スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち
世界中から愛される作品を数多く生み出す、日本を代表するアニメーション制作会社、スタジオジブリ。
そこで描かれるさまざまな作品に登場するキャラクターたちは、ときに観る人に勇気や希望など、生きていくうえで力になるメッセージを届けてくれます。
そこでこの記事では、スタジオジブリ作品に登場する短めの名言を紹介します!
深い意味を感じさせる言葉たちに、きっと救われることもあるでしょう。
あなたの力に変わる言葉を見つけてみてくださいね!
- スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち
- ディズニーキャラクターの短い名言。ウォルト・ディズニーの言葉も
- 心に響くジブリ名言!落ち込んだ時に頑張れるパワーをもらえる言葉
- 心に一瞬で届く短い名言。今すぐあなたを励ます言葉
- 【心に響く!】アニメの名言一覧。かっこいいセリフ特集
- 作品を彩り、人生も照らしてくれる!漫画のキャラクターによる名言集
- 力強く、優しく心を救ってくれる…。辛い時に元気が出る言葉
- 頑張る背中を力強く押してくれる、元気が出る言葉
- 心が疲れている時に思い出してほしい、短いけど感動する言葉
- 心に響く!日本の偉人が残した名言
- 【心に響く】いつでも頑張れる名言!熱い言葉が背中を押す
- 不安や迷いを吹き飛ばしてくれる!気持ちが前向きになる短い言葉
- たった一言でも心を救ってくれる!ポジティブになれる幸せな言葉
スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち(11〜20)
曇り無き眼で見定め 決めるアシタカ『もののけ姫』

周りの声や忖度によって、目の前の決めなければならないことを決めかねる時に思い出してほしいのが、こちらの言葉です。
米良美一さんが歌う主題歌も印象的な作品『もののけ姫』のアシタカによるこの言葉。
メディアの意見、周りの声、誰かの利権や保身を考えて、といろんな意見に惑わされることもありますよね。
ですが、いろんな声を取っ払って、自分自身の見たものだけを信じて物ごとを決めなければ、本当の意味でその結果に納得できませんよね。
何かに惑わされそうなときは、この言葉に従ってみましょう。
生きてりゃなんとかなるトキ『もののけ姫』

タタラ場の屋根が崩れたのを見て、自暴自棄になる甲六に向けて、彼の妻であるトキが言ったセリフです。
トキは作中では気が強い人物として描かれており、タタラ場の女衆のリーダー的存在なんですよね。
そんな彼女だからこそ、ピンチのときにもこうして前向きな発言ができたのだと思います。
どんな状況に陥ったとしても、命さえあればなんとかなる、そんな大切なことにあらためて気付かせてくれる心強い一言です。
ちなみにトキの声を務めた島本須美さんはこのセリフが好きだと語っています。
私、背伸びしてよかった。 自分のこと、前より少しわかったから月島雫『耳をすませば』

本をきっかけにしてはじまる少年少女の甘酸っぱい交流を描いた作品、夢を追いかけるということもストーリーにかかわってきますよね。
そんな夢に向かおうという決意を持ったことについて、主人公の月島雫が考えを語るセリフです。
周りからだけでなく自分でも難しいと思っていた道に一歩を踏み出し、それによって世界が広がったことへの喜びを素直に語っています。
結果に結びつかない可能性があってもまずは一歩を踏み出すこと、それが未来を切り開くカギになるのだということを教えてくれるような言葉ですね。
恐れることはない。遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことバロン『耳をすませば』

夢に立ち向かおうとする少年少女の姿を描いた『耳をすませば』、主人公の月島雫は作中で物語の執筆に挑戦しますよね。
そんな月島雫が書いた物語の中に登場するキャラクター、バロンが放った現実とは異なるような不思議な世界観のセリフです。
本来は遠近法で遠くは小さく、近くは大きく見えるものが逆に見えるのだという、不思議な説明がなされています。
作中では詳しく言及されていないものの、手に入らない遠くの場所にある大きな目標、価値がない小さなものに見えてしまう身近なことを表現しているように感じられますね。
ちっぽけに見えても、身近には大切なものがあるのだという語りかけにも思えてくるメッセージですね。
事を急ぐと、元も子もなくしますよムスカ『天空の城ラピュタ』

