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歴史を変えたヒップホップ・クラシック

歴史を変えたヒップホップ・クラシック
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歴史を変えたヒップホップ・クラシック

海外では長年にわたって愛されているヒップホップの名曲を『ヒップホップ・クラシック』と言います。

今回はそんなヒップホップクラシックのなかでも、特にヒップホップシーンに大きな影響を与えた名曲をピックアップしました。

1990年代の名曲から1970年代のヒップホップの原曲となる作品まで紹介しています。

後半の楽曲は日本ではマイナーなものも多いので、良い曲を探している方は必見です!

それではごゆっくりとお楽しみください。

歴史を変えたヒップホップ・クラシック(1〜20)

Paid In FullEric B. & Rakim

今では当たり前のように使われている「リリシスト」という言葉ですが、現在のヒップホップの原型が固まってきた1980年代のヒップホップシーンでは、そこまで一般的な言葉ではありませんでした。

そんなリリシストという概念や言葉を、世の中に広めたデュオが、こちらのエリックB・アンド・ラキム。

こちらの『Paid In Full』は彼らのヒットチューンの1つで、独創的な比喩や擬人法などを用いたリリシズムがあふれるリリックが特徴です。

Fight The PowerPublic Enemy

Public Enemy – Fight The Power (Official Music Video)
Fight The PowerPublic Enemy

日本では珍しい文化ですが、海外ではラッパーが政治を斬ることは頻繁にあります。

そこから、そういった主張を楽曲に落とし込んだ作品も多く、それらは一般的に社会派ラップと呼ばれます。

そんな社会派ラップのパイオニアとして知られているグループが、こちらのパブリック・エナミー。

こちらの『Fight The Power』は彼らのヒットチューンの1つで、前述したように社会に対する不満を描いた強烈なリリックが特徴です。

La-Di-Da-DiDoug E. Fresh & The Get Fresh Crew

現在ではヒップホップはサグなバックボーンを持つ人間がやるものというイメージがありますが、1980年代はエヌ・ダヴリュー・エーのようなサグなラッパーはマイノリティで、エンターテインメント要素の強いヒップホップが主流でした。

そんな1980年代のヒップホップを代表する名曲の1つが、こちらの『La-Di-Da-Di』。

ビートボックスとラップという組み合わせで、ビートの打ち方からフロウから、何から何までがオールドスクールな1曲です。

Straight Outta ComptonN.W.A

N.W.A. – Straight Outta Compton (Official Music Video)
Straight Outta ComptonN.W.A

ギャングスタラップのパイオニアとして現在も多くのラッパーやヘッズに影響を与えた、偉大なヒップホップクルー、エヌ・ダヴリュー・エー。

日本でもご存じの方は多いと思います。

こちらの『Straight Outta Compton』はエヌ・ダヴリュー・エーの作品のなかで、最も知名度が高いことで知られており、現在でも根強い人気をほこります。

個人的にリリシストとして知られるアイス・キューブさんのバースがすばらしいと思うので、ぜひ和訳の方もチェックしてみてくださいね。

Big Pimpin’ ft. UGKJay Z

世界で一番、資産の多い音楽家として知られているラッパー、ジェイ・Zさん。

ヒップホップに詳しくない方でもご存じなのではないでしょうか?

そんな彼の作品のなかでも、特にオススメしたい楽曲が、こちらの『Big Pimpin’ ft. UGK』。

彼の最大のヒットチューンの1つですね。

ニューヨーク出身の彼ですが、この楽曲を聴いてもらえればわかるように、西海岸のような、ゆるいフロウを取り入れているのが特徴です。

C.R.E.A.M.Wu Tang Clan

Wu-Tang Clan – C.R.E.A.M. (Official HD Video)
C.R.E.A.M.Wu Tang Clan

独特のスタイルで人気を集めたヒップホップグループ、ウータン・クラン。

カンフーをテーマにしたグループ名ですが、楽曲の方もそういった特色が強く、ユニークな作品が多いことで知られています。

そんな彼らの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『C.R.E.A.M.』。

最大のヒットチューンの1つで、ユニークなラップはもちろんのこと、それぞれのバースが際立っています。

ここまでメンバーの個性が全て発揮されているグループは少ないので、ヒップホップを学んでいきたい方は要チェックの作品です。

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