【保育】パラバルーン。定番の技・楽しい遊び
パラバルーンは円形の大きなカラフルな布を子供たちみんなで持って上下に揺らしたり、前後左右に動かしたりしていろいろな形を表現する遊びです。
ダイナミックで見た目も華やかなので、運動会に取り入れる幼稚園や保育園も多いのではないでしょうか。
みんなで息を合わせてひとつの技を作り出すパラバルーンは、見ている側も子供たちの一生懸命な気持ちが伝わり感動しますよね。
そこで今回はそんなパラバルーンの人気の技を紹介します。
運動会などのイベントはもちろん、日常の遊びとして活用できるアイディアも紹介していますので、ぜひ参考にしてパラバルーンをみんなで楽しんでみてくださいね。
技
おうち

カラフルで大きな円形の布、パラバルーンで、大きなおうちを作ってみましょう。
パラバルーンはいろいろな形になりますが、まずは定番のおうちにトライ。
布の端をしっかり持ったら、くるくるとみんなで回りましょう。
キレイな円になったら、布を大きく持ち上げてふんわりさせます。
布の中に空気を入れた状態で、その傘の中に入っていき布の中で座って閉じれば、大きくてふんわりした立派なおうちの完成です。
バルーンの中では体育座りでしっかりと布を押さえてくださいね。
メリーゴーランド

運動会で人気のパラバルーンには、いろいろな技があります。
フォーメーションもさまざまで、難易度もできあがりの形もいろいろあります。
人気の形や動きのひとつに、メリーゴーランドがありますが、この形のポイントは、真ん中の芯となる人物。
子供たちと演技する場合は、背の高い先生がこのポジションになるでしょう。
真ん中の先生を軸として、周りのパラバルーンの布をつかんだ園児がぐるぐると歩くと、メリーゴーランドの完成です。
何度か形やタイミングを確かめながら、繰り返し練習してくださいね。
山

大人数でする運動会競技、パラバルーンの基本中の基本ともいえる形、山をマスターしましょう。
大きな円形の布がふんわりと形を変える様子は迫力もあり、見ている人も楽しいものです。
パラバルーンのスタンダードな技、山のやり方はそれほど難しくありません。
仲間と布の端をしっかり持ったら、空気をはらませるため布を持ち上げます。
空気を入れ込んだら、そのまま数歩真ん中に寄り、その場で布を閉じます。
そうすればこんもりとした山が完成。
閉じた場所はしっかりと押さえておきましょう。
朝顔

夏の花である朝顔の形を表現した技に、挑戦してみませんか!
この技には、先生もしくは園児の中から1人代表者を選びます。
代表者に選ばれた人は、パラバルーンの上に乗り、中央に立ちます。
パラバルーンを周りで持っている人は、腕をしっかり伸ばしてパラバルーンを持ち上げましょう。
すると、中央にくぼみができ、朝顔の形が完成します。
アレンジとして、このままの状態で周りの人がパラバルーンを持ったまま回るというのもオススメ。
しおれた朝顔にならないように、周りでパラバルーンを持つ人はしっかり腕を伸ばすのがポイントです。
波

パラバルーンを揺らして、波を作ってみましょう!
しゃがんだ状態でパラバルーンを縦に揺らすと、小さな波ができます。
また立った状態で同じようにパラバルーンを縦に揺らすと、大きな波が発生。
その他にもしゃがんだままパラバルーンを横に揺らすと、横波ができます。
横波を作る際は、全員で左右の動きをそろえるよりは、それぞれがランダムにおこなう方が自然な波が表れます。
演技のどの部分にも入れ込みやすいので、それぞれの波をいろいろなところに活用してみてくださいね。