平等院鳳凰堂と聞くと、どんなイメージを持たれますでしょうか?
ユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」の構成物件の一つとして知られ、一万円札の裏面にもそのデザインが確認できる歴史的な存在です。
しかし、名前は聞いたことあるけどいつ誰が何のために作ったかは意外に知らない方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、平等院鳳凰堂の基本的な情報からマニアックな情報まで学べるクイズを作成しました。
このクイズをとおして少しでも平等院鳳凰堂についての理解を深めていただければ幸いです。
平等院鳳凰堂ってどんな場所?日本が世界に誇る建造物を知れるクイズ
1180年、源頼政が平等院で行った武士特有の習俗とは何でしょう?

- 一騎討ち
- 切腹
- 流鏑馬
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切腹
1180年、源頼政は平等院鳳凰堂において、平家に対する反乱に失敗した後、武士特有の習俗である「切腹」を行いました。
これは敗北した武士が名誉を全うする方法とされており、源頼政の切腹は歴史上特に有名な事例となっています。
鳳凰堂の名前にもある「鳳凰」は、どこの国に伝わる霊獣でしょうか?

- 日本
- 中国
- インド
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中国
「鳳凰」は中国に古くから伝わる神話や伝説に登場する霊鳥です。
中国神話において、鳳凰は「五徳章鳥」とも呼ばれ、善良な君主が治める平和な時代にのみ現れるとされています。
その優雅で美しい姿から、「不死鳥」としてのイメージと共に、繁栄や高貴の象徴となっており、日本の文化にも影響を与えました。
平等院鳳凰堂は、もともと何だったのでしょうか?

- 皇族の私的な寺院
- 貴族の別荘
- 学問を行うための施設
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貴族の別荘
平等院鳳凰堂は、元々藤原道長の別荘として建てられたものです。
藤原道長は平安時代中期の政治家であり、この地に閑静な佇まいの別荘を構えていました。
この別荘が後に浄土宗の寺院として再建されたのが「平等院」です。
その中でも特に有名なのが鳳凰堂であり、現在では日本を代表する歴史的建造物となっています。
平等院のある宇治の地が舞台となった文学作品は?

- 源氏物語
- 枕草子
- 宇治拾遺物語
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源氏物語
「源氏物語」は平安時代末期に紫式部によって書かれた日本最古の長編小説の一つであり、その中の「宇治十帖」と呼ばれる部分では、宇治の地が舞台として描かれています。
特に「宇治川の浮舟」などが有名です。
平等院鳳凰堂が描かれている硬貨は?

- 1円硬貨
- 5円硬貨
- 10円硬貨
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10円硬貨
10円硬貨の裏面には、世界遺産にも登録されている京都の平等院鳳凰堂が描かれています。
このデザインは、10円硬貨が昭和30年(1955年)に発行されて以来、使用され続けているものです。