ラップが上手い芸人。バトルも音源も登場!
人気番組『フリースタイルダンジョン』のブームをキッカケに現在ではシーンの中心となりつつあるヒップホップ。
シーンの人間だけではなく、タレントや芸人の方もラップに取り組む方が多く、特に最近では『フリースタイルティーチャー』という番組が注目を集めています。
今回はそんな現在のヒップホップシーンでも注目を集める、ラップが上手い芸人の方々をピックアップしました。
バトルが強いというわけではなく、ラップの上手さを基準にしているので、音源も登場します!
ラップが上手い芸人。バトルも音源も登場!
若林正恭

いまや、テレビで見ない日はないほどの活躍でバラエティー会を席巻しているお笑いコンビ、オードリーの若林正恭さん。
相方の春日俊彰さんのインパクトから「じゃない方芸人」とも呼ばれ、さらに歌がうまくないことでも知られていますが、実は、MC.wakaを名乗ってmiwaさんのライブでコラボしたり、星野源さんとのコラボシングルでラップを披露されていることをご存じでしたでしょうか。
持ち前のワードセンスを駆使したユーモアにあふれるリリックは、若林正恭さんの底知れない才能を再確認させられますよね。
人見知りというイメージとのギャップも印象的な、ぜひ一度聴いてみてほしいラッパーです。
盛山晋太郎

王道のしゃべくり漫才からキャラクターに扮したコントまで、その幅広いセンスで人気を博している見取り図。
ツッコミの盛山晋太郎さんはNSCでラップ講師を担当したりオリジナルのラップソングを配信リリースしたりなど、そのスキルの高さでも知られています。
見た目がCreepy NutsのR-指定さんに似ていると言われていることも多いですが、ルックスだけでなく一部ではラップのスキルでも迫るものがあると言われているのだとか。
ツッコミとしてのワードセンスや頭の回転も納得の、今後注目してほしいラッパーです。
溝上たんぼ

漫才の中でヒューマンビートボックスに合わせたラップを披露する芸風で注目を集めているコンビ、新作のハーモニカ。
ツッコミの溝上たんぼさんのラップは、お笑いでありながらも思わず聴き入ってしまうタイトなフロウが印象的です。
もともとフリースタイルラップが得意であることから、即興でも絶妙なワードセンスを生み出しているところにもセンスを感じられるのではないでしょうか。
新時代の漫才スタイルを模索する、今後の活躍が期待されているお笑い芸人です。
mckj

mckjさんは芸人のなかでも特に高いスキルを持っています。
こりゃめでてーなの大江健次のソロプロジェクトとしての名義で、MCIバトルの大会はもちろんのこと、ABEMAで放送していたニュース番組『NEWS RAP JAPAN』でも何度か出演し、ラップを披露していました。
場慣れだけでいえば、間違いなくお笑い界でトップです。
フリースタイルに関しては、うまいにはうまいのですが、バイブスがもう一つ足らないのが弱点ですね。
杉本青空

芸人のなかで最もスキルが高いのは誰?
という話題に必ず名前があがる、からし蓮根の杉本青空さん。
ハッキリ言って彼のフリースタイルのレベルは普通にラッパーと変わりません。
UMBの地方予選でも1回や2回は勝ち上がれるだけの実力を持っています。
韻が踏めるのはもちろんのこと、アンサーを返しながらケツでしっかり踏める能力も持っているため、フリースタイルという観点だけでいえば、間違いなくお笑い界で3本の指には入るでしょう。
久保田かずのぶ

2017年のM-1グランプリ王者として知られる、とろサーモンのボケを担当している久保田かずのぶさん。
芸人としての実力はもちろん、MCサーモン名義でラッパーとしても活動していることをご存じでしたでしょうか。
とくに、バラエティー番組『千鳥のクセがスゴいネタGP』で披露されることが多い毒をはらんだアグレッシブなラップは、久保田かずのぶさんのキャラクターも相まって、圧巻の存在感を示しています。
頭の回転が速いことから、フリースタイルやディベートにも強い、芸人界きっての実力派ラッパーです。