【文化祭】ジェットコースターを作ろう!
文化祭や学園祭で人気のアトラクションといえば、ジェットコースターですよね!
ジェットコースターって素人が作れるの?と思いますが、意外に手作りしている学生さんが多いんです。
この記事では、自分たちで作れるジェットコースターのアイデアを紹介します。
土台に机やイスを配置し、木材で作ったコースにキャスター付きのトロッコをすべらせるという作り方が主流ですが、なかにはバイク型やCG映像を使ったジェットコースターもあります。
安全面に配慮しつつ、みんなで楽しめるアトラクションを完成させましょう!
【文化祭】ジェットコースターを作ろう!(1〜10)
本格的なローラーコースター「宇宙旅行」

ジェットコースターを作るなら、本格的なローラーコースターを目指してみませんか?
今回は「宇宙旅行」をテーマにしたアイディアをご紹介します。
まず大切なのが、コース決めです。
教室という限られたスペースを最大限活用することと、楽しさと安全性の両立、どれくらいの資材を使うのか、使えるのかといったさまざまな点をにらみながら、先生方と良く話をして判断しましょう。
コースができたら、ライトアップやスモークを炊くなどの演出も加えると、より宇宙のイメージに近づきますよ。
作業は大変だと思いますが、みんなで力を合わせて作ったという思い出は、一生の宝物になるはずです。
急カーブのジェットコースター

ジェットコースターの怖さといえば、高い位置から急に下に落ちるあの瞬間だと思いますが、教室で再現するには少し難しいですよね……。
そこで教室の四隅をうまく利用して、急カーブのコースを作ってみてはいかがでしょうか?
遠心力がかかり、見た目以上にスリル満点のジェットコースターになりますよ!
カーブをしっかり曲がるためには、押し出す時にスピードにのせることが大切ですが、安全面に気を配りながら楽しんでくださいね!
トロッコ型のジェットコースター

ワイルドな雰囲気が出る、トロッコ型のジェットコースターはいかがでしょうか?
そもそもですが、トロッコというのは産業用に使われていた貨車のことです。
その見た目はさまざまなのですが、今回は四角い箱のようなタイプをイメージしてもらえたらと思います。
トロッコ特有の武骨やさを意識してみるのもいいですし、あえてかわいらしくデコレーションするのもよいでしょう。
また、トロッコ型は構造がシンプルで作りやすいというのもメリットですね。
噴水の上を走るジェットコースター

文化祭や学園祭では、教室や体育館などにジェットコースターを作ることが多いと思いますが、思い切って青空の下を走るコースを作ってみてはいいかがでしょうか?
こちらのアイデアでは、外にレールが設置されており、途中には噴水を通り水飛沫が感じられます。
もし校内に噴水があるなら、ぜひマネしてみてはいかがでしょう。
わざわざジェットコースターのために水源を設置するのは予算や時間的に厳しいですが、元からあるものを使うのであれば簡単ですし、ちょっとしたスリルを感じてもらえそうです。
暗闇を走るジェットコースター

空間を効果的に演出するアイデアとして、暗闇を走るジェットコースターを紹介したいと思います。
こちらは文字通り暗闇の中を走るという内容で、暗くする分教室というのを感じづらくしたり、空間を広く感じてもらえます。
また視界が奪われるので恐怖が増すというのもポイントですね。
さらに暗闇というのをいかしてお化け屋敷風にする、照明や蛍光塗料で美しく飾るなどアレンジしても楽しいでしょう。
暗くする方法にはトンネルを作る、部屋自体を暗くするなどがあります。
バイク型ジェットコースター

少し変わったアイデアに、バイク型ジェットコースターがあります。
従来のジェットコースターは四角いビーグルの中に入るものがほとんどですよね。
しかしこちらはバイクのようにまたがって乗るビーグルを用意するという内容です。
その見た目をいかして、かわいらしいデザインに仕上げてみてください。
ちなみに構造としてはレールとバイクが凹凸になるように組み合わせます。
そのため転倒などの心配はほぼありません。
座る部分にクッションを用意するのもお忘れなく。
全長約50mのジェットコースター

ジェットコースターを比較するうえで、一つの指標となっているのが長さです。
長ければ長いほど動きにバリエーションを持たせられますし、景色の変化、スピードを楽しんでもらえます。
そこで紹介したいのが、全長約50mのジェットコースターを制作するアイデア。
体育館などかなり広いスペースが必要ですが、見た目だけでもかなりのインパクトを与えられるでしょう。
作る場合は途中で前後が逆になるなど、飽きさせない工夫を盛り込んでみてください。
バーチャルジェットコースター

ジェットコースターを作りたいけれど場所や予算、ルールの都合上難しい場合もあるでしょう。
そんな時はバーチャルジェットコースターに取り組んでみるのがオススメですよ。
バーチャルジェットコースターというのは、動く座席に座り、ジェットコースターに乗っている人の視点の映像を見るというアトラクションです。
VRのようなイメージですね。
送風機を設置するなどすれば、より本物のジェットコースターに近い感覚を味わってもらえるでしょう。
スプラッシュ・マウンテン
https://www.tiktok.com/@haleiwa_39/video/7417787976383597831学校の階段も工夫次第でスリリングなアトラクションに早変わり!
今回はブルーシートとゴムボートと使ったアイディア、「スプラッシュマウンテン」をご紹介します。
階段の下に板を敷き、坂を作ります。
ボートがコースから外れないように両端には壁を作り固定しておきましょう。
ブルーシートを敷いたら、滑りを良くするため水を流します。
ゴムボートは空気を入れたら準備完了。
心の準備ができたら、ボートに乗って、階段の急流を滑り降ります。
水しぶきが上がり、一瞬の恐怖感がすぐに爽快感に変わることでしょう。
試走して、安全を確かめることも忘れずにおこなってくださいね。
スチール製のジェットコースター

工業系の学校であれば、溶接技術を活用したスチール製のコースターをつくることも夢ではありません。
安全性や耐久性は当然として、スピードがでるように傾斜を設計したり、試しながら調整する作業はとても大変なことでしょう。
しかし、仲間が一丸となって取り組み、一から物を作り上げる経験は、その後の人生においても大切な財産となるはずです。
文化祭は学習成果の発表の場でもありますが、何より大切なのは、仲間たちとの楽しい思い出を作ることです。
皆の持てる力を最大限に発揮し、最高の思い出を作ってみませんか?