平成のボカロシーンを彩った人気曲・名曲まとめ
2007年に登場した初音ミクをきっかけにボカロ界隈にはさまざまな名曲が誕生してきました。
ラブソングから応援歌、病み曲、またポップスやロック、ダンスミュージック、ヒップホップなどあらゆるジャンルの音楽が存在しています。
今回この記事では、ボカロシーンの人気を確立するきっかけとなった、平成に生まれた楽曲の数々を紹介します。
リリースから時間がたった今もなお愛され続けている人気作たちに、ぜひ触れてみてください!
平成のボカロシーンを彩った人気曲・名曲まとめ(21〜30)
ローリンガールwowaka

ハイスピード、かつハイセンスなこのロックチューンは外せません!
ロックバンド、ヒトリエのフロントマンも務めたボカロP、wowakaさんによる楽曲で、2010年2月に発表されました。
高音成分の強い音像がたまらなくかっこいいんですよね!
少女の言葉を主軸に置いた、どこか退廃的な歌詞の世界観も魅力の一つ。
今、活躍しているボカロPたちの中で「影響を受けた」と公言する方も多い作品です。
当時、歌ってみた動画や有志によるアニメMVもめちゃくちゃ伸びてましたよね!
アスノヨゾラ哨戒班Orangestar

聴けば空を飛んでいるような気分になるボカロ曲です。
『DAYBREAK FRONTLINE』『Henceforth』など数々の人気作を発表してきたボカロP、Orangestarさんの代表曲で、2014年に公開されました。
ニコニコ動画で初めて、音声ライブラリIAが歌った曲が100万再生を達成したことも話題になりました。
爽快感、疾走感、切なさ、エモーショナルな雰囲気が入り混じる音像に心が奪われます。
バンドアレンジ版などもありますので、まだの方は合わせて聴いてみてくださいね!
平成のボカロシーンを彩った人気曲・名曲まとめ(31〜40)
チルドレンレコードじん

自然の敵Pことじんさんが展開した『カゲロウプロジェクト』シリーズ。
楽曲投稿を皮切りに小説、漫画、アニメとメディアミックス展開したカゲプロですが、2012年にリリースされた『チルドレンレコード』はそのオープニングテーマに当たります。
シリーズの要素をぎゅっと詰め込んだ歌詞は、ファンの方ならよだれが出ちゃうんじゃないでしょうか。
2021年にカゲプロ10周年を記念してリブート版が発表されていますので、ぜひ原曲と聴き比べてみてください。
炉心融解iroha

ニコニコ動画のランキング上位に位置し続けたあの日々、記憶に残っている方も多いはず。
『moon』の作者としても知られているボカロP、irohaさんによる大ヒットナンバーで、2008年に公開されました。
幻想的な雰囲気のあるドラムンベース曲で、先鋭的かつ退廃的な仕上がり。
その両極端なエッセンスを持ち合わせているからこそ、ボカロファンの心をつかんだのです。
歌詞につづられているはかなげな世界観もまた魅力。
ブーム当時は歌ってみた動画でよく選曲されていましたよね!
ルカルカ★ナイトフィーバーsamfree

ボカロのユーロビートと言えばこの曲!
ボカロP、samfreeさんの代表曲『ルカルカ★ナイトフィーバー』は2009年に発表された作品です。
アッパーな曲調、明るい歌声のパーティー感がすごい!
また歌ってみた動画、踊ってみた動画など二次創作作品がたくさん投稿されている楽曲で「この曲に合わせてギターソロを弾く」なんてお祭り企画もありました。
有志による派生曲も数多く存在する、ボカロシーンで長く愛され続けているナンバーです。
愛して愛して愛してきくお

あどけない歌声や遊園地で流れてくるような曲調なのに、狂気的。
アーティスティックな作風が聴いた人の心をつかんで離さない、世界的な人気を誇るボカロP、きくおさんによる楽曲で、2013年に発表。
近年ではスマホゲーム『プロセカ』にも収録され、話題になりました。
愛を叫ぶ曲なのですが、サウンドやボーカルワークから伝わってくるのはゆがんだ気持ち。
「この曲の主人公はどうしてこうなってしまったんだろう」という考察をせずにはいられなくなります。
天樂ゆうゆ

和楽器バンドによるカバー版もかっこいいですよね!
『深海少女』の作者としても知られるボカロP、ゆうゆさんによるハードロックナンバーで、2009年8月に公開されました。
激しくゆがんだギターサウンド、うねるベース、パワフルなドラムワークが魅力。
そこに合わさる鏡音リンの歌声に色気があって、聴いているうち世界観に引き込まれてしまうんですよね。
サビの爆発力の一級品!
ボカロロックの一つ、到達点と言っても過言ではないかもしれません。