今回の症状は弾き始めてしばらくの間、スピーカーが割れたようなビリビリした音がするというもの。
ベースの3弦解放辺りを弾くとビリビリと。
これがしばらく弾いているうちに治まるんです。
先日のチェックの時に、ふっとアンプを横から叩いてみました。
これでも治まっちゃいました!
さて原因は何処に。
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チェック
「まさかなぁ。」と自分で疑っていたのですが、後日やっても同じ結果に(笑)。
もしかしたらただの接触不良かもしれない。
ただ、日を置いて弾き始めるとはじめは必ずノイズが乗る為、単純な故障だけでもなく、真空管やコンデンサの不良もあるかもしれない。
そして厄介なのが、症状が治ったらしばらく直ったままという事。
異常な状態の時に確認したいのですが、症状が治まってしまうと、原因がわかりにくい事があるのです。
とはいえ、まずは蓋を開けて触ってみます。
局所的に物理的に突いてみてそのリアクションを見たいので、今回は電源入れて音を出しながらのチェックです。
プライヤーの柄の部分。
電気を通さない物でないと、ウッカリどこかに触れた時に簡単にスパークさせちゃうのです。
そこから棒状の物っていうと、実は割り箸が身の回りにすぐある物で便利なのですが、スタジオ備品にはさすがにありませんでしたw
さて、バリバリとノイズたっぷりの音を鳴らしながら、このデカいコンデンサーとか怪しいなとコツいてみると・・・。
見事にノイズが消えました!!
、、、消えちゃいました!!
!
ノイズが消えたのも良いですが、プライヤーが扱いにくくあんまり繊細に叩けていない。
。
つまり、本当にこのコンデンサーが原因かが分かりにくいです。
。
ノイズが消えた状態で他の部品を叩いても、また同じコンデンサーを叩いても症状が出てくれない・・・(泣)
ん〜・・・とりあえず基盤をひっくり返してみることにします!
コンデンサーを交換する方向で進めてみましょう!
用意するは、日本の誇るnichiconのコンデンサー!
分解
本体の裏側のネジを外します。
見えているネジは全て外し、POT類のノブを取ります。
あとは中のネジをいくつか外せばガボッといけます。
基盤をひっくり返してみると・・・
わかるかなぁ。
。
。
見えにくいと思いますが、画面中央がハンダ割れしてます。
さっき気にしていたデカいコンデンサの足のハンダ付けでした。
ハンダ付けをし直します。
コンデンサ外して・数値を測って・取り替えて・・・って考えていたのですが、ここをハンダ付けし直してやったら直りました!
直ってしまいました(笑)
あっけなく修理が終わってしまったので、ついでによく壊れる箇所の交換をしておきましょう。
アウトプットジャックの交換
インプットジャックと共に、ここもよく壊れる所の1つです。
ナットを回し外せばほぼユニットが取れます。
あとはケーブルを外せばこの通り。
ハンダ付けされている足を外して、取り替えるだけです。
注意すべきは、『違う物』を付けてしまわない事。
ほとんどの場合、だいたいの見た目と足の数を間違えなければ大丈夫です!
今回は”ステレオダブルスイッチ”という物です。
似た物では”ステレオダブルオープン”であったり、”モノラル”だったりがあります。
プラグが挿さっていない時にも接続が変わらないオープンタイプと、挿さっていない時は違う端子と接触しているスイッチタイプがあります。
端子の数が違うので間違いにくいかとは思いますが、型番が押してあるわけでもないのでわかりにくいです。
よく観察して注意が必要です。