ドレスコーズの名曲・人気曲
ドレスコーズはかつて毛皮のマリーズのボーカリストとして活躍していた志磨遼平さんを中心に結成されたロックバンドです。
志磨さんが敬愛するイギリスのロックンロールを思わせる楽曲から、打ち込みを駆使したダンサブルなナンバー、さらには国内のポップスを意識させる楽曲など、時代もジャンルも超えた楽曲が魅力です。
この記事では、彼らの楽曲の中からぜひ聴いてほしいオススメ楽曲を一挙に紹介していきますね!
拳を突き上げたくなるロックからキャッチーで聴き心地のいい楽曲まで、志磨さんが作り上げるドレスコーズの世界観を存分にお楽しみください。
ドレスコーズの名曲・人気曲(21〜40)
バンド・デシネドレスコーズ

2013年にリリースされた2枚目のアルバムのタイトルトラックがこの『バンド・デシネ』です。
もともと「バンド・デシネ」というのはフランス語で漫画を表す言葉で、毛皮のマリーズ時代から曲名や歌詞に「コミック」や「少年漫画」といいう言葉を使う志磨さんらしさが感じられます。
こうした普段聞き慣れない言葉を印象的に曲名や歌詞に入れ込んでくるのも彼が作る楽曲のおもしろさの一つでもありますね。
この曲は、歯切れのいいロックサウンドと耳なじみのいいキャッチーなメロディライン、人生観をつづった歌詞という、初期ドレスコーズを総括するような1曲だと言えるでしょう。
スローガンドレスコーズ

2015年にリリースされた『オーディション』に収録されている『スローガン』。
テクニカルなギターで幕を開けるこの曲は、疾走感があふれるロックナンバーです。
シンプルなバンド編成だからこそ、それぞれの楽器の思いが伝わってきますね。
どこかただようローファイな雰囲気が、イギリスやアイスランドのポストロックを感じさせます。
短歌や詩のような文学的な歌詞も魅力的です。
毎日に悩みながら愛や人生を諦めないあなたにエールをくれますよ。
Automatic Punkドレスコーズ

激しく演奏されるパンクを体現したような楽曲です。
この曲はライブで演奏されれば一瞬にして会場が彼らの空気に飲み込まれるんですよね。
楽曲中盤にある無骨なギターソロ、シンバルの鋭いサウンド、歪んだベース、攻撃的でかっこいいドレスコーズが聴けます。
ハッピー・トゥゲザードレスコーズ

ちょっと哀愁が漂うけれど前を向いている。
そんな世界観が好きな人や邦ロックファンにたまらない必聴チューンです!
2024年10月にリリースされた本作は、ドレスコーズの志磨遼平さんの自叙伝『ぼくだけはブルー』と深く関連しています。
ポップなメロディに乗せて、志磨さんの独自の視点や哲学が表現されていて、グッとくるのではないでしょうか。
孤独や自己発見の過程を描いたラブソング。
人生の絶頂期を象徴するような場面が描かれていて、夢のはかなさや終わりが来ることを示唆しているんです。
若さあふれる複雑な心情にギュッとつかまれます。
エゴサーチ&デストロイドレスコーズ

2017年発売のアルバム「平凡」に収録されている楽曲です。
聴きやすいポップな曲調ですが、歌詞の意味合いがとても深く、アルバムタイトルである「平凡」という言葉について、ついつい考えてしまう作品です。
トリッキーなMVも必見ですよ。
おわりに
ドレスコーズのオススメの楽曲を一挙に紹介しました。
熱いメッセージが込められたロックンロールはもちろん、聴いているだけで踊りたくなるようなキャッチーなナンバーや、心の奥にジーンと来る温かい楽曲までさまざまでした。
この記事で紹介した楽曲を通してドレスコーズを気に入ったらぜひライブにも足を運んでみてくださいね!