小学生の劇が盛り上がる定番童話&昔話!みんなが知ってる物語で楽しい舞台作り
小学生の劇といえば、昔話や童話の上演が人気ですよね。
しかし、どんな作品を選び、どう演じたら観客を楽しませられるのか、悩まれている先生や子供たちも多いのではないでしょうか?
教育的な意味合いも大切ですが、子供たちが楽しく取り組める題材選びがポイントになります。
この記事では、みんなが知っている定番の物語を中心に、演じやすく思い出に残る、小学生の劇にぴったりな作品を紹介していきます。
よければ演目選びの参考にしてくださいね。
童話・昔話・おとぎ話(1〜5)
不思議の国のアリス

誰もが名前を聞いたことのある童話で、ハリウッド映画でもリメイクされています。
登場人物に個性のあるキャラクターが多いので、演じていて楽しいものになるのではないでしょうか。
クラスの特色に合わせて不思議なキャラクターを増やしたりしてもおもしろいかもしれませんね。
泣いた赤鬼

浜田廣介の代表作であり、学校教科書にも採用されているので知っている方はたくさんいらっしゃると思います。
人間と仲良くなりたい赤鬼のために青鬼が「村人を襲い、赤鬼が村人を守る」という作戦を実行し、見事赤鬼は村人たちと仲良くなれるが……児童文学ですが、みかえりを求めないアツくて素晴らしい友情の物語に、大人になってからも感動できる作品だと思います。
おおきなかぶ

みなさんが一度は目にしたことがある絵本と言えば『おおきなかぶ』ではないでしょうか。
ストーリーがなんとなく浮かぶと思います。
その物語を演劇でやってみるのはいかがでしょうか。
親しみやすいストーリーなのでみんなもスッと受け入れやすいと思います。
自分たちで役を演じるのもいいですし、人形劇や紙芝居にしてもおもしろいと思います。
また小学校、中学校、高校など年齢に合わせてやりやすいやり方で劇をつくってみてください。
かさじぞう

「徳を積めば必ず自分にその徳が返ってくる」という道徳心にあふれた物語で終始ほんわかとします。
いじわるなおじいさんや鬼が出てこない「悪者のいない物語」ですので、道徳の勉強を兼ねながら練習にも取り組めそうです。
登場人物が少ないので地蔵の数を増やしたり、木や岩役の人を特別に作ってもいいかもしれません。
その場合は岩や木々が会話するシーンを付け足してくださいね。
難しいセリフがないので小学生の低学年から大丈夫そうです。
オズの魔法使い

『オズの魔法使い』は、児童文学の巨匠、ライマン・フランク・ボームさんの作品で、その豊かなファンタジーと個性的なキャラクターが、児童たちの心をつかみます。
内容は多くの人が知っており、劇やミュージカルとしても人気があります。
楽器演奏や歌と組み合わせてミュージカルふうにすれば、さらに楽しい舞台を作り出すことが可能です。
また、個性豊かなキャラクターたちの衣装作りは、できあがったときに子供たちに達成感を与えますよ。
演じること、音楽を使うこと、小道具や衣装を用意すること、といろいろなことにチャレンジしたいときにオススメの作品です。