夏におすすめの洋楽ヒップホップの名曲
ヒップホップと夏。
夏をテーマにした作品が多いように思えるヒップホップですが、意外にもそういったテーマのヒットソングは、多いとは言えない部分があるんですよね。
というわけで、今回は夏にオススメの洋楽ヒップホップをセレクトしてみました!
夏をテーマにしているものはもちろんのこと、夏の定番ソングとして海外で親しまれている作品など、さまざまな観点から夏にピッタリな曲をチョイスしています。
オールドスクールの名曲も登場するので、90’sや2000年代のヒップホップが好きな方は要チェック!
夏におすすめの洋楽ヒップホップの名曲(1〜10)
SummertimeThe Jazzy Jeff & Fresh Prince

アメリカ出身のヒップホップデュオ、DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスの『Summertime』は、夏にマッチする爽やかなミドルテンポのナンバー。
女性コーラスが美しく、ヒップホップチューンでありながら、ポップスやR&Bのように気軽に聴けるのが魅力的です。
曲全体は夏によく合う明るい雰囲気ですが、その中に哀愁がただようダウナーなエッセンスも加えられていて、そのハイブリッドなサウンドは聴けば聴くほどハマってしまいます。
夏の風のようにスッキリしたサウンドをベースにしつつも、エモーショナルなラップが深く鳴り響き、そのコントラストにもグッときますね。
Mo Money Mo ProblemsThe Notorious B.I.G.

ノトーリアス・B.I.G.さんは、アメリカ、ニューヨークのラップシーンを盛り上げてきた、90年代を象徴するようなラッパーの1人です。
1997年のアルバム『Life After Death』は第40回グラミー賞で最優秀ラップアルバムを受賞するなど、音楽業界全体からも高く評価されている彼。
中でも『Mo Money Mo Problems』は、夏にピッタリのきらびやかな雰囲気がたまらないヒップホップチューン。
この曲のイントロではアメリカの歌手、ダイアナ・ロスさんの『I’m Coming Out』がサンプリングされていて、原曲のさわやかなイメージをうまく活かしているのでとってもクールです!
Gin And JuiceSnoop Dogg

ウエスト・コースト・ヒップホップの金字塔として知られる本作。
スヌープ・ドッグさんのリラックスしたフローと、Dr. Dreのプロデュースによるグルーヴィなビートが絶妙にマッチしています。
1994年1月にリリースされ、ビルボードホット100で8位を記録。
1995年のグラミー賞にもノミネートされました。
ロングビーチでの日常を描いた歌詞は、90年代のヒップホップカルチャーを象徴しています。
夏のドライブやBBQなど、アウトドアシーンにぴったりの一曲。
西海岸の雰囲気を味わいたい方にオススメです。
You Got Me ft. Erykah BaduThe Roots

独特の音楽性で世界的に高い評価を受けたネオソウルバンド、ザ・ルーツ。
彼らの楽曲は、ジャズやソウルに、ファンクやヒップホップを融合させた独自のスタイルが特徴です。
本作は、1999年2月にリリースされた曲で、エリカ・バドゥさんがコーラスを担当しています。
遠距離恋愛の困難や信頼をテーマにした歌詞は、多くの人の心に響くでしょう。
アルバム『Things Fall Apart』からのシングルとしてリリースされ、グラミー賞も受賞しました。
夏の夜、静かに聴き入りたい方にオススメです。
ネオソウルとヒップホップの融合を楽しみたい方も必聴の1曲ですよ。
Nuthin’ But a G Thang Ft. Snoop DoggDr. Dre

アメリカ国内で1000万枚以上の売上げを記録した、ドクター・ドレーさんの『Nuthin’ But a G Thang Ft. Snoop Dogg』。
本作は1992年にリリースされたアルバム『The Chronic』に収録のナンバーで、ファンキーでご機嫌なノリが夏にピッタリなんです。
『The Chronic』は、ビルボードのR&B、Hip Hopチャートで1位を記録し、中でも『Nuthin’ But a G Thang Ft. Snoop Dogg』はギャングスタラップというジャンルを発展された、個性が際立った爽快なナンバーです。
夏によく合う90年代のヒップチューンを探しているなら本作はイチオシですよ!
SomebodyLatto

1998年のアリーヤの名曲『Are You That Somebody?』を巧みにサンプリングしたのがラットーさんの最新作です。
アトランタ出身のラッパーであるラットーさんは、2016年のリアリティ番組『The Rap Game』で優勝し、その後『Big Energy』でBillboard Hot 100の3位を記録するなど着実に実力を証明してきました。
本作は2025年5月にリリースされ、恋愛における信頼と情熱をテーマにしたメロウなラブソングとして仕上がっています。
ジャマイカで撮影されたミュージックビデオでは竹のいかだに乗って川を下る様子が描かれ、夏のバイブスを存分に感じられる内容です。
ドライブ中の車内や夏の夕暮れ時のリラックスタイムにピッタリで、90年代R&Bの雰囲気と現代的な感性を融合させた魅力的な1曲となっています。
ShoopSalt N’ Pepa

ヒップホップの女性グループとして先駆的な存在だったソルト・ン・ペパーの代表曲。
1993年9月にリリースされた本作は、女性の自信とセクシュアリティを大胆に表現しています。
男性主流のヒップホップシーンで、女性の視点から性的な欲求を歌う斬新さが話題を呼びました。
アルバム『Very Necessary』からのリードシングルとして、Billboard Hot 100で4位を記録。
映画『Deadpool』などでも使用され、幅広い世代に親しまれています。
夏のビーチパーティーや、女子会のBGMとしてぴったり。
エネルギッシュな女性たちの力強さを感じられる一曲です。