【邦楽ヒップホップ】日本語ラップの名曲
2010年代のフリースタイルブームによって、再び日の目を見るようになった日本語ラップ。
インターネットを通じてUSのラップも一般の層に入りやすくなったため、日本でもHIPHOP人気が伸びています。
今回は、そんな日本語ラップの名曲をセレクトしてみました!
1990年代や2000年代のオールドスクールから、現代のシーンを引っぱる優秀な新人ラッパーの名曲などもピックアップしています。
昔のラップが好きな方も、現在のトラップが好きな方も楽しめるので、ぜひ最後までご覧ください!
【邦楽ヒップホップ】日本語ラップの名曲(1〜5)
Grateful Days featuring Aco, ZeebraDragon Ash

日本のミクスチャー・ロックシーンを代表するDragon Ashが、感謝をテーマに制作した珠玉の一曲です。
仲間や家族への思いが込められた歌詞は、聴く人の心に染み渡ります。
スマッシング・パンプキンズの「Today」のギターフレーズをサンプリングし、ACOさんとZeebraさんをゲストに迎えた本作は、1999年5月にリリースされ、オリコンチャートで初の1位を獲得しました。
友人との再会に感化されて書かれたという歌詞は、日常の中で感じる大切な人への感謝を見事に表現しています。
音楽を通じて人とのつながりを感じたい方におすすめの一曲です。
人間発電所BUDDHA BRAND

1989年に結成されたヒップホップグループ、BUDDHA BRAND。
1988年にメンバーであるMASTERKEYさんがニューヨークに渡った際、DEV LARGEさんとNIPPSさんに知り合い結成されました。
1995年にリリースされたデビューソング『人間発電所』は当時、メジャー、アンダーグラウンドを問わず、でブームを起こした作品です。
ニューヨーク仕込みの本格的なフロウが印象的です。
ぜひチェックしてみてください!
知らざぁ言って聞かせやSHOWTOKONA-X

東海を代表する伝説のラッパー、TOKONA-Xさん。
26歳に熱中症によって亡くなりました。
全盛期に亡くなったから伝説になったわけではなく、生前の20代とは思えない貫禄から伝説と扱われている、実力派のラッパーです。
なかでもバイブスに関しては非常に熱く、般若さんに匹敵するほどの引き込む力を持っています。
こちらの『知らざぁ言って聞かせやSHOW』は、そんな彼の音源のなかでも、特にバイブスが熱い名曲です。
High Land feat. Tiji Jojo, Vingo & YZERRBAD HOP

日常の束縛から解放され、雲の上へと飛翔する様子を描いた楽曲です。
BAD HOPが2020年7月に発表したアルバム『BAD HOP WORLD』に収録された本作は、自由と解放感をテーマにしています。
現実世界の制約を超えた至福の瞬間や、SNSには載らない特権的な体験が歌われており、リスナーに強く共感を呼びかけます。
Tiji Jojoさん、Vingoさん、YZERRさんが参加し、それぞれの個性が光る歌声とラップが魅力的です。
ストレスフルな日々から一時的に逃れたい時や、理想の自分を思い描きたい時におすすめの一曲です。
Walk This Way feat.AKLO [Pro.dubby bunny/Dir.Takuto Shimpo]ZORN
![Walk This Way feat.AKLO [Pro.dubby bunny/Dir.Takuto Shimpo]ZORN](https://i.ytimg.com/vi/tOS-Yx4Qb_M/sddefault.jpg)
日常の中にある小さな幸せと自分だけの道を歩む決意を描いた楽曲です。
ZORNさんとAKLOさんによるコラボレーションで、2018年6月にリリースされました。
アコースティックなギターの音色が印象的で、二人のラップが見事に融合しています。
歌詞には「ポッケには夢とどうぶつビスケット」といった親しみやすい表現がちりばめられ、リスナーの共感を誘います。
本作は、自己の信じる道を歩むことの大切さを伝えており、人生の岐路に立つ方々に心強いメッセージを届けてくれるでしょう。