失われた古代の文明の痕跡、天空の城ラピュタをめぐるストーリー、冒険に踏み出していく高揚感も魅力ですよね。
そんな作品における最後の悪役ともいえるムスカが放った、冷静に物事に取り組む姿勢の大切さを伝えるセリフです。
焦って挑んでしまうとそれまでの積み重ねが台無しになる可能性もあるので、急ぎたいときこそ冷静に進めていくべきだと語りかけています。
悪役の言葉という部分で引っ掛かってしまいますが、落ち着きの大切さを教えてくれる、実は重要な言葉なのではないでしょうか。
僕らは今、一日一日をとても大切に生きているんだよ。堀越二郎『風立ちぬ』

『風立ちぬ』の主人公である航空技術者、堀越二郎とその妹の会話で登場する言葉です。
二郎の妻となる菜穂子のために病院に戻るよう進言する妹に、二郎が言った言葉ですね。
忙殺され、あっという間に一瞬間が終わるような生活を送っている私たちには、とても響く言葉ではないでしょうか。
作品を知らない方が聞いても、そう言えるように生きなければならないと感じると思います。
激動の時代を生き抜いた彼の言葉は、忘れかけていた大切なものを思い出させてくれますね。
好きなところへ行き、好きに生きなサン『もののけ姫』

映画『もののけ姫』の主人公サンの名言を紹介します。
サンは山犬に育てられた15歳の人間の少女。
自分は山犬だと信じて森を破壊する人間と戦っています。
ある日、サンは神から受けた呪いが悪化し、ケガをしてしまった人間のアシタカを介抱します。
でも、アシタカがもう助からないと思った時に、アシタカの相棒である動物のヤックルにこの言葉を伝えます。
ヤックルはアシタカのそばから離れませんでした。
アシタカのそばで生きることを選んだのですね。
何か決断する時に思い出してほしい言葉です。
誰にも運命は変えられない。だが、ただ待つか自らおもむくかは決められるヒイ様『もののけ姫』

ヒイ様は、アシタカが住んでいた里の巫女であるおばあちゃんですね。
呪いを受け、近しい未来に命を落とすであろうアシタカにかけた、胸を熱くする言葉です。
未来は変えられないけれど、ただ死を待つか、解決するべく動くかは自分で選べるよ、という事です。
この言葉を聞き、アシタカは里を出ることを決意します。
自分の力ではどうにもならないような事でも、出会いや経験が運命を変えるかもしれません。
困難な状況に陥った時だからこそ、踏み出す勇気を持ちたいものですね。
みんな笑ってみな。おっかないのは逃げちゃうから草壁タツオ『となりのトトロ』

『となりのトトロ』の冒頭部分、さつきたちが引っ越してきた際に、これから住む家の掃除をしているシーンで登場するセリフですね。
これから住むことになるボロボロの家を怖がるメイに対して、彼女たちの父親であるタツオが言ったセリフなんです。
このセリフを聞いたあともメイは「こわくないもん」と強がったり、それを見たタツオが「がおー!」といって2人を驚かせたりと、仲の良い幸せそうな家族の描写に、思わず笑顔が漏れてしまいますね。
自分よりずっと頑張ってるやつに、”頑張れ”なんて言えない月島雫『耳をすませば』

天沢聖司が夢を追いかけてイタリアに行くという話を聞かされた月島雫は、そのことを友人に相談した際のセリフです。
友人は「手紙を出して励ましたりする」と答えますが、それに対して雫はこの言葉を言ったんですね。
このとき雫はまだ自分のやりたいことを見つけられず、進路を決められていませんでした。
そんな自分が夢をかなえるために奮闘している聖司にかけられる言葉なんてない……と尻込みしてしまうんです。
「たしかに!」と雫の言葉に共感できる方は多いのでは?
ちなみに友人との会話をへて、雫は「じゃあ自分も一杯がんばって、聖司を応援できるようになろう!」と決意するのです。