【文化祭】お化け屋敷に取り入れたい仕掛けのアイデア
文化祭のお化け屋敷で、友達が「あれ、この人は誰?」と困惑する瞬間を見たことはありませんか?
暗闇の中で人が入れ替わったり、足元がぐにゃぐにゃになったり、怖い人形に近づいたら突然首が回ったり……。
成功するお化け屋敷には、参加者をドキドキさせる巧妙な仕掛けがいっぱい隠されています。
ダンボールで作るお墓から、お札を使った演出、足元トリックまで、工夫次第で会場全体が悲鳴と笑い声に包まれます。
こちらでは楽しいお化け屋敷のアイデアをいろいろ紹介しています。
効果音・音響・視覚演出(1〜10)
呪いのビデオを流す

あらかじめ作った恐ろしい映像を作って流しておくというものです。
映像の内容は貞子やトイレの花子さん、くぎを打たれた藁人形など、ホラー映画や呪いの言い伝えからアイデアを得て、さまざまなアレンジを加えて仕上げてみましょう。
事前に映像を作っておけば当日は流しておくだけなので、人手をかけずに仕掛けを一つ増やせるのも魅力ですね。
最近では用意するのが難しいかもしれませんが、あえてブラウン管テレビで映像を流すとより雰囲気があっていいかもしれません。
怖い文字
梵語って知っていますか?
サンスクリット語の別名なんですが、独特の字体でどこか恐ろしい感じがしますよね。
特別「呪い」や「恐怖」とはリンクしないのですが、壁一面にちょっと怖い梵語のような文字が書かれているとやっぱり薄気味悪い感じはします。
赤いペンキなどで書くのは雰囲気作りに最適です!
主語のない無機質な怖〜い言葉もお化け屋敷の中で見ると怖い感じがします。
ペンキが垂れるのを利用して文字を書くと、怖さもアップしますよ!
文字関係の飾りつけは書道部の人に依頼してみましょう。
効果音・音響・視覚演出(11〜20)
ラップ音を鳴らす

緊張感が高まる効果音をならしてみましょう!
ラップ音を鳴らすアイデアをご紹介します。
ラップ音とは、誰もいないはずの環境で、何も存在しない場所や空間から「パキッ」「ドン」などの音が発生し、鳴り響く現象といわれていますよね。
突然「パキッ」と鳴るだけで一気に参加者に緊張感が走り、静かな空間に不気味さが広がります。
BGMや効果音が突然止まり、ラップ音を鳴らすと恐怖度が増しそうですよ。
見えない何かの存在を感じさせる演出は、文化祭のお化け屋敷にぴったりの怖さです。
電話の音を鳴らす

家でホラー映画を見ているときに自分の携帯電話が突然鳴って驚いた、そんな経験もあることでしょう。
まあ電話は突然鳴るものなのですが、それが薄暗いお化け屋敷の中なら効果も抜群です!
もちろんスマートフォンでは雰囲気が出ないので昔ながらの黒電話を用意してくださいね。
最近は受話器を取ることも少なくなってきているからこの受話器が余計に怖いかも。
受話器を取ってもベルが鳴りやまない、「もしもし」と電話を取ると受話器から叫び声が聞こえるなど、プラスアルファの演出もぜひ!
砂嵐のテレビ

今はおおよそどの局も24時間ずっとテレビの放送が終わることはないのですが、昔のテレビといいますか、昔のテレビ放送は深夜になると放送がいったん終わっていたんですよね。
そのときに流れていたのが俗に言う「砂嵐」なる画面。
ザーッという雑音、白黒のザラザラサとした映像、お化け屋敷の中で見ると怖い感じがします。
雰囲気作りにもってこいかも!
動画サイトにいくつかアップされています。
ちなみにこの砂嵐の画面、「集中力がアップする」「赤ちゃんが寝静まる」など何かとプラス方向にも利用もされているんですよ。
テスト前に砂嵐の画面を見れば?
得点アップ?
手型・足型

車を洗っているとき、たまにひょんなことで薄っすらと「手型」が浮き出る、なんて経験をした方、いるんじゃないでしょうか。
子供や通行人がぺとっと手を付けた跡が残っているだけだと思うんですが、手形が浮き出るって使い方によっては思わぬ恐怖心を呼ぶかも。
蛍光塗料で浮き出る手型足型、パソコンの画面に次々と浮かんでは消える手型足型、ラジコンカーに貼り付ければ動く手形足型の完成!
どれもお化け屋敷を盛り上げるスパイスになりそうです。
パソコンは先生に頼んで貸してもらいましょう。
そう言えば映画『リング』に出てくる手形もめちゃくちゃ怖いですよ……。
お経を流す

どんなに怖いホラー映画でもボリュームをオフにして見ればそんな怖くないかも。
人間の恐怖心の半分くらいは耳から入ってくる情報から生み出されているのかもしれませんね。
学校中の生徒にもっともっと怖がってもらうためにも「お経」は必須アイテム。
お経を流してお化け屋敷の雰囲気をダブルアップしましょう!
お経のボリュームを小さくしたり大きくしたり、お経の流し方にもひと工夫。
いくつかのお経を同時に流すのもきっと怖いですよ!
洋風のお化け屋敷なら暗めの讃美歌なども合いそうです。