夏におすすめの洋楽ヒップホップの名曲
ヒップホップと夏。
夏をテーマにした作品が多いように思えるヒップホップですが、意外にもそういったテーマのヒットソングは、多いとは言えない部分があるんですよね。
というわけで、今回は夏にオススメの洋楽ヒップホップをセレクトしてみました!
夏をテーマにしているものはもちろんのこと、夏の定番ソングとして海外で親しまれている作品など、さまざまな観点から夏にピッタリな曲をチョイスしています。
オールドスクールの名曲も登場するので、90’sや2000年代のヒップホップが好きな方は要チェック!
夏におすすめの洋楽ヒップホップの名曲(21〜40)
People EverydayArrested Development

1992年にリリースされた、あの夏の名曲。
デビューアルバム『3 Years, 5 Months & 2 Days in the Life Of…』に収録されたこの曲は、社会的なメッセージを込めつつ、夏の暑さを感じさせるグルーヴィーなサウンドが魅力です。
アフリカ系アメリカ人コミュニティ内での対立や、日常の中で直面する人種的・社会的な緊張を描いた歌詞は、今なお多くの人々の心に響きます。
アレステッド・ディベロプメントが伝えたかった「愛と団結の大切さ」というメッセージは、夏のバーベキューやビーチパーティーで聴くのにぴったり。
ポジティブな気持ちで夏を楽しみたい人にオススメの一曲です。
I Got A ManPositive K

90年代を代表するラッパーとして名を馳せたポジティブ・Kさん。
ダンサブルなビートと軽快なフロウが印象的な本作は、男女の掛け合いを面白おかしく描いた楽曲です。
1992年12月にリリースされたこの曲は、デビューアルバム『The Skills Dat Pay Da Bills』のリードシングルとして大ヒットを記録。
Billboard Hot 100で14位を獲得し、ゴールドディスクにも認定されました。
恋愛のやりとりをコミカルに表現した歌詞は、夏の恋の始まりを思わせる爽やかさがあります。
暑い季節にぴったりの一曲なので、ビーチやプールサイドで楽しむのもオススメです。
Déjà Vu (Uptown Baby)Lord Tariq, Peter Gunz

スティーリー・ダンの『Black Cow』をサンプリングした、ロード・タリクさんとピーター・ガンズさんのデビュー曲。
ニューヨークの街並みやブロンクスへの愛を力強く表現しています。
1997年12月にリリースされたこの楽曲は、ビルボード・ホット100で9位を記録し、プラチナ認定も受けました。
本作は、夏の暑さを吹き飛ばすようなエネルギッシュなビートと、ニューヨークの雰囲気を存分に味わえるラップが魅力です。
ニューヨークの街の活気を感じたい方や、90年代のヒップホップを懐かしむ方にぴったりの一曲ですよ。
Rebirth of Slick (Cool Like Dat)Digable Planets

1993年にリリースされたディゲブル・プラネッツの『Rebirth of Slick (Cool Like Dat)』は、ジャズとヒップホップを融合させた独特のサウンドが特徴です。
アート・ブレイキーのサンプルを使用した洗練されたビートに、グループの3人がスムーズなフローで韻を踏んでいきます。
歌詞では、彼らのユニークなスタイルや音楽への愛、そしてヒップホップシーンへの誇りが表現されています。
この曲はビルボードホット100で15位を記録し、グラミー賞も受賞。
ジャズラップの代表作として、今も多くのファンに愛されています。
夏の暑い日にクールダウンしたい時や、リラックスした雰囲気を味わいたい時にオススメの一曲です。
I Said What I SaidDrumma Boy, Ludacris, Snow Tha Product

音楽プロデューサーのドラマ・ボーイさん、フィメールラッパーのスノー・ザ・プロダクトさん、そして一時期のヒップホップ・シーンで絶大な人気を集めたラッパー、リュダクリスさん。
この豪華な3人のメンバーによって作られた名曲、『I Said What I Said』。
トラックは現代的なトラップミュージックなのですが、リュダクリスさんの固い踏み方やフロウが一気に2000年代のヒップホップ・シーンを思い出させてくれます。