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【シャミナードのピアノ曲】女性作曲家が手掛けた繊細かつ大胆な名曲たち

作品の出版や演奏活動によって経済的に自立した最初の女性作曲家といわれる、フランスの作曲家セシル・シャミナードさん。

女性が職業音楽家として生きていくことが困難であった19世紀において早くから音楽的才能を認められた彼女は、作曲家、ピアニストとして華々しく活躍し、数々の名曲を世に送り出しました。

本記事では、そんなシャミナードさんの作品のなかから、ピアノ独奏やピアノを含む室内楽の名曲を厳選してご紹介します!

【シャミナードのピアノ曲】女性作曲家が手掛けた繊細かつ大胆な名曲たち(11〜20)

華麗なワルツ 第3番 Op.80Cécile Chaminade

シャミナード:華麗なワルツ 第3番,Op.80  pf. 林川 崇:Hayashikawa, Takashi
華麗なワルツ 第3番 Op.80Cécile Chaminade

華麗なワルツのリズムが際立つ、美しい音色とパッセージが特徴の名曲です。

優雅でロマンチックな音楽は、時代の舞踏会やサロン文化の雰囲気を見事に再現しています。

女性作曲家が手がけた繊細な表現力にあふれる本作は、セシル・シャミナードさんの代表作の一つ。

ピアニストなら誰もが一度は弾いてみたくなる、聴く人の心を躍動させる魅力に満ちた1曲ですね。

ロマン派スタイルを味わえる上質なピアノ曲をお探しなら、ぜひ演奏にチャレンジしてみてください。

おわりに

クラシック音楽史に名を刻む作曲家の大半は男性。

そのなかでセシル・シャミナードさんは、はじめて職業音楽家として生きた女性として、後世に語り継がれています。

彼女は、ご紹介した作品以外にも、数多くのピアノ作品を遺しています。

ご興味のある方は、ぜひ他の作品にも触れてみてはいかがでしょうか?