夏に聴きたい日本語ラップまとめ。邦楽ヒップホップの名曲
日本語ラップの夏ソングと聞くと、あなたは思い浮かべる曲はあるでしょうか?
普段からヒップホップを聴かないリスナーでも知っているグループの代表曲や、シーンをけん引してきた名アーティストの楽曲など、さまざまな曲がありますよね。
この記事では、そうした夏が近づいてくると聴きたくなるヒップホップを一挙に紹介していきますね!
クラシックとも呼べる往年の名曲はもちろん、最近注目されているアーティストの楽曲の中にもオススメの曲がたくさんあるので、ぜひこの記事ですてきな曲を見つけてみてください。
夏に聴きたい日本語ラップまとめ。邦楽ヒップホップの名曲(1〜10)
it’s okayLANA

夏の夕暮れにぴったりのメロディが心に響く、そんな1曲です。
LANAさんのハスキーでソウルフルな歌声が、アコースティックギターの温かい音色と見事に調和し、過ぎゆく夏の切ない情景を鮮やかに描き出しています。
本作はヒップホップをルーツに持ちながらも、どこか懐かしく、そして新しいポップスとして多くのリスナーの心をつかんでいます。
はかない夏の出会いや別れといった、誰もが経験するような感情にそっと寄り添ってくれる優しい作品ではないでしょうか。
この楽曲は2024年8月にLANAさん自身のレーベル「LANA MUSIC」からリリースされ、同年11月にはファン待望のファーストアルバム『20』にも収録されました。
2025年の「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスは、その歌唱力の高さを改めて証明し、多くの視聴者を魅了したことも記憶に新しいですね。
夏の終わりの少し寂しい気持ちや、大切な思い出を振り返りたい時に、ぜひ聴いてみてください。
GoodtimeSALU

チルなフロウに定評のあるメジャーアーティスト、SALUさん。
ヒップホップシーンにこだわらない部分が、良い意味でも悪い意味でも目立っているイメージですね。
そんな彼の魅力はなんといっても、ゆるいフロウとファンタジックなリリックではないでしょうか?
こちらの『Goodtime』も、ファンタジックなリリックが印象的な作品です。
夏っぽいメロディながらも、どこか涼しげな雰囲気もただよわせていますね。
この曲が収録されているアルバム『COMEDY』はすべての曲を通して、「視点によって変わる価値観」というメッセージがこめられています。
ぜひアルバムの方もチェックしてみてください!
サマージャム’95鎮座DOPENESS × 環ROY × U-zhaan

ヒップホップの夏ソングというと「夏サイコー!」的なノリノリの曲が多いイメージがありますよね。
ですが、夏は暑すぎてどちらかというと好きじゃない人もいるんじゃないでしょうか。
そんな人にオススメなのがこちら『サマージャム’95』です。
タブラのゆるいビートと、ゆるめのリリックが、ダラダラするときに最高のBGMになってくれます。
Soda Water唾奇

『流派-R』で最もアツいラッパーとして紹介されてから爆発的に知名度を獲得した、レペゼン沖縄県のラッパー、唾奇さん。
聴き取りやすいライミングが印象的なラッパーですね。
そんな彼が歌うこちらの『Soda Water』は、JinmenusagiさんやSweet Williamさんといった有名なトラックメイカーやラッパーが参加しているアルバム『2 HORNS CITY #1 – MARS DINER -』に収録されています。
夏の夜をイメージさせるスムースな1曲です。
フラッシュバック、夏。RHYMESTER

RHYMESTERといえば、夏をテーマにした作品が多く登場しますよね。
そんな彼らの数ある夏ソングの中から、とくにオススメしたいのが、こちらの『フラッシュバック、夏』。
トラックはギターのサウンドが際立つジャズテイストなものに仕上げられています。
そこにRHYMESTERの遊び心のあるライムが、作品に良いアクセントを加えているんですよね。
日本のヒップホップの楽曲としては珍しく、オリコン16位という高順位を記録しています。
Feel feat. IO, 唾奇 & Yo-SeaDJ CHARI & DJ TATSUKI

DJ CHARIさんとDJ TATSUKIさんが手がけた、夏の夕暮れにぴったりなメロウな1曲です。
IOさんの心地よいフロウ、唾奇さんの深みのある声、そしてYo-Seaさんの美しいフックが絶妙に溶け合い、聴く人の心に優しく響くのではないでしょうか。
本作は、どこか懐かしさを感じさせつつも新鮮な魅力があり、聴けばエモーショナルな気分に浸れること間違いなしの1曲に仕上がっています。
2018年4月に公開された作品で、同年の名盤『THE FIRST』にも収録されています。
夏のドライブデートのBGMや、海辺でゆったりと過ごしたい時間に聴けば、最高の雰囲気を演出してくれるはずです。
この夏、心地よいメロディに身を任せて、すてきな時間を過ごしてみてください。
One Love feat. kZmBIM

夏の夕暮れ、ちょっとセンチメンタルな気分に浸りたい時にぴったりなのが、BIMさんとkZmさんのコラボレーションナンバーです。
2020年8月に先行配信され、同月リリースのアルバム『Boston Bag』にも収録された本作は、G.RINAさんプロデュースによるトロピカルでメロウなダンスホール調のサウンドが特徴です。
「One Love」をテーマに、夏の恋の甘酸っぱさや揺れる心、夢を追う姿が描かれ、どこか歯がゆいような雰囲気も感じられます。
盟友ならではの息の合った二人のやり取りも聴きどころ。
Heiyuuさんが監督したMVでは、二人の表情からもどかしさが伝わってきますよ。
夏のドライブや、一人で物思いにふける夜にぜひ聴いてみてください。







