ハチの名曲。おすすめの人気曲
2018年に「Lemon」が大ヒット、一大センセーションを巻き起こしその年の紅白歌合戦にも出場してファンだけでなく幅広い層に知られ、ファンを増やしている米津玄師。
彼の作り出す歌詞、メロディにハマっている人が多いのは今に始まったことではなく「米津玄師」の前にボカロPとして活動していた「ハチ」名義でもとても人気でした。
ここではハチ名義で活躍していた頃のボカロ曲をご紹介します。
初めて聴く方も参考にしてみてくださいね。
もくじ
ハチの名曲。おすすめの人気曲
マトリョシカハチ

ハチが「馬鹿っぽくて、どんちゃんしたのを作りました」とコメントを残していますが、まさにその通りの1曲です。
一見意味が通らず、ただ韻を踏んだ単語を並べたようでありながら解釈の余地を残した歌詞が、区切りのいい音楽で運ばれていきます。
「どんちゃん騒ぎ」そんな一言が似合う楽しい1曲です。
パンダヒーローハチ

かっこいいのに、どこか退廃的で物悲しい雰囲気を備えた1曲です。
いろいろな音が重ねられ、ちょっと間違えれば耳障りとも思えるほど複雑な音楽に過激な言葉が並ぶ歌詞は、人によっては受け入れがたいものかもしれません。
しかし、それでも多くの人に愛されるこの曲、その魅力をぜひ聴いて探してみてください。
砂の惑星 feat.初音ミクハチ

ゆったりとしたテンポでありながら、ギターやピアノなどにおさまらず、数多くの音を使ったその音楽はこちらの耳を捕まえて放しません。
VOCALOID誕生の10周年に発表されたこの曲には、VOCALOIDに詳しい人ならハッとするような部分が多く盛り込まれています。
今のVOCALOIDを指しているのではと思われるような歌詞や、多くの有名曲のフレーズ等、10周年という1つの区切りにふさわしい1曲に仕上がっています。
結ンデ開イテ羅刹ト骸ハチ

夏場の夜、ちょっとした夕暮れの不気味さを連想させられます。
和風な、ちょっと不気味で怖くて、なのに小気味いい、そんな不思議な魅力を持ったこの曲は、全体的に怪しく穏やかではない歌詞で作られています。
怖くてあんまり気分がよくない曲なのに、ふと思い出すとついつい聴きたくなってしまう。
そんなおもしろいホラー映画のような1曲と言えます。
ドーナツホールハチ

歌詞の解釈を聴いた人に委ね、人によってその色をいくつにも変える曲が多いハチの楽曲ですが、この曲もその例に漏れず多くのことを考えさせられます。
リズムよくこちらをあおりたてるかのようなメロディで歌われるのは、ひたすらに何かを忘れてしまったという苦悩です。
そんなぽっかりと空いた心の穴を描いた1曲を聴いて、あなたはなにを思うのでしょうか?
ニルギリハチ

作曲をハチが、作詞を抱きしめたトゥナイトが担当した曲です。
1分30秒に満たない短い時間の中で、とても魅力的な世界が描かれています。
歌詞は非常に断片的で、そこから1つのストーリーをつかみ取るのはとても難しいでしょう。
明るくちょっとのんびりした曲調と断片的な歌詞、そしてあなたの解釈で完成する、そんな不思議な感覚を覚える1曲です。