スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち
世界中から愛される作品を数多く生み出す、日本を代表するアニメーション制作会社、スタジオジブリ。
そこで描かれるさまざまな作品に登場するキャラクターたちは、ときに観る人に勇気や希望など、生きていくうえで力になるメッセージを届けてくれます。
そこでこの記事では、スタジオジブリ作品に登場する短めの名言を紹介します!
深い意味を感じさせる言葉たちに、きっと救われることもあるでしょう。
あなたの力に変わる言葉を見つけてみてくださいね!
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スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち(1〜20)
恐れることはない。遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことバロン『耳をすませば』

夢に立ち向かおうとする少年少女の姿を描いた『耳をすませば』、主人公の月島雫は作中で物語の執筆に挑戦しますよね。
そんな月島雫が書いた物語の中に登場するキャラクター、バロンが放った現実とは異なるような不思議な世界観のセリフです。
本来は遠近法で遠くは小さく、近くは大きく見えるものが逆に見えるのだという、不思議な説明がなされています。
作中では詳しく言及されていないものの、手に入らない遠くの場所にある大きな目標、価値がない小さなものに見えてしまう身近なことを表現しているように感じられますね。
ちっぽけに見えても、身近には大切なものがあるのだという語りかけにも思えてくるメッセージですね。
私、背伸びしてよかった。 自分のこと、前より少しわかったから月島雫『耳をすませば』

本をきっかけにしてはじまる少年少女の甘酸っぱい交流を描いた作品、夢を追いかけるということもストーリーにかかわってきますよね。
そんな夢に向かおうという決意を持ったことについて、主人公の月島雫が考えを語るセリフです。
周りからだけでなく自分でも難しいと思っていた道に一歩を踏み出し、それによって世界が広がったことへの喜びを素直に語っています。
結果に結びつかない可能性があってもまずは一歩を踏み出すこと、それが未来を切り開くカギになるのだということを教えてくれるような言葉ですね。
事を急ぐと、元も子もなくしますよムスカ『天空の城ラピュタ』

失われた古代の文明の痕跡、天空の城ラピュタをめぐるストーリー、冒険に踏み出していく高揚感も魅力ですよね。
そんな作品における最後の悪役ともいえるムスカが放った、冷静に物事に取り組む姿勢の大切さを伝えるセリフです。
焦って挑んでしまうとそれまでの積み重ねが台無しになる可能性もあるので、急ぎたいときこそ冷静に進めていくべきだと語りかけています。
悪役の言葉という部分で引っ掛かってしまいますが、落ち着きの大切さを教えてくれる、実は重要な言葉なのではないでしょうか。
好きなところへ行き、好きに生きなサン『もののけ姫』

映画『もののけ姫』の主人公サンの名言を紹介します。
サンは山犬に育てられた15歳の人間の少女。
自分は山犬だと信じて森を破壊する人間と戦っています。
ある日、サンは神から受けた呪いが悪化し、ケガをしてしまった人間のアシタカを介抱します。
でも、アシタカがもう助からないと思った時に、アシタカの相棒である動物のヤックルにこの言葉を伝えます。
ヤックルはアシタカのそばから離れませんでした。
アシタカのそばで生きることを選んだのですね。
何か決断する時に思い出してほしい言葉です。
誰にも運命は変えられない。だが、ただ待つか自らおもむくかは決められるヒイ様『もののけ姫』

ヒイ様は、アシタカが住んでいた里の巫女であるおばあちゃんですね。
呪いを受け、近しい未来に命を落とすであろうアシタカにかけた、胸を熱くする言葉です。
未来は変えられないけれど、ただ死を待つか、解決するべく動くかは自分で選べるよ、という事です。
この言葉を聞き、アシタカは里を出ることを決意します。
自分の力ではどうにもならないような事でも、出会いや経験が運命を変えるかもしれません。
困難な状況に陥った時だからこそ、踏み出す勇気を持ちたいものですね。
みんな笑ってみな。おっかないのは逃げちゃうから草壁タツオ『となりのトトロ』

『となりのトトロ』の冒頭部分、さつきたちが引っ越してきた際に、これから住む家の掃除をしているシーンで登場するセリフですね。
これから住むことになるボロボロの家を怖がるメイに対して、彼女たちの父親であるタツオが言ったセリフなんです。
このセリフを聞いたあともメイは「こわくないもん」と強がったり、それを見たタツオが「がおー!」といって2人を驚かせたりと、仲の良い幸せそうな家族の描写に、思わず笑顔が漏れてしまいますね。