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30代におすすめのボカロ曲。ボーカロイドの名曲、人気曲

「第一次」とも言えるボカロブームが起こった2007年から、けっこうな時間がたちましたね。

当時は学生で現在は30代、という方も多いんじゃないでしょうか。

今回この記事では30代の方にオススメなボカロ曲をまとめてみました。

昔の自分を思い出せる懐かしい作品や、最近リリースされた人気曲まで幅広くそろえてあります。

「そういえば最近ボカロ曲聴いてないな……」と思ったならぜひともチェックしていってください!

新鮮な気持ちでボカロに触れてみましょう!

30代におすすめのボカロ曲。ボーカロイドの名曲、人気曲(61〜70)

金の聖夜霜雪に朽ちてデッドボールP

初音ミクが誕生した年でもあり、第一次のボカロブームが起こった2007年。

そんな初期のボカロシーンを支えた楽曲といえば『金の聖夜霜雪に朽ちて』。

真っすぐな愛情を描いたものからユニークな楽曲まで幅広く制作するボカロP・デッドボールPさんが2007年に制作しました。

疾走感のあるリズムにのせて展開する温かいメロディーラインが特徴。

クリスマスをテーマに描かれる切ない恋愛ソングに仕上がっています。

最近ボカロ曲を聴いていない30代の方にこそオススメしたい楽曲です。

散財讃歌Adeliae

現代社会の消費活動を皮肉たっぷりに切り取った作品です。

ボカロP、Adeliaeさんが2025年4月に発表この楽曲は、リズミカルなサウンドと重音テトの個性的な歌声が見事にマッチ。

歌詞は、お金を使ってしまう自分に対しての怒りと諦めと投影しており、そのリアルな心情につい共感してしまいます。

切実でありながらもユーモアを忘れないこの世界観を、ぜひ体験してみてください。

マネキンDECO*27

DECO*27 – マネキン feat. 初音ミク
マネキンDECO*27

かわいさ、かっこよさ、切なさ、感動が入り混じるボカロ曲です。

ボカロシーンの第一線で活躍し続けているボカロP、DECO*27さんの楽曲で、2023年に発表。

前年にリリースされたアルバム『MANNEQUIN』のタイトルを冠しているのですが、歌詞を見ると『MANNEQUIN』収録曲の『ヴァンパイア』や『アニマル』などを思わせるフレーズが。

つまり総決算的な意味合いがある曲なんですね。

DECO*27さんが積み上げてきた歴史、が伝わってくる気がします。

711KiiTail

KiiTail – 711 feat.初音ミク
711KiiTail

大切な人と一緒にいられる幸せを歌う、甘酸っぱくて感動的なロックチューンです。

かずねっこさん、みかんばこさんによる夫婦音楽ユニット、KiiTailの楽曲で、2023年にリリースされました。

温かみのあるバンドサウンドとミクの飾り気のない歌声に心が揺り動かされます。

とくにラストサビのエモーショナルなアレンジがグッと来るんですよね。

歌詞に並ぶ等身大な言葉たちも本当にステキです。

こういう関係性に憧れる方はきっと多いはず。

バブルhigma

higma – バブル feat.初音ミク、ナースロボ_タイプT
バブルhigma

不思議な浮遊感に体全体が包み込まれる、ハイセンスなボカロ曲です。

ボカロP、higmaさんの楽曲で、2023年7月にリリース。

歌い手、ボカロPなどでチームを組んでオリジナル曲を発表するネット企画、ボカデュオへの参加曲のボカロバージョンです。

独創的なサウンドアレンジ、その奥行きに引き込まれます。

途中、ポエトリーリーディングに変化するパートにも注目。

現実味と心象風景が入り混じる、非常にアーティスティックな作品です。

命短し恋せよキメラみつあくま

命短し恋せよキメラ (Chimera) / 重音テト
命短し恋せよキメラみつあくま

みつあくまさんが手がけた本作は、2024年11月に公開されました。

重音テトの声色を活かしたキュートなボーカルワークが印象的。

軽快なリズムとポップなメロディーラインも特徴で、歌詞では年齢や恋愛、体型の悩みなど、重音テトが抱える葛藤がユーモアたっぷりにつづられています。

特に「30代」を意識した言動や、アイスクリームへの誘惑など、共感を覚える方は多いんじゃないでしょうか。

テトファンの方はぜひともチェックしていってください!

文化になっていくカンザキイオリ

「オリジナル」と「模倣」その境目は……創作活動をされる方ならとくに刺さるじゃないでしょうか、この作品。

カンザキイオリさんが2023年8月に発表したのが『文化になっていく』です。

ボカコレ2023夏のTOP100ランキング参加曲でした。

淡々としているようでその実、胸の奥底で感情が渦巻いているのがわかるトラックメイクが印象的。

サビに向かってだんだんと熱を帯びていく感じがかっこいいです。

歌詞には「あなたの文化になりたい」という思いが。

自分の作ったものが誰かの一部になり生き続けていくことは、クリエイター冥利に尽きます。