【高齢者向け】楽しく脳トレ!ことわざクイズ集
日本に昔からあることわざ。
日常会話に出てくることは多くありませんが、知識として覚えていることが多いかと思います。
そこで今回は、高齢者の方向けのことわざを使ったクイズを用意いたしました。
クイズ形式で楽しみながら思い出すことで脳トレになり、ああでもない、こうでもないと、周りの方とのコミュニケーションもはかどることでしょう。
ご年配の方ですと、ことわざをたくさん知ってらっしゃるかたも多いですので、講師役として活躍していただくこともできそうです。
ことわざクイズで楽しい時間を過ごしてくださいね。
【高齢者向け】楽しく脳トレ!ことわざクイズ集(1〜5)
絵に描いた【 】

見た目は美しかったとしても、実際は何の役にも立たないものを表現したことわざです。
絵に何が描いてあった時に、特に役に立たないと感じるかといった点から考えていくと、答えに近づけるかと思います。
どれほど巧みに、美しく描いてあっても食べることはかなわないといった意味で、「絵に描いた餅」が答えとなる問題です。
餅の他にも、絵に描いてあったときに魅力的に感じる食べ物や、役に立たないものについて考えを広げていっても盛り上るのではないでしょうか。
【 】に入らずんば虎の子を得ず

リスクを負わなければ、成功はつかめないという意味が込められたことわざです。
中国の歴史書に由来することわざなので、なじみの薄い言葉で構成されているところが難しいポイントです。
虎の子を捕獲するためにはどのような場所に行く必要があるかを考えれば、答えにも近づけるかと思います。
「虎穴に入らずんば虎の子を得ず」という答えのことわざで、虎の巣に立ち入るリスクを背負わなければ、虎の子は捕獲できないという内容ですね。
今までの経験の中からリスクを覚悟して、思い切って飛び込んだことなど、ことわざをとおして思い出されるのではないでしょうか。
旅は【 】世は情け

旅には同行者がいないと心細いということから、人とのつながりを大切にすること、助け合いの精神を持つことを教えてくれるようなことわざです。
旅に何が必要かを考えて、そこから発想を広げていくことが、答えにたどり着けるポイントかと思います。
同行者というところが重要で、ともに歩むといった意味を持った言葉を考えていきましょう。
「旅は道連れ世は情け」が答えとなる問題で、誰かといった旅の思い出や、歩んできた人生について振り返るきっかけにもなりそうなことわざですね。
泣く子と【 】には勝てぬ

道理の通じないものや、権力を持った者と争ってもどうにもならないこと、長いものには巻かれるのがいいことを伝えることわざです。
道理の通じないものの代表として挙げられている泣く子、対をなすような権力を表現した言葉を考えていくといいと思います。
古くから伝わることわざということも考えて、歴史の教科書に登場するような言葉を考えていけば、答えにもたどり着けるかもしれませんよ。
「泣く子と地頭には勝てぬ」が答えの問題で、聞き分けのない子供と、税を取り立てる権力者にはかなわないことが表現されています。
ここから発展させて、道理が通じないものとかなわない権力者を、それぞれに考えてみるのも盛り上りそうですね。
ことわざ穴埋めNEW!

ことわざの一部を空欄にしてホワイトボードに書き、その言葉を当ててもらうクイズ形式のレクリエーションです。
たとえば「〇〇先に立たず」など、なじみのあることわざを使うことで参加しやすくなります。
難易度に応じてヒントを出したり、制限時間を設けることで緊張感やゲーム性も生まれ、自然に場が盛り上がるでしょう。
思い出しながら答えを考える過程が脳の活性化につながり、答え合わせのたびに「そうだった!」という発見の喜びも得られます。
昔から親しまれてきた言葉を通して懐かしさや共通の話題が生まれやすく、高齢者同士の会話も弾みます。
テンポよく進めることで集中力も維持できるアイデアです。