30代におすすめのボカロ曲。ボーカロイドの名曲、人気曲
「第一次」とも言えるボカロブームが起こった2007年から、けっこうな時間がたちましたね。
当時は学生で現在は30代、という方も多いんじゃないでしょうか。
今回この記事では30代の方にオススメなボカロ曲をまとめてみました。
昔の自分を思い出せる懐かしい作品や、最近リリースされた人気曲まで幅広くそろえてあります。
「そういえば最近ボカロ曲聴いてないな……」と思ったならぜひともチェックしていってください!
新鮮な気持ちでボカロに触れてみましょう!
30代におすすめのボカロ曲。ボーカロイドの名曲、人気曲(1〜10)
超深淵帯NEW!稲葉曇

『ラグトレイン』などのヒットで知られるボカロP、稲葉曇さんが2025年7月に公開したナンバー。
スピード感がありながらもアンニュイな空気感をたたえるロックサウンドが特徴です。
歌詞では光の届かない心の奥で渦巻く記憶、感情を描いています。
歌愛ユキのぽつりぽつりとこぼすような歌声が切ない世界観を見事に体現。
1人でじっくり、この音楽世界にひたってみてはいかがでしょうか。
プリズムNEW!ろじ

透明感あふれるサウンドスケープが心に染み渡る、ボカロPろじさんの楽曲です。
2024年2月にpiaproで公開された本作は、「SONICWIRE CONTEST 2024 –歌モノ編–」で最優秀賞を受賞、2025年7月にMV公開され、話題になりました。
美しいコード進行と、切なくも希望に満ちたメロディーが印象的。
そして、曲の中で描かれているのは、電子でできた冷たい海の中から自分だけの光を見つけ、虹のように輝かせるという物語。
作者自身の「創作とはこうありたい」という真摯な思いが込められています。
新しい挑戦を始めるときや壁を感じているときに聴くと、きっと心を照らす一筋の光になってくれるはずです。
天ノ弱164

ボカロのロックシーンに大きな影響を与えたのがこちらの『天ノ弱』。
ボカロP・164さんが2011年にリリースしており、彼の代表曲としても知られています。
数多くの歌い手にカバーされた楽曲なので、ご存じの30代の方も多いでしょう。
疾走感のあるバンドサウンドが特徴で、重厚かつテクニカルな演奏が体験できます。
ロックバンドのボーカルを思わせるGUMIのクールな歌唱にも胸が熱くなります。
失恋を描いた切ない物語にも魅力が詰まったボカロ曲です。
初期のボカロシーンの人気を支えたナンバーをぜひ聴いてみてくださいね。
マトリョシカハチ

昔のボカロシーンを思いだせる懐かしの曲をお探しの方にオススメしたいのは『マトリョシカ』。
シンガーソングライターとして幅広く活躍する米津玄師さんがボカロP・ハチとして2010年に制作した楽曲です。
リズミカルなバンド演奏に刻まれる初音ミクとGUMIのメカニカルな歌声がクール。
スリリングかつユニークな歌詞が唯一無二の世界観を現しています。
ロックやポップス、エレクトロニカなどさまざまなジャンルの音楽を想像させるカラフルなボカロ曲です。
懐かしくも新しいサウンドを30代になった今こそ聴いてみてはいかがでしょうか?
ハッピーシンセサイザEasy Pop

心がウキウキになるかわいいボカロ曲といえば『ハッピーシンセサイザ』。
BETTIさんが展開する音楽ユニット・Easy Popが2010年に制作しました。
彼の代表曲としても知られており、当時のネット文化に親しんでいた方なら一度は聴いたことがあるでしょう。
カラフルなシンセの音色が広がるエレクトロニカに仕上がっています。
等身大の思いをつづる巡音ルカとGUMIのコーラスワークにも注目。
ガーリーな世界観に癒やされるキュートなボカロ曲です。
学生時代にボカロを聴いていた30代の方はぜひチェックしてくださいね。
トリノコシティ40mP

学生時代にボカロ曲を聴いていた30代の方にオススメしたいのは『トリノコシティ』。
数多くの代表曲を持つボカロP・40mPさんが2010年に制作しました。
リズミカルなバンド演奏にのせたピアノの音色が響きます。
センチメンタルな感情を現した歌詞と初音ミクの歌唱がマッチ。
ティーンならではの不安や寂しさに寄りそう温かいメッセージが詰まっています。
切なくも美しいメロディーが響くボカロ曲です。
当時の思い出を振り返りながら聴いてみてはいかがでしょうか?
え?あぁ、そう。蝶々P

天月さんやあるふぁきゅんさんなどの歌い手によるカバーで人気に火がついた『え?あぁ、そう』。
初期のボカロシーンから活躍する蝶々Pさんが2010年に制作しました。
ニコニコ動画をチェックしていた30代の方は懐かしさを感じるでしょう。
艶やかでスリリングな世界観がただようサウンドが特徴。
キュートさと大人っぽさを同時に感じられる初音ミクの歌唱にも胸が熱くなります。
ジャズとロックをみごとにクロスオーバーさせた情熱的な楽曲です。
最近ボカロ曲を聴いていないという方もぜひ聴いてみてくださいね。