平成のボカロシーンを彩った人気曲・名曲まとめ
2007年に登場した初音ミクをきっかけにボカロ界隈にはさまざまな名曲が誕生してきました。
ラブソングから応援歌、病み曲、またポップスやロック、ダンスミュージック、ヒップホップなどあらゆるジャンルの音楽が存在しています。
今回この記事では、ボカロシーンの人気を確立するきっかけとなった、平成に生まれた楽曲の数々を紹介します。
リリースから時間がたった今もなお愛され続けている人気作たちに、ぜひ触れてみてください!
平成のボカロシーンを彩った人気曲・名曲まとめ(21〜30)
ロストワンの号哭Neru

若い世代、とくに学生が抱く不安や焦燥を描き出したボカロックの金字塔です!
『脱法ロック』『potatoになっていく』など次々にヒット曲を生んできたボカロP、Neruさんによる作品で、2013年に公開されました。
耳に残るギターリフや張り裂けるような思いが詰め込まれた歌詞、感情的に歌われるサビなど、刺さる要素満載。
熱量の高いロックサウンドに心奪われた方は数知れず、なんですよね。
この先、いつの時代の若者もきっと共感できるんじゃないでしょうか。
脳漿炸裂ガールれるりり

ロックだったりジャズだったり、どこか和風テイストだったり、めまぐるしく変化する曲調が特徴的な、こちらの作品。
ボカロP、れるりりさんの代表曲で2012年10月に発表されました。
小説や漫画、実写映画などメディアミックス展開されたので、そちらで知った方もいらっしゃるかもですね。
人間ボーカルだと再現が難しい早口メロディーラインは「ボカロならではの表現」と言ってもいいのかもしれません。
ベースラインの気持ち良さもすごいんですよね!
そういうところから、弾いてみた動画での選曲率も高め。
いろんな角度から楽しめるボカロ曲です!
天ノ弱164

エネルギッシュなロックサウンドに乗せて歌われるのは、素直に口へ出せない愛。
世界観に切なさに心打たれるVOCAROCKの名ナンバーです。
ギタリストとしても活動しているボカロP、164さんの代表曲で、2011年5月に公開されました。
深くゆがんだギターにスラップベース、パワフルなドラムフレーズなど、聴きどころがたくさん。
歌詞には天邪鬼な性格の主人公が、大切な人へ愛のメッセージを伝えたいと願う、その思いの丈がつづられています。
ゴーストルールDECO*27

バンドサウンドにスクラッチ音を合わせた、ラウドでかっこいいボカロックです!
有名アーティストへの楽曲提供もおこなっている人気ボカロP、DECO*27さんの作品で、2016年に発表。
5枚目のアルバム『GHOST』に収録されています。
Bメロのリズムダウンから一気に来る、サビの開放感。
その勢いに、心の奥底にある感情が揺さぶられる気がします。
「この曲からボカロシーンがまた活気づいた」という声も多い、名曲の一つです。
ワールズエンド・ダンスホールwowaka

研ぎ澄まされたサウンドは人々の心にいつまでも残り続けます。
ロックバンド、ヒトリエのフロントマンとして活躍したボカロP、wowakaさんの楽曲で、2010年に発表されました。
エッジのある音像とスピーディーなメロディーラインは唯一無二。
ボカロのロックシーンをけん引した存在だと言っても過言ではないでしょう。
この曲、ひいてはwowakaさんの音楽に影響を受けてボカロPになった人もたくさんいます。
いつまでも聴かれるであろう、名曲の一つです。
モザイクロールDECO*27

ボカロシーンを代表するPの1人となったDECO*27さん。
MegpoidとGUMIを使った『モザイクロール』は、彼が得意とする「心の痛み」をうまく表現した1曲。
特にサビへの入り方が彼の『乙女解剖』のように、一瞬はさまれるキメのブレイクがたまらなくかっこいいんです!
ちなみに2021年には、この曲を初音ミクでアレンジした『モザイクロール (Reloaded) feat.初音ミク』がリリースされているので、よければ聴き比べてみてくださいね!
シャルルバルーン

カラオケでよく歌っているという人、たくさんいるはずですよね!
シンガーソングライター須田景凪名義でも活躍するボカロP、バルーンさんによるヒットソングで、2016年に発表されました。
キレのあるギターサウンドが耳に残る、リズミカルかつオシャレな作品です。
サビメロの爆発力がすごいんですよね、一度聴けばもう歌えるというか。
この曲からボカロの世界にハマった方もきっと多いでしょう。
「一時代を築いた曲」とご紹介しても差し支えないはずです。