RAG Music
素敵な音楽
search

ジャズで使用される楽器|マイナーな楽器も登場!

長年にわたって愛され続けているジャズ。

そこまで知識がなくても、なんとなくジャズを聴いているという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、ジャズで使用される楽器を特集しました。

ビッグバンドやトリオ、カルテット、クインテットを問わずに、さまざまな編成で使用されている楽器をセレクトしています。

とりあえずジャズの楽器をひと通り学んでみたいという方にオススメです。

後半ではマイナーな楽器も登場するので、ぜひ最後までごゆっくりとお楽しみくださいね!

ジャズで使用される楽器|マイナーな楽器も登場!

オーボエ

中音域を得意とする木管楽器、オーボエ。

クラシックで耳にしたことがある方は多いと思いますが、ジャズで目にしたことがある方は少ないと思います。

というのも、オーボエはジャズのなかでは非常にマイナーな楽器で、リードに起用されている楽曲も非常に少ないんですよね。

だからといって、相性が悪いというわけではありません。

単にジャズのオーボエ奏者が少ないだけなのですが、独特なこもったメロディーに酔いしれるコアなファンも意外に多いようです。

こちらのオーボマンさんは、ジャズシーンでは非常に珍しいオーボエを得意とする演奏家です。

オーボエを味わいたい方は、まず彼から聴き始めてもいいかもしれませんね。

コンガ

(U)nity ft. Candido Camero perform Conga Jam
コンガ

叩くだけというシンプルな演奏方法でありながら、さまざまな特色を見せられる楽器、コンガ。

場所によっては学校の音楽教室などにも常備しているため、日本人にとっては意外にも身近な楽器と言えるでしょう。

ただ叩くだけという印象の強いコンガですが、それだけにハイレベルな演奏を実現するのは難しいと言われているんですよね。

音のごまかしが効かない楽器なので、演奏者によって一気に雰囲気がことなる楽器です。

ラテンジャズなどを通して、ジャズのコンガに注目してみてはいかがでしょうか?

アコーディオン

João Barradas “Home” – I’m Going Away For A While, Don’t Try And Follow Me
アコーディオン

個性的な音色が印象的な楽器、アコーディオン。

あの音色が生み出す独特のノスタルジックな雰囲気がたまらないという方も多いのではないでしょうか?

ジャズにおけるアコーディオンは主にフレンチジャズで使われることが多く、アコーディオンのはかないメロディーにあわせた、哀愁のただよう楽曲が多い印象です。

音色の個性が強いからか、アコーディオンをリードに起用した楽曲も多く存在するので、気になる方はぜひフランスのジャズをチェックしてみてください。

バイオリン

Stephane Grappelli – It Had To Be You (Grand Opera House, Belfast 1986))
バイオリン

クラシックでは主役を飾ることが多い楽器、バイオリン。

誰でも知っている楽器のため、ジャズの現場でも頻繁に使われているかと思いきや、意外にもジャズのバイオリンは超メジャーというわけではないんですよね。

かといってめちゃくちゃマイナーというわけでもないのですが、少なくともスタンダードなジャズで使われることは基本的にありません。

しかし、ジプシージャズと呼ばれるジャンルでは頻繁に使われています。

ジャズのバイオリンは明るいメロディーが多いので、ぜひチェックしてみてください。

キーボード

Smooth Jazz Funk Improv (A minor)
キーボード

ジャズというとアコースティックな楽器を用いて演奏するもの。

というイメージが一般的かと思いますが、それは一昔前の話。

最近は電子音楽と組み合わせたジャズが無数に存在します。

私たちにとってもなじみ深いキーボードは、主にフュージョンジャズやスムースジャズ、アフロキューバンといったジャンルで使用されています。

どのジャンルも電子音楽との親和性が高いため、聴いていても違和感を覚えることはなく、むしろアバンギャルドな音色にトリコになってしまうでしょう。

おわりに

今回はジャズで使用される楽器について特集しましたが、ジャズは他のジャンルに比べて実験的な編成が多いため、「まさか、これがリードに?」という楽器が登場しましたね。

今回、紹介した楽器の多くがメジャーなものなので、ジャズの楽器について知りたいという方はぜひ深掘りしてみてはいかがでしょうか?

ラグミュージックでは今回の記事の他にも、さまざまなジャズを特集した記事がございます。

ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!