LUNA SEAの名曲。通も唸る深い魅力を持つ楽曲たち
1990年代前半からメジャーシーンで活躍したLUNA SEAの楽曲には、ヒットチャートを賑わせた曲の陰に、思わず息をのむほど魅力的な楽曲が数多く存在します。
繊細なメロディーライン、RYUICHIさんの表現力豊かなボーカル、そして見事なツインギターコンビネーションを含めたメンバーそれぞれの個性が絡み合う独創的なサウンドは、隠れた曲にこそ光るものがあります。
「静と動」「光と影」を織りなすLUNA SEAの幻想的で美しい世界観にぜひ浸ってみてくださいね。
LUNA SEAの名曲。通も唸る深い魅力を持つ楽曲たち(1〜10)
UnlikelihoodLUNA SEA

きらびやかなヒット曲が並ぶ中で、あえて影の部分を表現したようなアルバム『SHINE』の6曲目をご存じでしょうか?
原曲を手がけたベースのJさんらしい重厚なグルーヴと、英語と日本語が交錯する歌詞が聴く者を現実と非現実の狭間へと引き込むロックナンバーです。
1998年7月に発売された本作は、RYUICHIさんが出演した清涼飲料水のCM曲としても起用されました。
1998年12月の東京ドーム公演など、重要な場面で演奏されてきたことからも、バンドにとって大切な一曲であることがわかりますよね。
光が強ければ影も濃くなるように、華やかな表題曲の裏にある彼らの深淵な世界観に触れたい方や、どっぷりと音の波に溺れたい夜にこそオススメしたい名曲です。
G.LUNA SEA

アグレッシブなギターリフと強靭なリズム隊が絡み合う、疾走感あふれるロックナンバーです。
オリジナルは90年代に発表された名盤『STYLE』の収録曲ですが、2023年11月に発売されたセルフカバーアルバム『STYLE』にて、現代の技術と円熟した演奏力で再構築されました。
「24時間耐久レース24 Hours of Le Mans」のテーマソングにも起用された実績を持つ本作は、まさにレースさながらのスリルと高揚感を味わえる仕上がりと言えましょう。
2023年10月にはミュージックビデオも公開され、そのエネルギッシュなパフォーマンスが再び注目を集めています。
ドライブのBGMや、ここぞという勝負の時に気持ちを奮い立たせたい方に、自信を持っておすすめできる1曲ですよ。
So Tender…LUNA SEA

結成30周年という節目にふさわしい円熟味を感じさせるのが、アルバム『CROSS』のラストを飾る本作です。
世界的プロデューサーのスティーヴ・リリーホワイトと共同制作され、INORANさんが原曲を手がけたこのミディアム・バラードは、冷たい雨や月の描写の中に確かな温もりを感じさせる歌詞が胸を打ちますよね。
あえてあっさりと終わる構成が、かえって深い余韻を残す点も秀逸です。
2019年12月に発売されたアルバム『CROSS』は、Billboard JAPANの総合チャートで首位を獲得するなど高い評価を受けました。
派手な展開よりも歌そのものの響きを大切にしたい時や、静かな夜に一人で想い出に浸りたいシチュエーションにこそ、優しく寄り添ってくれる一曲ですよ。
宇宙の詩~Higher and Higher~LUNA SEA

結成30周年を迎えた2019年5月に発売されたシングルで、バンドの新たな進化を感じさせる壮大なナンバーです。
世界的プロデューサーのスティーヴ・リリーホワイトさんと作り上げた音像は、宇宙のような広がりとロックの躍動感が融合し、聴いていて心が震えますよね。
TVアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のオープニングテーマとして書き下ろされた曲でもあります。
のちにアルバム『CROSS』にも収録された本作は、RYUICHIさんの伸びやかな歌声と重厚な演奏が絡み合い、ドラマチックな展開に引き込まれること間違いなし。
未来へ進む力強いメッセージは、挑戦する人の背中を優しく押してくれるはず。
LUNA SEAの美学が凝縮された名曲ではないでしょうか。
IN FUTURELUNA SEA

息つく暇も与えないような、高速ビートが突き刺さるロックチューンです。
LUNA SEAが1994年10月に発売し、チャート2位を記録した名盤『MOTHER』に収録されており、まさに知る人ぞ知る名曲といっても過言ではありません。
全編が漢字とカタカナで構成された歌詞は、無機質で冷たい未来像を強烈に描き出し、加工されたボーカルが焦燥感をかき立てます。
そしてサビで解き放たれる叫びがまた、胸に刺さるんです。
日常の閉塞感を打ち破りたい時、本作を聴けばその圧倒的な音の洪水が、心のモヤモヤを吹き飛ばしてくれるはずです。




