高齢者との会話に役立つ昔の言葉をご紹介!
介護関連の施設で働いていると、高齢者の言葉がわからないこともあるかもしれません。
時代の変化とともに使われなくなってきた昔の言葉を「老人語」とも言います。
「高齢者の方とコミュニケーションを円滑にとるために昔の言葉の意味を知りたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
今回は、介護現場で使える老人語をいくつかご紹介していきます。
現在でも身近にあるものばかりですので、日常会話ですぐに使えますよ。
高齢者に親近感を持ってもらえるように、会話でもぜひ活用してくださいね!
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高齢者との会話に役立つ昔の言葉をご紹介!
あつらえもの

「あつらえもの」といった表現を高齢者の方との会話の中で、でてくることもありますよね。
例えば「着物の布であつらえてバッグを作った」と嬉しそうにお話をされることも。
「あつらえもの」には、オーダーメイドの意味があります。
「着物の布であつらえてバッグを作った」なら、注文して特別に頼んでおいたバッグですね。
高齢者の方があつらえものの会話をしていたら、「特別感」をご一緒に共感してみてはいかがでしょうか?
共感してもらえ、高齢者の方もさらに嬉しい気持ちになっていただけそうですね。
会話が広がることにもつながるかもしれませんよ。
チョッキ

シャツやカットソーなどの上に着るノースリーブ風の服を「ベスト」や「ジレ」といいますよね。
高齢者の方の中には「チョッキ」と表現される方も、多いのではないでしょうか?
「チョッキ」と聞くと外国の言葉に感じますが日本語ですよ。
ジャケットの下のシャツの上に「直接着る」から「直着」になり、「チョッキ」になった由来があるそうです。
おしゃれに気を使う高齢者の方が、「チョッキ」を合わせたコーディネートすることもありますよね。
「チョッキ」の意味を知ると、高齢者の方との会話も盛り上がりそうですね。
ステテコ

「ステテコ」という言葉、懐かしいですね。
高齢者の方との会話で使うと、思わず笑顔になってもらえるかもしれません。
昔の思い出話に花が咲くきっかけにもなりそうです。
ただ、相手の方の様子を見ながら使うことが大切ですよ。
言葉が通じないと、かえって距離ができてしまうこともあります。
コミュニケーションを楽しむための道具として使えば、会話がより豊かになりますね。
高齢者の方と一緒に、昔の言葉で盛り上がってみてはいかがでしょうか。
チョッキ

「チョッキ」は子供向けの絵本のタイトルにも使われているので、職員の方も知っている方がいるのではないでしょうか?
「ベスト」のことを「チョッキ」といいますよ。
チョッキとベストはどちらも、ワイシャツやカットソーなどの上に着るノースリーブ状のトップスです。
チョッキは明治時代からある言葉で「肌に直接着る」がなまって「チョッキ」になったなど、由来には諸説あるそうです。
最近はファッション雑誌などでは「ベスト」の方がよく使われていますよね。
イメージとしては、チョッキはカジュアルで、ベストはフォーマルな雰囲気の物をさすようです。
内隠し

内側にポケットがついている洋服もありますよね。
ジャケットの内側にあるポケットをイメージするとわかりやすいですね。
高齢者の中にはそのポケットを「内隠し」と呼んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ジャケットのポケットの中で、実用性の高いポケットで、ペンや手帳といった軽い物を入れられますよ。
ジャケットを羽織る高齢者の方でしたら、内隠しを利用している方もいらっしゃるかもしれませんね。
すてきなジャケット姿の高齢者の方に、「内隠し」に何が入っているのか質問してもいいですね。
会話が広がるかもしれませんよ。