【流行】昔よく聴いた・懐かしいボカロ曲まとめ
最新技術なイメージのある合成音声技術のボカロですが、初音ミクが発売されたのは2007年。
それを考えるとシーンが出来上がってけっこうな時間がたったように思えますね。
小さな頃からボカロ曲を聴いている世代のことを「ネイティブボカロ世代」なんて呼び方をすることも。
ということで「懐かしいな」と感じるボカロ曲も自然と増えてきています。
ということで今回この記事では「懐かしいボカロ曲」をテーマに作品をまとめてみました!
ボカロの歴史をひも解いていきましょう!
【流行】昔よく聴いた・懐かしいボカロ曲まとめ(61〜70)
カンタレラ黒うさP

ボカロシーンの中でゴシックな世界観の曲って昔から現在にいたるまで、ずっと人気がありますよね!
「ボカロといえば」とも言える人気曲『千本桜』の生みの親でもある、黒うさPさんが手がけた楽曲で、2008年2月に公開。
もとは黒うさPさん在籍の同人サークルWhiteFlameの曲で、ここでご紹介しているのはつまり、ボカロによるセルフカバーアレンジ版。
ドラマチックなサウンドと大人っぽいボーカルワークがマッチした、物語性の強い作品です。
KAITOの色気のある歌声がステキなんですよね!
吉原ラメント亜沙

大人で和風なボカロ曲をぜひ聴いてみてください。
亜沙さんによる楽曲で、のちの小説化や、演歌歌手の小林幸子さんがカバーしたことでも話題になりました。
江戸時代の夜の街で生きる女性を主人公にした、ストーリー性のある歌詞が特徴。
聴いているうちにその情景が浮かんできて、泣けてきちゃうんですよね。
またその世界観が、和楽器の音色が取り入れられた曲調とも相性ばつぐん。
ぜひともじっくり聴き込んでみてください。
愛言葉DECO*27

バンドサウンドをピコピコシンセサウンドで彩った、キャッチー&ポップなメッセージソングです!
『モザイクロール』『ヒバナ』『ヴァンパイア』など「出す曲全てがヒット作」と紹介してもおかしくないでしょう、コンポーザーDECO*27さんによる楽曲で、2009年7月に発表されました。
タイトルや歌詞はラブソングのような作りですがその実、DECO*27さんから自分の作品を聴いてくれるファンへの感謝ソングです。
曲全体から伝わってくる温かい雰囲気に、胸がほっこりしちゃいますね。
再教育Neru

代表曲『ロストワンの号哭』のヒットで知られるボカロPのNeruさん。
ロックサウンドを生かした楽曲で人気を集める彼が2012年に制作した『再教育』は、青春時代に抱える悩みや不安に向き合う姿が描かれたセンチメンタルな楽曲です。
情熱的なギターリフが響くバンド演奏にのせて鏡音リンとレンのクールな歌唱が展開。
学生時代の男女をイメージさせる2人のメカニカルな歌声は、どこか人間らしさも感じられます。
熱い思いと切なさが絡み合うロックナンバーを聴いてみてくださいね。
円尾坂の仕立屋mothy

和風なサウンドに狂気的な世界観を合わせた、ストーリー性の強い作品です。
悪ノP名義でも知られているmothyさんによる楽曲で、2009年に発表。
『悪食娘コンチータ』などと並ぶ『七つの大罪』シリーズの一つで「嫉妬」をテーマに制作されています。
仕立屋の主人公が、愛する人が自分ではない女性と歩いているのを見て嫉妬して……こう書くと「浮気」をテーマにしているように見えますね。
聴いたことのある人はそうじゃないの、わかってますよね。
ペテン師が笑う頃に梨本うい
ジャギジャギにゆがんだギターと動き回るベース、軽快なドラムにノイジーな歌声、そのアンサンブルがかっこいいロックナンバーです。
バンドサウンドに定評のあるボカロP、梨本ういさんによる楽曲で、2009年に公開されました。
グランジやオルタナティブロックが好きな方はとくに刺さったんじゃないでしょうか。
そして歌の最後が……ゾワっと来るんですよね。
有志による二次創作アニメーションMVも当時、よく観られていました。
結ンデ開イテ羅刹ト骸ハチ

2009年7月に投稿されたボカロPのハチさんによる『結ンデ開イテ羅刹ト骸』は、ホラー感がただよう怪しい曲調と歌詞が特徴の初期のボカロ曲です。
ちなみにボカロは初音ミクが使われています。
比較的明るい曲調に使われることが多い初音ミクのダークな側面が見られてなかなかおもしろいですよね。
ちなみにこの曲を作ったハチさんは、後にシンガーソングライターとして『Lemon』『パプリカ』などの曲をヒットさせた米津玄師さんと同一人物なんですよ!






