【流行】昔よく聴いた・懐かしいボカロ曲まとめ
最新技術なイメージも強い合成音声技術のボカロですが、初音ミクが発売されたのは2007年。
そう考えるとシーンが出来上がってけっこうな時間がたっているんですよね。
子供の頃からボカロ曲を聴いている世代のことを「ネイティブボカロ世代」なんて呼び方をすることも。
今回この記事では「懐かしいボカロ曲」をテーマに作品をまとめてみました!
「昔よくボカロ曲を聴いていた」という方にとってはとくに響く内容かも。
一緒にボカロの歴史をひも解いていきましょう!
【流行】昔よく聴いた・懐かしいボカロ曲まとめ(1〜10)
ウミユリ海底譚NEW!n-buna

2014年2月にニコニコ動画へ公開された、n-bunaさんのボカロ曲。
深海生物ウミユリをモチーフに、海底から空へ憧れる切ない思いを描いています。
初音ミクの透明感ある歌声が「届かない思い」を繊細に表現していて、その甘酸っぱさとほろ苦さが胸に響くんですよね。
2015年7月に発売されたアルバム『花と水飴、最終電車』に収録。
夏の終わりや別れの季節に聴きたくなる、ボカロシーンを代表する名曲の一つです。
ヒビカセNEW!Giga

電子音が荒々しくうねり、初音ミクのハイトーンボイスが鋭く突き刺さる、ハードなダンスナンバーです。
Gigaさんがれをるさんと組んで制作された作品で、2014年に公開されました。
「初音ミクの初音ミクによる初音ミクのための曲」というコンセプトが示す通り、ボカロという存在そのものに向けられたメタ的なメッセージが歌詞に込められているんですよね。
この重低音、ぜひご自身の耳で受け止めてみてください。
BlessingNEW!halyosy

halyosyさんが2014年4月に投稿した、初音ミク、鏡音リンレン、巡音ルカ、KAITO、MEIKOの6人が一斉に歌い上げている楽曲。
生きていること自体を祝福するメッセージソングです。
再生数やタグといったネット社会の数値評価に惑わされず、前を向いて歩こうと背中を押してくれる歌詞が胸に響きます。
和楽器も使用されたミクスチャーなサウンドアレンジも特徴。
仲間と合唱したくなる、心温まるボカロ曲です。
恋愛裁判NEW!40mP

恋愛のもつれを法廷劇になぞらえた、ユーモアと切なさが同居するポップナンバーです。
数々のヒット曲を手がけてきた40mPさんによる作品で、2014年6月に公開されました。
同人アルバム『41m』に収録されているほか、音楽ゲーム『CHUNITHM』や『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat. 初音ミク』などに採用。
ピアノとギターを基調としたバンドサウンドに乗せて、浮気を疑われた主人公が情状酌量を求める姿を描いています。
恋人がいる方は一緒に聴いてみるのもいいかも?
ドーナツホールNEW!ハチ

米津玄師さんがハチ名義で活動していた時代を象徴する楽曲の一つです。
2013年10月に公開、約2年9か月ぶりとなるハチ名義の曲として大きな話題を呼びました。
転がり進んでいくようなロックサウンドと喪失感、再生をテーマにした歌詞が印象的。
中毒性に哲学的メッセージが織り込まれた、独創的な作品です。
心に穴が空いたような寂しさを抱えているとき、本作が刺さるでしょう。
ストリーミングハートNEW!DECO*27

DECO*27さんによる楽曲で、2014年3月に公開されました。
アルバム『Conti New』のオープニングを飾る本作は、依存的な恋愛の終わりが描かれており、視点が二重化された独特な語り口に引き込まれます。
また歌詞に、DECO*27さんの過去の代表曲のフレーズを想起させる言葉がちりばめられているのも特徴です。
感情が暴走するような恋愛に思い当たる節がある方に響く内容かもしれません。
ロスタイムメモリーNEW!じん

じんさんが手がけた「カゲロウプロジェクト」シリーズの1曲で、2013年3月に公開されました。
大切な人を失った主人公の後悔と喪失感がストレートに描かれていて「もしあのとき別の選択をしていれば」と過去を何度も振り返ってしまう切ない心情が胸に迫ります。
静かな始まりからイントロとして一気に爆発するギターロックサウンドも印象的。
大切な人との思い出を抱えながら前に進もうとしている方に寄り添ってくれる作品です。






