平成のボカロシーンを彩った人気曲・名曲まとめ
2007年に登場した初音ミクをきっかけにボカロ界隈にはさまざまな名曲が誕生してきました。
ラブソングから応援歌、病み曲、またポップスやロック、ダンスミュージック、ヒップホップなどあらゆるジャンルの音楽が存在しています。
今回この記事では、ボカロシーンの人気を確立するきっかけとなった、平成に生まれた楽曲の数々を紹介します。
リリースから時間がたった今もなお愛され続けている人気作たちに、ぜひ触れてみてください!
平成のボカロシーンを彩った人気曲・名曲まとめ(1〜10)
ヒバナDECO*27

疾走感あふれるサウンドとエモーショナルな歌詞が融合した、ボカロ界の名曲です!
DECO*27さんが初音ミク誕生10周年を記念して書き下ろした楽曲。
アグレッシブなロックナンバーで聴けば気分が盛り上がります!
そして相手の心を奪う戦いを描いた歌詞世界にも引き込まれます。
が聴く者の心に響きます。
2019年にリリースされたアルバム『Re:Start』にリアレンジバージョンが収録されていますので、気になる方はぜひチェック!
だれかの心臓になれたならユリイ・カノン

生と死の狭間で揺れる心を描いた、深い共感を呼ぶ名作です。
ユリイ・カノンさんの代表曲の一つで、2018年2月に発表されました。
GUMIの伸びやかな歌声とエモーショナルなバンドサウンドと見事に調和しています。
また歌詞の「誰かの生きる理由になりたい」という願いが胸に刺さるんですよね。
孤独や絶望を感じているとき、あるいは誰かを支えたいと思うときに、ぴったりの1曲ではないでしょうか。
劣等上等Giga

疾走感あふれるEDMサウンドに全身が震える1曲!
2018年7月にリリースされた作品で「鏡音リン・レン10th Anniversary」テーマソングとして大きな話題になりました。
Gigaさんが生み出したビートとシンセの響きが絶妙で、聴くだけで胸が高鳴ります。
またリンレンのクールな二重唱で、反骨精神あふれる歌詞世界を見事に表現。
「下克上」をテーマにしており、劣等感や社会の偽善を乗り越えていく強さを描いているんです。
自分を奮い立たせたい時に、このサウンドで心を熱くしましょう!
何でも言うことを聞いてくれるアカネチャンGYARI

『何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン』はボカロPのGYARIさんが手がけた楽曲で、2017年12月に公開されました。
琴葉茜の相槌と結月ゆかりの熱い語りのコントラストが絶妙な作品です。
友人の話を半分聞き流している感じに笑っちゃうんですよね。
この世界観を音楽にできるGYARIさん、さすがです。
笑ってしまうボカロ曲を探しているならぜひチェックしてみてください。
ベノムかいりきベア

痛快な中毒性を持つ『ベノム』は、かいりきベアさんによる楽曲。
2018年8月にリリースされた作品で、歌詞では現代人の抱える孤独や葛藤を鮮烈に描き出しています。
また欲しいときに鳴ってくれるギター、耳に気持ちいいビートが織りなす独自のサウンドスケープにも引き込まれるんですよね。
心の中に溜まった「毒」を吐き出したい方にぴったりですよ。
あらためて『ベノム』の魅力、触れてみては!
砂の惑星ハチ

荒廃した砂漠で新たな希望を見つけようとする物語。
米津玄師さんがハチ名義でリリースした作品です。
2017年7月に初音ミク10周年記念イベント「マジカルミライ 2017」のテーマソングとして公開されました。
その後、アルバム『BOOTLEG』にも収録。
ボカロ文化の変遷やニコニコ動画の過去と現在を重ね合わせた歌詞は深い考察を誘います。
過去への郷愁と未来への願いが織り交ざる様に、心震わされるんですよね。
ぜひこの曲を聴いて、当時のことを思い出してみてください。
アンノウン・マザーグースwowaka

スピーディーな曲調と哲学的な歌詞が織りなす極上の1曲です。
ボカロP、wowakaさんによる楽曲で、2017年8月にリリース。
初音ミクを通して「愛」や「模倣」を表現しており、その世界観と魂の震えのような歌声に思わず引き込まれます。
また中毒性の高いロックサウンド、音がどんどん押し寄せてくる感じが最高にかっこいいんですよね。
感情を解放したい時に聴くのがオススメです。