高齢者との会話に役立つ昔の言葉をご紹介!
介護関連の施設で働いていると、高齢者の言葉がわからないこともあるかもしれません。
時代の変化とともに使われなくなってきた昔の言葉を「老人語」とも言います。
「高齢者の方とコミュニケーションを円滑にとるために昔の言葉の意味を知りたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
今回は、介護現場で使える老人語をいくつかご紹介していきます。
現在でも身近にあるものばかりですので、日常会話ですぐに使えますよ。
高齢者に親近感を持ってもらえるように、会話でもぜひ活用してくださいね!
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高齢者との会話に役立つ昔の言葉をご紹介!
かわや

「かわや」という昔の言葉を知っていますか?
トイレのことなんです。
高齢者の方との会話に取り入れると、懐かしさを感じていただけるかもしれません。
「かわや」は川の上に掛け渡した屋の意味だそうで、歴史を感じる言葉ですね。
介護の現場で使うと、高齢者の方との距離が縮まるかもしれません。
昔の言葉を使うことで、文化への愛着も感じられますよ。
でも、使う時は相手の反応を見ながら、丁寧に接することが大切です。
「かわや」のような昔の言葉を知ることで、より豊かなコミュニケーションが取れるかもしれませんね。
トックリセーター

「トックリセーター」って聞いたことありますか?
タートルネックセーターのことなんです。
首回りがトックリみたいだからそう呼ばれたんですって。
高齢者の方と会話する時に使ってみると、懐かしさがこみ上げてくるかもしれませんね。
昔の言葉を知ることで、お互いの思い出話に花が咲くかもしれません。
共通の話題が増えれば、会話がもっと楽しくなりますよ。
高齢者の方との絆を深めるきっかけにもなるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
アベック

「アベック」は昭和のテレビや新聞では、よく使用されていた言葉ではないでしょうか?
バブルが崩壊する頃までは「恋人同士」など男女の二人連れをさす言葉として使われていました。
現在の「カップル」と似た言葉ですが、アベックは現在の様子を表現する言葉だそうです。
カップルは過去、現在、未来などでも使いますよね。
フランス語が由来と言われ、大正時代に日本に入ってきた言葉だそうですよ。
高齢者の方がアベックと言った言葉を使うと、ほほえましく感じられますね。
メリケン粉

現在でも関西地方でも「メリケン粉」と呼ぶことが多いそうですが、何の粉かご存じでしょうか?
アメリカ産の「小麦粉」のことを「メリケン粉」と呼んでいたそうです。
明治時代、アメリカ人を「メリケン人」と日本では呼んでいて、アメリカの小麦を「メリケン粉」の名称にしたそうです。
その頃、日本の小麦粉の精製技術は発達していませんでした。
技術が高いアメリカ産の小麦の白さに、日本人はびっくりしたそうです。
そこで、高品質のアメリカ産と日本産の小麦粉を分けるようになったそうです。
ちなみに、日本の粉は「うどん粉」と呼ばれていました。
高齢者の方とおやつレクの際に「メリケン粉」の雑学で盛り上がりそうですね。
冷コー

「冷コー」と聞いて、何を想像するでしょうか?
漢字の雰囲気から「冷たいもの」をイメージできそうですよね。
実は、昭和時代に大阪を中心とした言葉で「冷たいコーヒー」の略だそうです。
現在では「アイスコーヒー」ですね。
高齢者の方の中にも、コーヒーがお好きな方はいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、7月1日は冷コーの日に制定されています。
7月から本格的な夏の暑さが到来し、コーヒーの需要が伸びることが由来だそうですよ。