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ジャズで使用される楽器|マイナーな楽器も登場!

長年にわたって愛され続けているジャズ。

そこまで知識がなくても、なんとなくジャズを聴いているという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、ジャズで使用される楽器を特集しました。

ビッグバンドやトリオ、カルテット、クインテットを問わずに、さまざまな編成で使用されている楽器をセレクトしています。

とりあえずジャズの楽器をひと通り学んでみたいという方にオススメです。

後半ではマイナーな楽器も登場するので、ぜひ最後までごゆっくりとお楽しみくださいね!

ジャズで使用される楽器|マイナーな楽器も登場!

トロンボーン

J. J. Johnson – Like Someone In Love
トロンボーン

音の出しやすさから吹奏楽でも人気の楽器、トロンボーン。

金管楽器との相性が良いジャズでは頻繁に使われることが多い楽器で、特にビッグバンドでは非常に重宝されています。

というのも、トロンボーンはあらゆる金管楽器のなかでもトップクラスの音量をほこるんですよね。

たった1つのトロンボーンが加わるだけで、全体の迫力が一気に増したりするため、数の多い編成で頻繁に見かけるでしょう。

トロンボーンをリードに起用したジャズも多く存在するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ドラム

Art Blakey – Drum Solo – (France 1959)
ドラム

現代音楽や近代音楽にドラムは欠かせません。

ジャズにおけるドラムは一般的なポップスやロックといったジャンルとは違う、ジャズに合わせた独特のアセットで編成されていることがほとんどです。

そんなドラムを味わう上で最も相性の良いジャンルは、ビバップというジャンルではないでしょうか?

このジャンルは1940年代から人気を集めたジャズのジャンルで、それまでにはなかったドラムにフィーチャーした楽曲がブームを巻き起こしました。

ソプラノサックス

Kenny G – The Moment (Official Video)
ソプラノサックス

独特のサウンドが印象的なサックス、ソプラノサックス。

アルトサックスよりもまだ高い音域を奏でられる、高音域に特化したサックスの1つです。

このソプラノサックスは、サックスの個性である色気がただよっているだけではなく、さわやかな雰囲気も感じさせます。

そのためポップスやAORにスムースジャズを組み合わせたようなジャンルで頻繁に使われていますね。

めちゃくちゃに高い楽器というわけでもないため、聴いていてストレスが溜まることもありません。

リラックスしたいときは、テナーサックスのジャズを聴きながらリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

エレキベース

ジャズのベースというとコントラバスをイメージする方が多いと思います。

確かにコントラバスがかもしだす空気感は独特で、あのボーンとしたメロディーが聴こえるだけで一気に没入できますよね。

しかし、エレキベースも負けていません。

ジャズにおけるエレキベースは、スムースジャズや最近のトレンドであるエレクトロスウィングというジャンルで使われることが多い楽器です。

ロックとは違い、音の芯がある主張の強いベースが味わえるので、低音が好きな方はぜひジャズのエレキベースを聴いてみてください。

エレキギター

KURT ROSENWINKEL – ‘Round Midnight – Solo Performance Challenge SEASON 3/Jazz Student Culture.com
エレキギター

エレキギターというとロックのイメージを持っている方は多いと思いますが、実はジャズの現場でも積極的に使われています。

ロックのエレキギターはひずみが効いていることがほとんどですが、ジャズの場合はひずみは少なく、クリーンなサウンドにまとめられているのが一般的です。

また、ロックでは第二のボーカルと言われるほどスポットが当てられるエレキギターですが、ジャズにおいてはどちらかというと、リズム隊のような立ち位置が多いのも特徴です。