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人気邦楽ロックバンドの隠れた名曲・マイナーソング

音楽フェスなどでよく見かけるバンドでも披露する楽曲は新曲、もしくはベストアルバムのような内容でみんなが知っている、タイアップになっていて耳にしたことがある、という楽曲が多いですよね。

そんなフェスでは常連組の今人気の邦楽ロックバンドの「隠れた名曲」をここではピックアップしています。

「こんな曲も歌うのかぁ」と興味を持ってもらってまたそのバンドの深みにハマってもらえればうれしいです。

邦楽ロックが好きだという方もそうでない方もぜひ一度聴いてみてください!

人気邦楽ロックバンドの隠れた名曲・マイナーソング(21〜30)

原色ストレイテナー

誰の色にも染まらず、ありのままの自分でいたいという願いをストレートに描いた1曲です。

周りの目や声に惑わされず、自分の意志を貫くのは簡単なことではないですよね。

この楽曲は、そんな葛藤を抱えながらも前を向く姿を、夜明けのようにきらびやかなサウンドで力強く後押ししてくれます。

2016年5月に公開されたアルバム『COLD DISC』の冒頭を飾り、サッカー選手の再起を描く映画『U-31』の主題歌にもなりました。

何かに挫折したり、自分らしさを見失いそうになったりした時に聴くと、心に光が宿るような勇気をもらえるはずです。

始まりの朝Official髭男dism

Official髭男dism – 始まりの朝[Official Audio]
始まりの朝Official髭男dism

春の訪れを爽やかに表現した楽曲です。

新生活への期待と不安が交錯する心情を、駅の出口から見える空や並木道の風景とともに描き出しています。

新しい環境で自分らしさを保ちながら前に進もうとする主人公の姿に、誰もが共感できる瞬間が詰まっているでしょう。

本作は2017年4月に発売されたミニアルバム『レポート』の1曲目に収録されており、Official髭男dismのインディーズ時代を代表する1曲です。

ボーカルの藤原聡さんが高校入学時の体験をもとに作詞作曲を手がけており、春の新学期や新生活のスタートにぴったりのポップロックナンバーに仕上がっています。

新たなスタートを前に期待と不安を抱えている方、春の新生活に向けて背中を押してほしい方におすすめの楽曲です。

軽快なリズムと明るいメロディラインが、新しい一歩を踏み出す勇気をくれることでしょう。

世界を終わらせてハルカミライ

ハルカミライ – 世界を終わらせて(Official Video)
世界を終わらせてハルカミライ

愛する人との別離を切なく描いた印象的なラブソングです。

愛おしい気持ちを抱えながらも、一緒にいられないつらさをパンクロックのエネルギッシュなサウンドで力強く表現しています。

いちずに思う気持ちと、激しい感情が絡み合い、聴く人の心の奥底にまで迫ってくる本作は、相手のことを思うあまり「世界が終わってもいい」と願うほどの強い愛を歌い上げた楽曲です。

2018年10月にインディーズレーベル「THE NINTH APOLLO」からリリースされたシングルで、翌年にはアルバム『永遠の花』に収録されました。

本作は、2019年2月から開催された「天国と地獄ツアー」のセットリストにも組み込まれ、その壮大なメロディとともに思いを込めて歌われました。

失恋や別れを経験した方、または大切な人への思いをはっきりと伝えられない方に聴いてほしい、ハルカミライが届けた素晴らしい1曲です。

ユートピアB’z

完璧な世界でなくとも、大切な人と過ごす不完全な今こそが理想郷なのだと歌う、B’zの隠れた名曲です。

理想と現実のはざまで揺れながらも、すぐそばにある幸せに気づいてゆく主人公の心情を、稲葉浩志さんが紡ぐ歌詞が見事に描き出しています。

その思いに応えるように響く松本孝弘さんのギターの音色に、思わず胸が熱くなるはずです。

本作を聴けば、何気ない日常を今まで以上に大切にしたい、そう思わずにはいられないでしょう。

君を気にしない日などB’z

一緒にいるときも離れているときも、心はいつも相手を思っている。

そんな穏やかで深い愛情を歌った、B’zの心温まるラブソングです。

稲葉浩志さんが紡ぐ日常のワンシーンと、松本孝弘さんの優しいアコギの音色に、胸がじんわりと温かくなりますよね。

この楽曲は2015年3月に発売された名盤『EPIC DAY』に収録され、ハウステンボスのCMにも起用されました。

本作を聴くと、大切な人と過ごす何気ない毎日を、今まで以上に愛おしく感じられるのではないでしょうか?

ゼンマイMrs. GREEN APPLE

ロックからバラードまで幅広いジャンルの楽曲をリスナーに届けるMrs. GREEN APPLE。

数多くの代表曲を持つ彼らの曲のなかでも隠れた名曲といえば『ゼンマイ』。

機械と人間をモチーフにした独自の世界観でストーリーが展開。

日常生活を送るなかで抱える不安や悩みに向き合う姿が描かれており、温かみのあるバンド演奏とともにゆったりと響きます。

やりきれない感情を優しくつつみこむような大森元貴さんとドラムを務めた元メンバーの山中綾華さんの男女ツインボーカルにも心が癒やされる楽曲です。

Light In DarkSABANNAMAN

レゲエのリズムとエモーショナルなメロディが融合した独創的なサウンドが魅力的な一曲です。

幻想的な英語詞とともに、SABANNAMANのミクスチャーロックとしての個性が遺憾なく発揮されています。

本作は2016年9月のミニアルバム『Psychedelic Sox Funk』に収録されており、ファンクやロック、パンクといった多彩な要素を取り入れた実験的な作品となっています。

2025年4月に渋谷gee-ge.で開催されたライブでは、熱気あふれるステージで披露され、会場を熱狂の渦に巻き込みました。

内省的な歌詞と爆発的なサウンドが見事に調和した本作は、日常のモヤモヤを吹き飛ばしたい時や、心に光を求めるような瞬間に聴くことをオススメします。