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高齢者との会話に役立つ昔の言葉をご紹介!

高齢者との会話に役立つ昔の言葉をご紹介!
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介護関連の施設で働いていると、高齢者の言葉がわからないこともあるかもしれません。

時代の変化とともに使われなくなってきた昔の言葉を「老人語」とも言います。

「高齢者の方とコミュニケーションを円滑にとるために昔の言葉の意味を知りたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。

今回は、介護現場で使える老人語をいくつかご紹介していきます。

現在でも身近にあるものばかりですので、日常会話ですぐに使えますよ。

高齢者に親近感を持ってもらえるように、会話でもぜひ活用してくださいね!

高齢者との会話に役立つ昔の言葉をご紹介!

えもんかけ

えもんかけ

「えもんかけ」という言葉、聞いたことありますか?

関西地方で使われる「ハンガー」のことなんです。

高齢者の方との会話で出てくることがあるかもしれません。

「えもんかけ持ってきて」と言われたら、ハンガーのことだと分かりますね。

昔の言葉を知ることで、高齢者の方との会話がより楽しくなりますよ。

「えもんかけ」を使って、「今日は洗濯物をえもんかけにかけましたよ」なんて言ってみるのはどうでしょうか。

きっと親しみを感じてもらえるはずです。

器量よし

器量よし

「器量よし」とは、主に女性の顔立ちが綺麗な様子をさしますよ。

新聞やテレビなどに映った女性に対して、発言される高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。

ちなみに「器量」の「器」には「うつわ」の意味があり、「量」は長さ、体積、重量を測定する器具からきています。

顔立ちの様子以外にも「能力や人徳がある」ことや「世間がある人の能力に対して与える評価」にも用いられるそうです。

器量が大きいや、器量が上がるなどの言葉で表現しますよ。

ハイカラ

ハイカラ

「ハイカラ」という言葉、ご存知でしょうか?

昔の言葉で、目新しくおしゃれなことを指すんです。

高齢者の方との会話に取り入れると、懐かしさと共感が広がりますよ。

ファッションが好きな方なら、服装の話で「ハイカラ」と使うと、昔の気持ちを思い出せるかもしれません。

昔ながらの言葉を通じて、会話が豊かで楽しいものになるでしょう。

高齢者の方との絆も深まりそうですね。

ぜひ、介護の現場でも活用してみてくださいね!

ちょんぼ

ちょんぼ

「ちょんぼ」という言葉、高齢者の方との会話で使うと楽しい雰囲気になりそうですね。

麻雀を楽しまれていた方なら、懐かしさを感じられるかもしれません。

昔の言葉を知ることで、高齢者の方との距離が縮まり、親しみやすい関係が築けそうです。

「ちょんぼ」のような言葉を使って、高齢者の方と和やかな時間を過ごせたら素敵ですね。

言葉を通じて、お互いの思い出や経験を共有できる、そんな温かい交流が広がりそうです。

べっぴん

べっぴん

美しい女性やかわいい様子を「べっぴん」や「べっぴんさん」と表現する高齢者の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

「べっぴんさん」は、朝の連続ドラマのタイトルにも使われていたので、認知度が高い言葉かもしれませんね。

「べっぴん」は、もともと京都で特別に良い品物を意味する「別品」からきているそうですよ。

現在は、女性に使われることも多い「べっぴん」ですが、かつては優れた男性にも用いられた言葉だったそうです。

ほかにも、愛知県のうなぎやさんが発祥という説など諸説あるそうです。

雑学として高齢者の方との会話にしても、楽しめそうな言葉ですね。