夏におすすめの洋楽ヒップホップの名曲
ヒップホップと夏。
夏をテーマにした作品が多いように思えるヒップホップですが、意外にもそういったテーマのヒットソングは、多いとは言えない部分があるんですよね。
というわけで、今回は夏にオススメの洋楽ヒップホップをセレクトしてみました!
夏をテーマにしているものはもちろんのこと、夏の定番ソングとして海外で親しまれている作品など、さまざまな観点から夏にピッタリな曲をチョイスしています。
オールドスクールの名曲も登場するので、90’sや2000年代のヒップホップが好きな方は要チェック!
夏におすすめの洋楽ヒップホップの名曲(61〜80)
Be FaithfulFatman Scoop

その名の通り、大きなボディーがトレードマークのラッパー、ファットマン・スクープさん。
彼が1999年にリリースした『Be Faithful』は、ラップグループのクルックリン・クランをフィーチャーした、ちょっと変わったヒップホップチューン。
ギターの音のような繰り返しのメインフレーズがずっとバックで流れており、大きな曲調の変化もありません。
しかし、その中でラウドなラップでガンガン攻めていくスタイルは、初めて聴くと実に不思議な感覚になり、ハマると一気にテンションが上がっちゃいます!
特に夏の太陽の下で思いっきり暴れたい時にかける曲としてピッタリですよ!
Me And My Crazy WorldLost Boyz

アメリカ、ニューヨーク出身のヒップホップグループ、ロスト・ボーイズ。
彼らが1997年にリリースした『Me and My Crazy World』は、グルービーなラップが夏に向けてテンションを一気に上げてくれる至高のナンバー。
その一方で、トラックはストリングスとガラス玉のようなシンセサイザーの音色をフィーチャーした、ちょっと変わったテイストになっているのも面白いポイント。
90年代らしいストーリー仕立ての不思議なミュージックビデオも面白いので、楽曲とあわせて一緒にチェックしてみてはいかがでしょうか?
Sittin’ Sidewayz ft. Big PokeyPaul Wall

デビュー・アルバム『The Peoples Champ』で、シーンに初登場したのにもかかわらず、いきなりビルボードのホットチャートで1位を獲得するという、とんでもない偉業を成し遂げたアメリカ出身のラッパー、ポール・ウォールさん。
そんな彼の名曲といえば、こちらの『Sittin’ Sidewayz ft. Big Pokey』。
前述したアルバムに収録されている作品で、当時、シーンにはなかったトラップミュージックが絶大な支持を集めました。
ダークなトラップが夏の夜のドライブを彩ってくれると思います。
ぜひチェックしてみてください。
Did It FirstIce Spice, Central Cee

ブロンクス出身のフィメールラッパー、アイス・スパイスさん。
ニューヨークのストリートから生まれた彼女のサウンドは、若者の心を掴んで離しません。
UKドリルとJerseyクラブを融合させた本作は、浮気する相手への報復をテーマにしたクールな一曲。
シンプルながら深みのある歌詞が、現代の恋愛事情を鋭く描写しています。
2024年7月にリリースされたデビューアルバム『Y2K!』に収録された意欲作で、アイス・スパイスさんの成長を感じさせる楽曲です。
洋楽の最新トレンドを押さえつつ、Z世代の感情を巧みに表現した本作は、夏のドライブのお供にピッタリですよ。
I Get Money50 Cent

リアルなラッパーとして、いまだに多くのヘッズから人気を集める、50セントさん。
父親を知らず、15歳のときに彼を生んだ母親も何者かによって殺されてしまい、12歳から”アレ”の売買を仕事としてやっていたりと、非常に荒れた環境で10代を過ごしてきたそうです。
音楽性にもそういった過去が強く反映されており、彼の曲ではお金の話がよく登場します。
こちらの『I Get Money』もそういった作品の一つで、成り上がりを描いた王道のヒップホップに仕上げられています。
だらけがちな夏にガツンと喝をいれたい方は、ぜひチェックしてみてください。