馬にまつわる川柳を楽しんでみましょう!
五・七・五のリズムに乗せて詠まれる馬の姿は、力強さや優雅さ、時にはユーモラスな一面まで、さまざまな表情を見せてくれます。
競馬ファンの方はもちろん、乗馬や馬が好きな方や川柳に興味がある方にもきっと響く作品が見つかるはず。
短い言葉の中に込められた馬への愛情や観察眼に、思わずうなずいたりクスッと笑ってしまうかもしれません。
ぜひお気に入りの一句を探してみてくださいね。
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馬にまつわる川柳を楽しもう!乗馬や競馬の臨場感あふれる句をご紹介(1〜10)
乗馬して 私の心も 走り出す
馬に乗って走ると思わぬスピードが出るもの、そのはやさで心が高揚していく様子を表現したような川柳です。
乗馬の時には体に馬が走るリズムが伝わってくるというところで、そのリズムに合わせた気持ちの上昇も感じられます。
走るリズムと心臓の鼓動が重なるようなイメージから、馬と自分との一体感が伝わってくるのも重要なポイントかもしれませんね。
スピードも込められた表現だからこそ、景色が広がっていくような爽快感もイメージされますよね。
勝った馬 前走までは 買った馬
競馬は信じた馬の勝利を願って白熱する競技、想像したようにいくとは限らないところでも、見ている人の気持ちが揺れ動きますよね。
そんな競馬を見守る人の思いを、うまくいかないコミカルな様子も交えつつ描いた川柳です。
「勝った」と「買った」のリズミカルな対比がポイントで、この対比から買い方の失敗を軽やかに表現しています。
前回までは信じていた馬を今回は信じ切れなかったという、悔しさと申し訳なさが描かれた内容ですね。
馬の いななきで 簪ゆれるかな
馬のいななきを体で感じ、その振動でかんざしが揺れる様子を描いた川柳です。
かんざしを付けていることから女性だということが感じられ、着飾って馬といっしょに進んでいる様子から、花嫁の行列を描いたものだといわれています。
かんざしにいななきが伝わるほどにまわりが静かだということも表現されている印象で、そこから厳かな緊張感も伝わってきます。
静寂の中で馬の足音やいななき、かんざしの揺れる音という限られた音だけが響いている様子がイメージされる、独特な空気の川柳ですね。
通じない 馬に念じた 3連単
競馬は馬への思いを高めながら勝負を見守っているもの、さまざまな雑念も持ちつつ勝利を信じていますよね。
そんな信じた馬の勝利を願う様子や、勝負がイメージのようには進まない無念な気持ちを表現した川柳です。
3連単というところも重要なポイントで、リターンが大きいものだからこそ、勝利への願いが強いものだということが伝わってきます。
通じないという言葉から始まる残念な描かれ方で、コミカルな雰囲気も感じられるような内容ですね。
風切って たてがみ揺らす 夏の道
馬が夏の風景を走り抜けていく姿を表現した、爽快感をストレートに伝えていくような川柳です。
風を切るという言葉から、馬がどれほどのスピードで走っているのかという部分を具体的に伝えていますね。
またたてがみが揺れるというところからは、走り抜ける中での足を踏み込むリズム、躍動感が表現されているイメージです。
夏という暑い時期がテーマではありますが、風を切って進むスピードの表現から、さわやかな涼しさが感じられますよね。
馬日傘 騎手の背中に 夏の雲
夏は走る馬と騎手にとっては過酷なシーズン、そんな中での馬と騎手の助け合いを表現したような川柳です。
騎手が馬の背中で前のめりの姿勢をとることで、馬にとっては日傘のような役割も担っているのだと表現されています。
そんな騎手の背中の向こうには雲も浮かんでいる夏の空が広がっているということで、晴れた夏空のさわやかな風景もイメージされますね。
騎手と馬というところでは夏の競馬をしっかりと表現、スピードによる爽快感も込められているような内容です。
馬日差し 蹄鉄きらり 石畳
日差しが馬の蹄鉄に反射する様子から、明るい景色や馬が歩く躍動感を表現したような川柳です。
馬が日差しを受けているだけでなく、「馬日」という新年をあらわす言葉ともとれるので、お正月のイベントのめでたい雰囲気も伝わってきますよね。
光る蹄鉄のあとに続く石畳という表現もポイントで、そのふたつが重なった時の軽快なリズムもイメージされます。
馬が歩くリズムを想像させることで、ポジティブな躍動感もアピールされている印象です。



