ギタリストは演奏キーにこだわろう!F(Dm)キーの特徴
Fメジャー(Dマイナー)の特徴
キーの特徴としては
- 開放弦は2弦以外ナチュラルスケール上に乗っている。
- ペンタトニックスケール上に乗っているのは3・4・5弦
Fは開放弦を有効活用できるキーとはなかなか言えません。
2弦がナチュラルスケール上に乗っていない、それから1弦開放も連発できるような響き方をしてくれません。
Fメジャーとの接し方
開放弦を有効活用できない以上、アルペジオや倍音感が必要なアレンジではできれば避けたいキーです。
1カポでEメジャーに、3カポでDメジャーに逃げることも一考です。
それぞれの特性に合わせて選びましょう。
Eメジャー(C#マイナー)キーの特徴
Dメジャー(Bマイナー)キーの特徴
Fメジャーの使いどころ
odasisもFメジャーは避けがちなのですが、使いどころを挙げるなら
コードでのカッティング
です。
Fメジャーはダイアトニックコードを全部バレー(セーハ)で押さえても、8フレットまでに収まります。
バレーコードのフォームのままでも弾きやすいキーだったりするんですね。
フレットは上に上がるほど押さえるのもしんどくなりますから。
バレーのフォームだとミュートもやりやすいのでカッティングに向いているというわけです。
というわけでデモはこんな感じ↓
アヴリル・ラヴィーンのComplicatedみたい。
Layla
Fメジャー(Dマイナー)の有名な曲にかのEric ClaptonのLaylaがありますね↓
リフは4・5弦の開放を使わないと弾けません。
同じようなリフにMステのテーマで有名なこの曲もあります↓
かっこよすぎるでしょこれ!
4・5弦の開放がロックのリフをインスピレーションするのかもしれませんね。
まとめ
- Fメジャーは開放弦を使うアレンジには向かない
- ただしコードのカッティングには向いている
- ロックのリフに使われることがある
カポタストの位置の正しい選び方。
ギタリストは演奏キー(Key)にこだわろう!
- カポタストの位置の正しい選び方。
ギタリストは演奏キー(Key)にこだわろう!
- Dメジャー(Bマイナー)キーの特徴
- Eメジャー(C#マイナー)キーの特徴
- G(Em)キーの特徴
- F(Dm)キーの特徴
- Aメジャー(F#マイナー)キーの特徴
ライタープロフィール
作曲家・ギタリスト
odasis
サウンドクリエイター・ギタリスト。
・島村楽器「録れコン2017」グランプリ。
・島村楽器「録れコン2015」ベストプレイ賞。
・クレオフーガ「ラフ・ダイアモンドVOL.2」入賞。
ウェブサイト:http://odasis.net
Twitter:odasis