ドレスコーズの名曲・人気曲
ドレスコーズはかつて毛皮のマリーズのボーカリストとして活躍していた志磨遼平さんを中心に結成されたロックバンドです。
志磨さんが敬愛するイギリスのロックンロールを思わせる楽曲から、打ち込みを駆使したダンサブルなナンバー、さらには国内のポップスを意識させる楽曲など、時代もジャンルも超えた楽曲が魅力です。
この記事では、彼らの楽曲の中からぜひ聴いてほしいオススメ楽曲を一挙に紹介していきますね!
拳を突き上げたくなるロックからキャッチーで聴き心地のいい楽曲まで、志磨さんが作り上げるドレスコーズの世界観を存分にお楽しみください。
ドレスコーズの名曲・人気曲(1〜10)
ピーター・アイヴァースドレスコーズ

アコースティックギターの小気味いい音色が響く、この曲。
2021年に発売された7枚目のアルバム『バイエル』の最後に収録された楽曲で、大橋裕之さん原作、岩井澤健治さん監督のアニメ映画『音楽』の主題歌に起用されました。
コアなファンを多く持つアメリカのミュージシャン、ピーター・アイヴァースさんの名前を冠しているこの曲。
「音楽は自由」……なんて言葉ではくくれないぐらい懐の深い文化を、歌詞とタイトルで表現しているように感じられます。
どろぼうドレスコーズ

パンキッシュな雰囲気を持った、勢いのあるロックチューンです!
2013年にリリースされたセカンドアルバム『バンド・デシネ』に収録されています。
ばちばちにゆがんだギターサウンドに力強いドラミング、そして志磨さんのハスキーな歌声。
どこをどう切り取ってもかっこいいです。
欲張りな自分のことをどろぼうに例えた、ちょっぴりやるせない歌詞もまた魅力的。
約2分という短い演奏時間の中に、ドレスコーズの音楽性がぎゅっと詰まっているんです。
この悪魔めドレスコーズ

心がざわめく時には衝動的な音楽でストレスを発散したくなりますよね。
ロックバンド・ドレスコーズが2014年にリリースした『1』に収録されている『この悪魔め』は、疾走感があふれるエモーショナルなナンバーです。
アップテンポで展開するサウンドは、ライブで聴くとテンションが上がりそうですね!
BLUE HEARTSなどの哲学的なパンクロックが好きな方は、ぜひ聴いてみてください。
ノリと勢いと美しいメロディーが心に響きますよ。
ドレスコーズの名曲・人気曲(11〜20)
コミック・ジェネレイションドレスコーズ

『コミック・ジェネレイション』は志磨遼平さんが組んでいた前身バンドである毛皮のマリーズの代表曲です。
2016年に映画『溺れるナイフ』の主題歌としてドレスコーズ名義で再録されることになりました。
この曲は、毛皮のマリーズ、あるいはドレスコーズらしい、言い換えるならば志磨遼平ワールド全開の、ロックンロールな伴奏に不器用なまでに真っすぐに愛がつづられているという、ファンならずとも心のど真ん中を撃ち抜かれるような作品に仕上がっています。
それでいてメロディラインはキャッチーで親しみやすく、映画でこの曲を聴いて気になっていた方も多いのではないでしょうか?
エゴサーチ・アンド・デストロイドレスコーズ

没個性にならざるをえない現代社会に切り込んだ作品です。
2017年に発売された5枚目のアルバム『平凡』その7曲目に収録されたこちらの楽曲。
バンドサウンドを軸に展開される、少しレトロな印象も受ける音像がクールに響きます。
そしてやっぱり1番の特徴は歌詞じゃないでしょうか。
ユニークな雰囲気もあるんですが、その実「自分という存在」について、考えさせられるんですよね。
曲の世界観がしっかりと落とし込まれたMVも合わせて、ぜひ!
トートロジードレスコーズ

2013年にリリースされたこの曲は、4人の初期メンバーでの最後のシングルとなった曲です。
ドレスコーズらしいロックンロールを体現したようなギターサウンドと、これでもかというほどに詰め込まれたドラムのフィルインが印象的な楽曲です。
志磨遼平さんの歌声はいつも以上に力強く、歌詞の中で語られている「ロックンロールとはなにか」ということを歌声からも感じさせられますね。
とくに2番のサビ前、志磨さんがセリフのように言い放つ部分はとにかくかっこよく、ロックとともに生きていくという覚悟を感じ、心を動かされずにはいられません。
ヒッピーズドレスコーズ

ダンスミュージックの解放という宣言とともにリリースされた『Hippies E.P.』に収録された楽曲です。
ダンスホールを連想させるようなこの楽曲はこれまでのロックンロールスタイルでの楽曲とは異なりますが、それは志磨遼平さんが感じた「このメンバーであればもっとさまざまな音楽に挑戦していけるポテンシャルがある」というところからの1つの挑戦だったそうです。