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ギタリストは演奏キーにこだわろう!F(Dm)キーの特徴

ギタリストは演奏キーにこだわろう!F(Dm)キーの特徴
最終更新:

ギタリストは演奏キーにこだわろう!F(Dm)キーの特徴

前回のギターの演奏キーにもっとこだわるべきという話の続きです。

参考:カポタストの位置の正しい選び方。

ギタリストは演奏キー(Key)にこだわろう!

今回はF(Dm)編です。

Fメジャー(Dマイナー)の特徴

キーの特徴としては

Fは開放弦を有効活用できるキーとはなかなか言えません。

2弦がナチュラルスケール上に乗っていない、それから1弦開放も連発できるような響き方をしてくれません。

Fメジャーとの接し方

開放弦を有効活用できない以上、アルペジオや倍音感が必要なアレンジではできれば避けたいキーです。

1カポでEメジャーに、3カポでDメジャーに逃げることも一考です。

それぞれの特性に合わせて選びましょう。

ギタリストは演奏キーにこだわろう!

Eメジャー(C#マイナー)キーの特徴

ギタリストは演奏キーにこだわろう!

Dメジャー(Bマイナー)キーの特徴

Fメジャーの使いどころ

odasisもFメジャーは避けがちなのですが、使いどころを挙げるなら

コードでのカッティング

です。

Fメジャーはダイアトニックコードを全部バレー(セーハ)で押さえても、8フレットまでに収まります。

バレーコードのフォームのままでも弾きやすいキーだったりするんですね。

フレットは上に上がるほど押さえるのもしんどくなりますから。

バレーのフォームだとミュートもやりやすいのでカッティングに向いているというわけです。

というわけでデモはこんな感じ↓

アヴリル・ラヴィーンのComplicatedみたい。

Layla

Fメジャー(Dマイナー)の有名な曲にかのEric ClaptonのLaylaがありますね↓

リフは4・5弦の開放を使わないと弾けません。

同じようなリフにMステのテーマで有名なこの曲もあります↓

かっこよすぎるでしょこれ!

4・5弦の開放がロックのリフをインスピレーションするのかもしれませんね。

まとめ

カポタストの位置の正しい選び方。

ギタリストは演奏キー(Key)にこだわろう!

ライタープロフィール

odasis

作曲家・ギタリスト

odasis

サウンドクリエイター・ギタリスト。

・島村楽器「録れコン2017」グランプリ。

・島村楽器「録れコン2015」ベストプレイ賞。

・クレオフーガ「ラフ・ダイアモンドVOL.2」入賞。

ウェブサイト:http://odasis.net

Twitter:odasis

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