DTM用パソコン選ぶときに重要な8つのポイント
DTMを始めようと思ったとき、まず一番に必要なものはパソコンです。
しかし、DTM初心者の中には、「どの程度のスペックのパソコンがいいかわからない!」なんて悩んでいる方もいるはず。
そこで、今回はDTM用のパソコンの選び方について詳しく書いていこうと思います。
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6. メモリを選ぶ
DTMでのメモリの役割
メモリはパソコンが処理を実行する作業領域です。
私達の身近な物だと机に例えられることが多いです。
DTMでは、主にソフトウェア音源やエフェクトを一時的に格納しておく場所としてメモリが多く使用されます。
メモリに格納しておくことで、素早く使用できるのです。
メモリが少ないとどうなるの?
CPUと同様に、メモリが少ない場合の簡単な弊害例を挙げてみましょう。
勉強する時に、辞書の文章をノートに書き写す必要があったとします。
しかし、勉強をする机はノートくらいしかない小さなものでした。
この場合、辞書を置く場所がなくなり、非常に勉強しづらい状態になってしまいますね。
これと同じで、メモリが少ないとパソコンが作業する場所が少なくなってしまう訳です。
結果、CPUにも必要以上の負荷がかかりますし、最悪DAWが落ちてしまうことすらあります。
メモリ容量を選ぼう
私がオススメするメモリの容量は、8GB ~ 12GB以上です。
大体の場合8GBあれば問題ないと思いますが、かなり重いプラグインをいくつも使うと足りなくなる場合もあります。
実際、私の以前のiMacでは完成間近の曲で9GBほどメモリを使用していたこともあります。
逆に12GBを超えたことはありません。
メモリは別途購入した方が安い
メモリは別途購入した方が安い場合が多いので、メモリの増設は自分でやってみるのも良いでしょう。
私も自分で交換をしています。
7. ストレージ(HDD or SSD)を選ぶ
ストレージ容量を選ぶポイント
DTMにおいてのストレージ領域の決め手は、追加のプラグインをどれだけインストールするかの一点です。
大きいものだと50GBや100GB以上あるようなプラグインも存在します。
中には、外付けHDDなどにインストールできるものもありますが、基本的には内蔵HDDにインストールすることが多いので、今後色々なプラグインを追加していきたい方は500GB ~ 1TB以上のものをオススメします。
DAWだけでも結構な容量が必要になってくるので、プラグインを追加予定がない方でも、最低250GB程度は確保しておくことをオススメします。
SSDにしたい場合
また、処理の高速化のために、ストレージをSSDにしたい方もいると思います。
SSDの価格は年々下がってきてはいるものの、まだまだHDDと比べて高値です。
そこで、私がオススメしたいのは、SSDとHDDを両方積んでいるパソコンです。
(Macでの名称はFusion Drive)
OSはSSDにインストールし、プラグインはHDDにインストールしてあげれば、高速化しつつSSDの容量節約もできます。
8. USBポート数を選ぶ
DTMでは、オーディオインターフェースを始め、MIDIキーボードやiLokなど、USBで接続する機器が何かと多いので、USBポート数は多ければ多いほど良いです。
USBハブを使ってポート数を増やすこともできますが、オーディオインターフェースや、MIDIキーボードなどはレイテンシー(音の遅延)を抑えるためにもパソコンに直接挿した方が良いです。
DTM以外でもUSBを使うことを考えたら、最低でも4ポートくらいは欲しいところです。
本当に最小限でいいという方でも2ポートは確保しておきましょう。
ただ、最近のMacは小型薄型化を図っているのか、USBポートの数が年々少なくなってきています。
Macを使うDTMerにとってはこれは死活問題ですね。
まとめ
DTMに向いているパソコンの目安
以上のことを踏まえた上で、私がDTMに向いていると思うパソコンの目安はMacBook Proです。
USBポートが少ないことだけが残念ですが、このMacBook Proと同等程度のパソコンを買えば、ストレスなくDTMを楽しむことができます。
最後に
DTMでのパソコン選びは今後のDTMライフを大きく左右させる選択なので、後悔しないようにしたいですね。
低スペックなパソコンでもDTMができない訳ではありませんが、できることが限られてしまったり、作業効率が著しく落ちたりしてしまいます。
金銭面に余裕がある場合は、ある程度性能の高いパソコンをオススメいたします。
ちなみに、私は自分がやりたいことができるスペックの少し上を目指してパソコンを選ぶことにしています。
ライタープロフィール
DTMer
カンナミユート
都内在住のDTMer・ベーシスト・ブロガー。
普段は会社勤めのプログラマーで、週末ミュージシャン。
主にYouTubeやニコニコ動画などで音楽活動中。
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