スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち
世界中から愛される作品を数多く生み出す、日本を代表するアニメーション制作会社、スタジオジブリ。
そこで描かれるさまざまな作品に登場するキャラクターたちは、ときに観る人に勇気や希望など、生きていくうえで力になるメッセージを届けてくれます。
そこでこの記事では、スタジオジブリ作品に登場する短めの名言を紹介します!
深い意味を感じさせる言葉たちに、きっと救われることもあるでしょう。
あなたの力に変わる言葉を見つけてみてくださいね!
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スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち(1〜10)
本当に才能があるかどうか、やってみないと分からないもんな天沢聖司『耳をすませば』

自分には才能がないからと、あきらめモードになったとき、この言葉を読んでまずは挑戦することから始めましょう。
こちらは、中学生の甘酸っぱい恋心と、夢を追いかけるまっすぐな姿勢を描いた作品『耳をすませば』に登場する天沢聖司が発言した言葉です。
才能というものは、練習などを続けることで開花することもあると思います。
やりたいことがあるにもかかわらず、才能がないと勝手に決めつけて挑戦することを辞めてしまっては、どんな成長もありません。
やりたいことが目の前にあるけれど迷っているという方は、この言葉を思い出してくださいね!
手ェ出すならしまいまでやれ!釜爺『千と千尋の神隠し』

八百万の神々が住む世界に足を踏み入れた少女の姿を描いた『千と千尋の神隠し』、ストーリーだけでなく映像の表現でも注目されましたよね。
そんな作品の中で、主人公の千尋にやさしくよりそってくれる釜爺が放った、責任を持つことをしっかりと考えさせるような言葉です。
手を出したのなら、投げ出さずに最後まで責任を持つことが当たり前、気まぐれに手を出してしまうと誰かの居場所を奪ってしまうかもしれないのだという現実も突きつけています。
今後のストーリーへの伏線をはりつつも、見ている人をふと立ち止まらせるような力を持った言葉ですよね。
曇り無き眼で見定め 決めるアシタカ『もののけ姫』

周りの声や忖度によって、目の前の決めなければならないことを決めかねる時に思い出してほしいのが、こちらの言葉です。
米良美一さんが歌う主題歌も印象的な作品『もののけ姫』のアシタカによるこの言葉。
メディアの意見、周りの声、誰かの利権や保身を考えて、といろんな意見に惑わされることもありますよね。
ですが、いろんな声を取っ払って、自分自身の見たものだけを信じて物ごとを決めなければ、本当の意味でその結果に納得できませんよね。
何かに惑わされそうなときは、この言葉に従ってみましょう。
スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち(11〜20)
はじめから完璧なんか期待しちゃいけない。西司朗『耳をすませば』

なんでも最初から完璧にできる人なんていません。
それでも、完璧を求めるあまりに自信をなくしたり、ときにはあきらめてしまうこともありますよね。
そんなときは『耳をすませば』に登場する天沢聖司の祖父である西司朗が言ったこの言葉を思い出してください。
小説を書きたいけれど自信がないという月島雫に向けて伝えた言葉です。
初めから完璧にできなくても、繰り返し練習したりすることで完璧を求められます。
何かに挑戦するスタートラインに立った方は、この言葉を胸に日々の努力を続けていきましょう!
生きてりゃなんとかなるトキ『もののけ姫』

タタラ場の屋根が崩れたのを見て、自暴自棄になる甲六に向けて、彼の妻であるトキが言ったセリフです。
トキは作中では気が強い人物として描かれており、タタラ場の女衆のリーダー的存在なんですよね。
そんな彼女だからこそ、ピンチのときにもこうして前向きな発言ができたのだと思います。
どんな状況に陥ったとしても、命さえあればなんとかなる、そんな大切なことにあらためて気付かせてくれる心強い一言です。
ちなみにトキの声を務めた島本須美さんはこのセリフが好きだと語っています。
恐れることはない。遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことバロン『耳をすませば』

夢に立ち向かおうとする少年少女の姿を描いた『耳をすませば』、主人公の月島雫は作中で物語の執筆に挑戦しますよね。
そんな月島雫が書いた物語の中に登場するキャラクター、バロンが放った現実とは異なるような不思議な世界観のセリフです。
本来は遠近法で遠くは小さく、近くは大きく見えるものが逆に見えるのだという、不思議な説明がなされています。
作中では詳しく言及されていないものの、手に入らない遠くの場所にある大きな目標、価値がない小さなものに見えてしまう身近なことを表現しているように感じられますね。
ちっぽけに見えても、身近には大切なものがあるのだという語りかけにも思えてくるメッセージですね。
私、背伸びしてよかった。 自分のこと、前より少しわかったから月島雫『耳をすませば』

本をきっかけにしてはじまる少年少女の甘酸っぱい交流を描いた作品、夢を追いかけるということもストーリーにかかわってきますよね。
そんな夢に向かおうという決意を持ったことについて、主人公の月島雫が考えを語るセリフです。
周りからだけでなく自分でも難しいと思っていた道に一歩を踏み出し、それによって世界が広がったことへの喜びを素直に語っています。
結果に結びつかない可能性があってもまずは一歩を踏み出すこと、それが未来を切り開くカギになるのだということを教えてくれるような言葉ですね。





