30代におすすめのボカロ曲。ボーカロイドの名曲、人気曲
「第一次」とも言えるボカロブームが起こった2007年から、けっこうな時間がたちましたね。
当時は学生で現在は30代、という方も多いんじゃないでしょうか。
今回この記事では30代の方にオススメなボカロ曲をまとめてみました。
昔の自分を思い出せる懐かしい作品や、最近リリースされた人気曲まで幅広くそろえてあります。
「そういえば最近ボカロ曲聴いてないな……」と思ったならぜひともチェックしていってください!
新鮮な気持ちでボカロに触れてみましょう!
30代におすすめのボカロ曲。ボーカロイドの名曲、人気曲(61〜80)
文化になっていくカンザキイオリ

「オリジナル」と「模倣」その境目は……創作活動をされる方ならとくに刺さるじゃないでしょうか、この作品。
カンザキイオリさんが2023年8月に発表したのが『文化になっていく』です。
ボカコレ2023夏のTOP100ランキング参加曲でした。
淡々としているようでその実、胸の奥底で感情が渦巻いているのがわかるトラックメイクが印象的。
サビに向かってだんだんと熱を帯びていく感じがかっこいいです。
歌詞には「あなたの文化になりたい」という思いが。
自分の作ったものが誰かの一部になり生き続けていくことは、クリエイター冥利に尽きます。
ポケットのモンスターピノキオP

ポケットモンスターと初音ミクによるコラボレーション企画『ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs』。
こちらの企画に向けて書き下ろされた『ポケットのモンスター』は、ボカロPのピノキオピーさんが2023年に制作したナンバーです。
子供のころに出会ったゲームとの思い出を振り返りながら、現在の自分と向き合う姿が描かれています。
自分で選んだモンスターとともに旅をするゲームの内容と現実の人生を生きる様子を絡めた、切なくも心温まるメッセージが伝えられる楽曲です。
ゲームの効果音などを取り入れたサウンドと初音ミクの優しい歌声にも注目して聴いてみてくださいね。
永遠に幸せになる方法、見つけました。うたたP

「ミクトランス」と呼ばれる独自のジャンルをリスナーに広めたことで知られるボカロP・うたたPさん。
そんな彼が2012年に制作したのがこちらの『永遠に幸せになる方法、見つけました』。
「儀式」をテーマにしたユニークな歌詞が話題になり、当時のボカロリスナーから大きな反響を呼びました。
ダイナミックな展開をみせるエレクトロサウンドにも注目。
さまざまな表情をみせる初音ミクの歌唱が響くディープな楽曲です。
2010年代のボカロを聴いていた30代の方も、そうでない方もぜひ聴いてみてくださいね。
桃園レイトチューン宮守文学

宮守文学さんの作品で2024年3月に公開されました。
初音ミクとMEIKOがフィーチャリングされた、中毒性の高い楽曲です。
ヒップホップの要素を取り入れたメロディーラインにオリエンタルな雰囲気をかもすサウンドアレンジが特徴。
退廃的な世界観が見えてくる歌詞の言葉選びも秀逸。
愛や関係についての深い思考を描いており、感情の過剰なまでの表現や、恋愛における切なさと葛藤を象徴しています。
本作は、現実の葛藤や感情のもつれを表現することで、リスナーに対して感情移入を促すと同時に、自己の内面を省みる機会を提供しています。
ノリノリになりたい時や、一人で物思いにふける時間にぴったりです。
成長痛カンザキイオリ

大切な人への依存心や孤独感をユニークに表現した楽曲です。
カンザキイオリさんが2024年10月に発表した本作。
ミドルテンポの曲調に乗せ、赤裸々な思いを吐露していく様子が印象的。
SNSの裏側にある感情や、他者への執着など現代社会の影の部分に触れる歌詞が心に刺さります。
どこか艶っぽい歌声も魅力の一つ。
自己矛盾に苦しむ方に寄り添ってくれる1曲かもしれません。
人間関係の悩みを抱える人にぴったりな作品です。