文化祭のお化け屋敷で大成功!心理を突く仕掛けアイデア
文化祭のお化け屋敷で、友達が「あれ、この人は誰?」と困惑する瞬間を見たことはありませんか?
暗闇の中で人が入れ替わったり、足元がぐにゃぐにゃになったり、怖い人形に近づいたら突然首が回ったり……。
成功するお化け屋敷には、参加者をドキドキさせる巧妙な仕掛けがいっぱい隠されています。
ダンボールで作るお墓から、お札を使った演出、足元トリックまで、工夫次第で会場全体が悲鳴と笑い声に包まれます。
こちらでは楽しいお化け屋敷のアイデアをいろいろ紹介しています。
お化け屋敷演出テクニック・仕掛け(1〜5)
誰かが近づいてくる

心臓が飛び出るほどびっくりする!
誰かが近づいてくるアイデアをご紹介します。
お化け屋敷といえば暗闇ですよね。
そんな暗闇の中、かすかな物音と一緒に気配だけが迫ってくる演出は、大人でも恐怖を感じます。
教室の中に扉をつくり、少しずつ何者かが近づいてくる演出に夢中になっている来場者を、間近で驚かしてみましょう。
暗闇で距離感がつかめない中、突然現れるお化けに「きゃー!」と叫ばずにはいられません。
来場者のリアクションも盛り上がること、間違いなしです!
閉じ込められる

参加者を不安な気持ちにさせる不気味な演出!
閉じ込められるアイデアをご紹介します。
閉じ込められるといっても、参加者が閉じ込められるのではなく、閉じ込められる人がいる場面を参加者に見せる演出です。
ガタガタと音を立てながら、必死に助けを求める誰かの姿をガラス越しに参加者へ見せることで、「この先で自分も……」と想像させ、恐怖感が倍増します。
心理的にじわじわと不安を感じ、緊張感が一気に高まりそうですよね。
お化け屋敷の中で印象に残る仕掛けになるでしょう。
右回りで周ってもらう

平原や砂漠など何も目印がないところを歩くとき、まっすぐ歩いているようでも多くの人は知らない間に左方向に進路がずれるそうです。
これを「左回りの法則」といいます。
コンビニエンスストアやスーパーの買い物順が左回りになっているのもトラック競技のトラックが左回りになっているのもこの法則が関係しているとか。
逆に右回りは人に不安を感じさせる効果があって、ジェットコースターやお化け屋敷は右回りに作られています。
このことを知っているだけでだいぶ事情は変わってきますよね。
お化け屋敷はスバリ右回りで!
絵から飛び出す

お化け屋敷のコースの途中に絵を飾っておき、その中からお化け役の人が突如現れるというアイデアです。
まさか絵のところから何か出てくるとは思ってもいないので、きっと驚かせられるはず!
仕掛けとしては、作った壁に穴を空けておき、その穴をふさぐように絵を飾りましょう。
そして壁の裏にお化け役の人が隠れておいて、絵をずらして飛び出します。
メイクやマスクなどでインパクトのある怖い見た目にしておくと、よりいっそう驚かせられそうですね。
床をはう

明るい場所ならなんてことないのに、電気が消されているだけで恐怖が。
超簡単な仕掛け「床をはう」はいかがでしょうか。
言葉そのまま、床に倒れてお客さんを待つだけ。
暗がりに倒れた人影……それだけで非日常な不気味さを演出できます。
怖々近付いてきたタイミングで動いたり声を上げたりすると、なおよし。
文化祭なら限られた予算の中で作らなければいけないはず、ぜひ手間とお金のかからないこのアイデアを取り入れてみてください。
踏まれたり蹴られたりしないよう注意!