夏におすすめの洋楽ヒップホップの名曲
ヒップホップと夏。
夏をテーマにした作品が多いように思えるヒップホップですが、意外にもそういったテーマのヒットソングは、多いとは言えない部分があるんですよね。
というわけで、今回は夏にオススメの洋楽ヒップホップをセレクトしてみました!
夏をテーマにしているものはもちろんのこと、夏の定番ソングとして海外で親しまれている作品など、さまざまな観点から夏にピッタリな曲をチョイスしています。
オールドスクールの名曲も登場するので、90’sや2000年代のヒップホップが好きな方は要チェック!
夏におすすめの洋楽ヒップホップの名曲(76〜80)
Kick PushLupe Fiasco

シカゴ出身のラッパー、ルーペ・フィアスコさんのスケートに対する愛がこめられた名曲『Kick Push』。
キャッチーでクールなトラックの上で、やわらかいフローとデリバリーを使いながら、悪ガキとして扱ってくるスケートの反対派に対して、アンチテーゼのようなリリックをぶつけた楽曲です。
スケートの魅力もリリックのなかで紹介されています。
スケートのように心地よく流れていくメロディーが、天気のいい晴れの日にピッタリだと思います。
Sittin’ Sidewayz ft. Big PokeyPaul Wall

デビュー・アルバム『The Peoples Champ』で、シーンに初登場したのにもかかわらず、いきなりビルボードのホットチャートで1位を獲得するという、とんでもない偉業を成し遂げたアメリカ出身のラッパー、ポール・ウォールさん。
そんな彼の名曲といえば、こちらの『Sittin’ Sidewayz ft. Big Pokey』。
前述したアルバムに収録されている作品で、当時、シーンにはなかったトラップミュージックが絶大な支持を集めました。
ダークなトラップが夏の夜のドライブを彩ってくれると思います。
ぜひチェックしてみてください。
Party Ain’t A PartyQueen Pen

華やかでカリスマ的なセンスが魅力のラッパー、クイーン・ペンさん。
彼女は特に90年代のヒップホップシーンで活躍しました。
その中でも1998年にリリースされた『Party Ain’t a Party』は、タイトルのフレーズを繰り返すフックが印象的なナンバー。
この曲は、ミスター・チークスさんを始めとしたさまざまなラッパーをフィーチャーしており、彼らのラップがクイーンさんのラップと絶妙にマッチしていて、夏にバッチリ合う透明感のある雰囲気を感じさせてくれますよ!
Lean Back ft. Fat Joe, Remy MaTerror Squad

ブロンクスを代表するグループの一つとして知られている、テラー・スクワッド。
知らない方に説明しておくと、ビッグ・バンさんやファット・ジョーさんといった、ヒップホップ・シーンの重鎮たちが在籍していたチームで、国際的な支持を集めていました。
こちらの『Lean Back ft. Fat Joe, Remy Ma』は、そんなテラー・スクワッドの名曲として名高い作品で、アラビアンをイメージさせる独特のトラックと、オールドスクールでハードコアなスタイルのラップが人気を集めました。
暑い夏は、やる気が出ないこともあると思います。
そんなときに、この曲を聴くとやる気があふれてきますよ!
California Love feat. Dr. Dre2Pac

西海岸を象徴する楽曲といえば、2パックさんの本作をイメージする方も多いのではないでしょうか?
1995年にリリースされた本作は、非常に高い評価を世界的に受けました。
カリフォルニアの自由で楽観的な雰囲気を反映した歌詞と、強烈なシンセサウンド、力強いリズムが特徴的です。
2022年のスーパーボウルLVIのハーフタイムショーでは、Dr. DreさんとSnoop Doggさんによって披露されました。
夏のドライブやビーチ、バーベキューのBGMとして最適な一曲です。
西海岸のヒップホップを掘り下げたい方は、ぜひチェックしてみてください。