【男性歌手編】大みそかの顔!紅白歌合戦に出演した演歌歌手
何だかんだいって大みそかはゆっくりNHK紅白歌合戦を見て過ごしたい、そんな方は世代を問わずきっと多いでしょう。
その年を締めくくる日本の国民的な歌番組であり、1951年の開始以来、出演アーティストやバンドの顔ぶれや傾向なども変化しつつある紅白ですが、やはり演歌歌手の存在は大きいですよね。
この演歌歌手の歌声を聴かないと年越しできない、というくらいにまさに「大みそかの顔」的な存在の歌手も多くいます。
そこでこちらの記事では紅白出演経験のある演歌歌手をリサーチ、大御所から若手まで男性の演歌歌手をまとめてみました。
ぜひチェックしてみてください!
【男性歌手編】大みそかの顔!紅白歌合戦に出演した演歌歌手(1〜10)
海雪ジェロ

演歌界に新風を吹き込んだジェロさん。
2008年、「史上初の黒人演歌歌手」として衝撃的なデビューを果たしました。
デビュー曲『海雪』はオリコン総合シングルチャート4位を記録し、新人演歌歌手の新記録を樹立。
その年の『ベストヒット歌謡祭』『日本有線大賞』『日本レコード大賞』で最優秀新人賞を受賞し、紅白歌合戦初出場も果たしました。
祖母の影響で演歌に親しみ、本格的な歌唱力と斬新なスタイルで注目を集めたジェロさん。
伝統的な演歌のこぶしを効かせつつ、ヒップホップ系ファッションを取り入れた独自のスタイルは、演歌ファンだけでなく幅広い世代の音楽ファンをも魅了しました。
恋…情念三山ひろし

「ビタミンボイス」の愛称で親しまれる三山ひろしさん。
2009年にシングル『人恋酒場』でデビューし、翌年には10万枚を超えるヒットとなりました。
2015年には『お岩木山』で15万枚を売り上げ、同年には第66回NHK紅白歌合戦に初出場。
以降10年連続出場を果たしました。
安定した歌唱力と温かみのある声で多くのファンを魅了する三山さんは、けん玉を披露する「けん玉演歌歌手」としても注目を集めていますね。
NHK紅白歌合戦ではけん玉リレーのギネス記録に挑戦する企画もおこなわれました。
全てあげよう新浜レオン

1996年生まれの新浜レオンさんは、2019年5月1日に令和初日にデビューを果たした演歌歌手です。
デビュー曲『離さない 離さない』はオリコン週間ランキング演歌歌謡部門で1位を獲得。
同年の第61回日本レコード大賞では新人賞に輝き、演歌界に新風を巻き起こしました。
2024年には木梨憲武さんプロデュース、所ジョージさん作詞作曲の楽曲『全てあげよう』をリリースし、オリコンチャートで25週連続トップ10入りの快挙を達成。
同年末の第75回NHK紅白歌合戦初出場で、その実力を広く知らしめました。
伝統的な演歌の良さを残しつつ、現代的な感覚を取り入れた歌声で、若い世代からも支持を集めています。
演歌に興味はあるけれどなじみがないという方にもオススメの歌手です。
さそり座の女美川憲一

1965年に『だけどだけどだけど』でデビューを果たした美川憲一さん。
翌年の『柳ヶ瀬ブルース』が120万枚を売り上げる大ヒットとなり、一躍スターの座に。
その後も『新潟ブルース』『釧路の夜』などのヒット曲を連発し、演歌歌謡曲のジャンルで確固たる地位を築きました。
1970年には『柳ヶ瀬ブルース』で第3回日本有線放送大賞特別賞を受賞。
独特な話し言葉や派手な衣装でも知られ、NHK紅白歌合戦では小林幸子さんとの衣装対決が毎年恒例となっていましたね。
2021年には公式YouTubeチャンネルも開設。
「杖をついてでも声が続く限り歌い続ける」と宣言する美川さんの歌声は、大みそかの紅白を彩るのに欠かせない存在です。
男の出船北山たけし

演歌界の大御所、北島三郎さんの弟子として知られる北山たけしさん。
1990年に『突ん棒船』でデビューし、2005年には代表曲としてヒットを記録。
その後も数々の音楽賞を受賞し、2008年には第60回日本レコード大賞で企画賞を獲得するなど、実力派演歌歌手として活躍を続けています。
北山さんの歌声は、聴きやすさと力強さを兼ね備え、歌詞に込められた人情や感情を表現する力に定評がありますね。
2018年には同じく北島ファミリーの一員である大江裕さんと北島兄弟を結成し、演歌の新たな形を追求。
テレビやラジオ、映画にも出演するなど、多方面で活躍の場を広げています。