。
まず片手でボールを前に突き出しながら反対の足を上げる動きを左右交互に繰り返します。
慣れてきたら、つき出す方向を前から上に変え、同じように足と手を連動させて動かします。
最後は、上げた足と反対の手を前、前、上、上、とリズムに合わせて2回ずつ伸ばす動作へ。
テンポの変化や手足の協調が必要なこの運動は、脳への刺激が強く、集中力や反射力の維持にも効果的です。
座ったままでおこなえるので、高齢者にも取り入れやすく、100円ショップのボールひとつで始められる気軽さも魅力です。
ボール叩き運動

ボールを太鼓のようにたたく、ユニークな運動です。
椅子に座り、ボールを太ももではさみます。
あとは「1、2、3」と10まで数えながらたたいていきますよ。
たたくことで腕や手の運動になることはもちろん、太もも辺りの筋肉も鍛えられそうですね。
また、たたきながら声を出して数えるといった2つのことを同時におこなうことで、脳の活性化にも期待がもてます。
数回、たたいたら最後は乱れ打ちをしてみましょう。
ボールをたたくことでストレスも発散され、高齢者の方も楽しく笑顔になるかもしれませんね。
リズムに合わせたボール体操

リズムよく体を動かして腕の可動域を広げ、心拍数を緩やかに上げる「リズムに合わせたボール体操」をご紹介します。
まずは両手でボールを持ち、前に突き出すシンプルな動きから始めましょう。
テンポよく左右に動かしたり、肘の曲げ伸ばしを加えることで次第に体がほぐれていきます。
最後は動きのバリエーションを増やし、リズムに乗って大きく体を動かすことで脳の活性化にもつながります。
100円ショップのボールで手軽に始められ、楽しく気分転換できる体操です。
素振り体操

介護予防に最適な「新聞紙で素振り体操」をしましょう!
新聞紙を端から丸めて、新聞紙の棒を作ります。
まっすぐな棒が作れたら剣道の竹刀のように、素振りしていきますよ。
両手で棒を持ち、上でかまえてまっすぐ下に振り下ろしましょう。
まずは自分のペースでゆっくり動きます。
慣れてきたらスタッフさんの「いち、に、さん」の掛け声に合わせて、リズムよく腕を動かしてくださいね。
適度な運動は気分をリフレッシュさせ、ストレスの発散になります。
また腕の筋力の向上や介護予防として効果的です。
ぜひチャレンジしてくださいね!
コロコロビーチボール

向かいの椅子につながっているひもをうまくコントロールして、その上に乗ったビーチボールを動かしていくというゲームです。
手に持ったひもをどのように動かせば、ビーチボールがどのように動くのかという、動きの見極めが試されますね。
角度を変えたり、幅を広げたりという動作でボールを動かしていきますが、ひもがゆるまないように注意しつつ進めるという同時の作業が脳の活性化につながります。
ひもが長くなるほどにコントロールが難しくなるので、慣れてきたら徐々に長いパターンに挑戦してもらうのもオススメですよ。