ハワイアンミュージックを代表する歌手たち
日系人の多いハワイはなにかと日本と繋がりがあります。
日本でもハワイアンミュージックは一部の層から人気を集めていますよね。
ところで、ひとくちにハワイアンミュージックと言っても、さまざまなジャンルが存在するのをご存じですか?
ハワイの外で歌われるハワイアンミュージックは、ハパ・ハオレ。
レゲエとハワイアンミュージックのミックスは、ジャワイアン。
宗教的な意味合いが強いハワイアンミュージック、チャントなど、多くのジャンルが存在します。
今回はそんなさまざまなジャンルから特に有名なハワイアンミュージシャンたちを紹介します。
ハワイアンミュージックを代表する歌手たち(1〜10)
Uber EverywhereMadeinTYO

ホノルル生まれ、幼少期の多くを日本で過ごしたラッパー、メイドイントーキョーさん。
ヒップホップ、トラップ、R&Bなどのジャンルで活動し、シンプルでミニマルなトラップビートが特徴です。
2016年2月にリリースされたシングル曲が全米チャートで51位にランクイン、RIAAによるダブルプラチナ認定を受けるなど、一躍注目を集めました。
2017年には『XXLフレッシュマン』の一員に選ばれ、新進気鋭のラッパーとしての地位を確立。
多文化的なバックグラウンドや独自の音楽スタイル、そしてソーシャルメディアを駆使したマーケティング戦略が、特に若い世代のリスナーから支持されています。
How Far I’ll GoAuliʻi Cravalho

ディズニー映画のヒロインとして一躍有名になった、アメリカ出身の若手シンガー。
2016年の大ヒット作でデビューを飾り、その美しい歌声と演技力で世界中の人々を魅了しました。
主題歌は数々の賞にノミネートされ、アニー賞では声優賞を受賞。
映画だけでなく、テレビドラマや舞台にも進出し、活躍の場を広げています。
2020年にはバイセクシュアルであることを公表し、LGBTQの権利を支持。
ポップな歌声に伝統的なハワイアンの要素も感じられる彼女の歌は、心温まる物語と共に多くの人の心に響くはずです。
DaydreamLily Meola

ハワイ・マウイ島出身のリリー・ミオラさんは、フォークポップとカントリーポップを融合させた音楽性で知られる女性シンガーソングライター。
2021年8月にリリースした楽曲がストリーミングで7000万回以上再生され、27カ国のバイラルトップ50チャートに登場するなど、大きな注目を集めました。
幼少期から音楽に親しみ、ウィリー・ネルソンの弟子としても活動。
2022年には人気オーディション番組でゴールデンバズーカを獲得し、才能を高く評価されています。
ミオラさんの楽曲には自身の経験や感情が深く反映されており、繊細な歌声と共に多くのリスナーの心に響きます。
温かみのある歌声とメッセージ性の高い楽曲に惹かれる方にぜひおすすめしたいアーティストです。
He Lei AlohaKalani Pe’a

世界的な評価を集めているシンガーソングライター、カラニ・ペアさん。
過去にグラミー賞を3度も受賞しており、ハワイアンミュージックやハワイの文化を広めるべく、アーティストの他にも絵本作家や教育分野でも活躍しています。
そんな彼の音楽性は、基本的にはハワイアンポップですが、他のハワイアンポップのアーティストに比べて、トラディショナルな特色が強い傾向にあります。
そのため、純度の高いハワイアンミュージックを求めている方にオススメのアーティストです。
Dance With MeKimie Miner

イズラエル・カマカヴィヴォオレさんからローリン・ヒルさんまで、ハワイアンミュージックやR&Bといった幅広いジャンルから影響を受けた音楽性で人気を集める女性シンガーソングライター、キミエさん。
ジャンルとしてはアイランド・ミュージックに分類されており、レゲエやR&Bのエッセンスがいたるところで感じられます。
ブラックミュージックに近い曲調のハワイアンミュージックを探している方は、必聴のアーティストと言えるでしょう。