スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち
世界中から愛される作品を数多く生み出す、日本を代表するアニメーション制作会社、スタジオジブリ。
そこで描かれるさまざまな作品に登場するキャラクターたちは、ときに観る人に勇気や希望など、生きていくうえで力になるメッセージを届けてくれます。
そこでこの記事では、スタジオジブリ作品に登場する短めの名言を紹介します!
深い意味を感じさせる言葉たちに、きっと救われることもあるでしょう。
あなたの力に変わる言葉を見つけてみてくださいね!
スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち(21〜25)
そういうときはジタバタするしかないよ。ウルスラ『魔女の宅急便』

スタジオジブリの宮崎駿監督初の原作がある長編映画『魔女の宅急便』。
「魔女宅」としても知られていますよね。
こちらの言葉は、主人公のキキの友人ウルスラがキキに向けて言ったものです。
ある日、キキは魔法が急に弱くなって空を飛べなくなってしまいます。
その時にウルスラが自宅へキキを招いて伝えたのです。
「自分になにができるんだろう」と考えたことがある方も多いと思います。
「ジタバタ」しながらでも少しずつ自分と対話してみることで、やりたいことが見えてくるかもしれませんよ。
『魔女の宅急便』は鑑賞する歳によって心にささるシーンがいろいろあるので、気になった方はぜひ作品もご覧ください。
そんなに形にこだわらないの。大切なのは心よコキリ『魔女の宅急便』

『魔女の宅急便』にて、主人公のキキが修行に出る直前、魔女の服装が真っ黒で嫌だと言った際に、彼女の母親であるコキリがキキを諭すために言ったセリフです。
いい心構えをしていれば、形、つまり見た目はどうだっていいのだということを言っています。
たとえば、何か行動を起こすとき、それがうまくできなかったとしても、その行動に相手への真心が込められていればきっと受け入れてもらえるといったような、温かいメッセージなんですよね。
人生を歩む上で、大切にしたい言葉です。
火は一日で森を灰にするが水と風は100年かけて森を育てるゴル『風の谷のナウシカ』

宮崎駿監督自身の漫画を、監督、脚本をつとめた『風の谷のナウシカ』。
こちらの名言を紹介します。
主人公ナウシカとは正反対の立場にいるクシャナ。
そのクシャナから「毒におかされた海とともに生きるというのか?」と言われたナウシカの村のゴルが言ったものです。
とても深い言葉で、今地球で起きている環境問題について考えさせられます。
100年かけて育てるというのは、何世代にも渡って先の未来へ美しい森を残すと村中が一丸になって実現するということですよね。
世界中の人が未来のために頑張ろうと思える世の中になるといいですよね。
昔から言うじゃない。一流は場所を選ばないってソフィー『ハウルの動く城』

引っ越したいソフィーが、消極的なカルシファーをその気にさせるために言った言葉です。
まるで自分が天才だと言われているような気がして、カルシファーは動き出します。
誰だってこんな事を言われたら自分が有能である事を示したくなりますし、自分ならなんでもできる!
そう感じちゃいますよね。
うまくいかなかった時はこの言葉を思い出し、思いきって新しい事を始めたり、新しい場所へ行ってみるのも良いかもしれません。
自信をなくしている方への励ましにもぴったりですね!
才能をいかした仕事だろ。素敵だよ。トンボ『魔女の宅急便』

飛行クラブに所属している、丸メガネをかけた少年、トンボの名言です。
キキが自信を失くして落ち込んでいる時に、この言葉をかけるんですよね……なんてステキな少年でしょう!
自分が大好きな仕事でも、続けていくうちに楽しい事ばかりじゃなくなってきますよね。
時には自分で自分の仕事を否定したくなる事もあるでしょう。
そんな時にはこの言葉で前向きさを取り戻しましょう!
自分らしさやどういう思いでその仕事をしたかったのか、きっと思い出せると思います。