【文化祭・学園祭】謎解きゲームの作り方やコツ
子供から大人まで人気を集めている謎解き!
各地でイベントが開催されるほか、謎解き問題を扱ったテレビ番組などもあり、たくさんの人がその魅力にハマっていますよね。
そんな謎解きを文化祭や学園祭の出し物に取り入れたい、と考えている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、文化祭の出し物に使える謎解きの作り方を紹介します!
問題やストーリー作りのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
どこのイベントにも負けない、楽しい謎解きを作りましょう!
もくじ
初めにやること

まずは、謎解きを作るときに1番初めにやることを紹介します。
「こういうことがしたいな」と思っていても、土台となる部分がちゃんと決まっていないとうまく完成しなかったり、完成してもおもしろくないものができてしまうこともあります。
文化祭や学園祭に来てくれる人はもちろん、製作者側も楽しくなければ意味がありません。
みんなで思い出に残る文化祭にするために、まずはこれから紹介することをしっかり決めてから、細かな部分を詰めていくようにしましょう。
会場を決める

謎解きゲームを作る際にまずやらなければならないことは、会場決めです。
学校であれば教室や体育館、音楽室や視聴覚室などの特別教室など、さまざまな部屋がありますよね。
他のクラスの出し物との兼ね合いもありますが、自由に選びやすい環境であれば、作りたいイメージにあった場所を選びましょう。
また、会場を選ぶ際にはそこにあるものをどう使うか、使わないもので撤去できるものは撤去してしまうのかも決めておかなければいけません。
さらに動線も考慮して、会場を選びましょう。
回答者のターゲットを決める

謎解きゲームを主にどういう人にやってほしいか、ターゲット決めが大切です。
文化祭には、同世代や保護者の方世代、または兄弟の世代など、来られる方の年齢層は意外に幅広いというのを頭に置いておかなければいけません。
その中でもとくにこの世代の人に楽しんでほしいというターゲットを決めておくと、難易度の設定や問題に取り入れるテーマ決めなど、問題作りの際に役に立ちます。
年齢層を決めたからといって、それ以外の人は参加できないということにする必要はありませんが、ある程度のターゲットをしぼっておくことで、全体にまとまりできるでしょう。
ストーリーを考える

謎解きゲームを作る際、謎解きの問題をひたすらに解いてもらうというスタイルもいいかもしれませんが、ストーリーを作るとさらに楽しいゲームが出来上がります。
ストーリーは、異世界や現実にはあまり経験できない状況を作り出す非現実型。
そして、学校や会社、家での日常を切り取ったような現実型と大きく2パターンあります。
謎解きゲームは謎解きが主な目的なので、あまり現実離れしすぎていない、現実に近いストーリーの方がオススメです。
非現実型で作る際は、謎解きの問題がしっかり生きる形で作りましょう。
謎と仕掛けの量を決める

ストーリーが決まったら、作ったストーリーの中に謎解き問題をどのくらい用意するかを考えなければいけません。
また、謎解き問題を解くことで起こる仕掛けについても一緒に考えておきましょう。
やみくもに作りたいだけ作っても、それでは謎を解く側のお客さんは飽きてしまい、結果的に楽しくない出し物になってしまいかねません。
そのため、考えるストーリーにどれだけの問題を作り、どういった仕掛けを付随させていくのかということは、最初に決めておくべきところでしょう。
大きな謎を考える

謎解き問題を考える際は、まずストーリーの根幹となる大きな謎から考えましょう。
全体にちりばめられた細かな謎を解くことで、最終的にゴールでストーリーに詰まった大きな謎が解明される、といった形にしてみましょう。
たとえば、ミステリー系のストーリーにする場合に、ゲームの中の謎を一つずつ解いていくことで犯人がわかる、この犯人の解明を大きな謎にする、といった形です。
こちらは、ストーリーを決める段階である程度この出し物にはどんな謎、秘密を持たせるのかを考えておくのがいいでしょう。