マライア・キャリーさんの名曲。心に響く珠玉の楽曲たち
クリスマスシーズンになると必ず耳にするあの歌声、マライア・キャリーさん。
彼女の楽曲は季節の定番曲だけでなく、バラードからアップテンポなナンバーまで、幅広い魅力にあふれています。
聴いたことはあるけれど曲名を知らなかった楽曲や、あらためて聴き直したくなる珠玉のナンバーが、きっとあなたを待っているはず!
この記事では、そんなマライア・キャリーさんの名曲を心ゆくまでお届けしていきますので、ぜひ彼女の歌声が織りなす豊かな音楽世界に浸ってみてくださいね。
- Mariah Careyのバラードソング・人気曲ランキング【2025】
- Mariah Careyの人気曲ランキング【2025】
- Mariah Careyの片思いソング・人気曲ランキング【2025】
- ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の名曲・人気曲
- Mariah Careyのクリスマスソング・人気曲ランキング【2025】
- 【世界の歌姫】セリーヌ・ディオンの名曲・代表曲まとめ
- Mariah Careyのカラオケ人気曲ランキング【2025】
- Mariah Careyのウェディングソング・人気曲ランキング【2025】
- 美しい高音が心地いい!ハイトーンボイスを堪能できる洋楽の名曲。
- Mariah Careyのラブソング・人気曲ランキング【2025】
- 世界のゴスペル・シンガー。ゴスペル・ミュージックの名曲、おすすめの人気曲
- 【世界の歌姫】マライア・キャリーさんにまつわるクイズ
- Mariah Careyの失恋ソング・人気曲ランキング【2025】
マライア・キャリーさんの名曲。心に響く珠玉の楽曲たち(1〜10)
My AllMariah Carey

1998年に発売されたアルバム『Butterfly』からの最終シングルで、通算13曲目の全米1位を獲得したラテン調のバラードです。
プエルトリコで感じた文化からインスピレーションを得て制作され、アコースティックギターの音色に乗せて、離ればなれになった恋人への切ない思いがつづられています。
囁くような低音から終盤の伸びやかな高音まで、マライア・キャリーさんの繊細な歌声が際立つ1曲。
ハーブ・リッツ監督によるモノクロのミュージックビデオも美しく、海辺や灯台を舞台にした映像が楽曲の官能的な世界観を引き立てます。
愛する人と会えない夜に聴きたい、心に染みわたる名バラードです。
HeroMariah Carey

自分の内側に眠る力の存在を気づかせてくれる、静かな強さに満ちたバラード。
1993年のアルバム『Music Box』に収録され、シングルとして全米4週連続1位を記録しました。
もともとは映画の主題歌として別の歌手に提供する予定でしたが、マライア・キャリーさん自身が歌うことになり、歌詞の視点や編曲を練り直して完成させたという逸話があります。
落胆や迷いに沈んだときでも、誰かに頼るのではなく自分自身の中にヒーローがいることを思い出させてくれる歌詞は、多くの人の心の支えに。
シンプルなピアノとオルガンの響きに乗せた抑制と解放のボーカル表現が、言葉の意味をまっすぐに届けます。
結婚式や追悼の場でも歌われてきたこの作品は、人生の岐路に立つすべての人へ寄り添う普遍的なメッセージを持っています。
Through the RainMariah Carey

2002年にリリースされたアルバム『Charmbracelet』のリード曲です。
前作の不振や心身の不調を乗り越えて新たなレーベルから放つ復帰作となりました。
人生の試練を土砂降りの雨にたとえて「信念や祈りを支えにもう一日前に進める」と歌うこの楽曲は、逆境の中でも立ち上がろうとする意志を力強く描いています。
抑えた低音から終盤のロングトーンへと広がる歌唱が希望への階段を昇るよう。
日本では2002年にドラマ『逮捕しちゃうぞ』のエンディングテーマに起用されました。
つらい経験をへて再出発しようとしている方にそっと寄り添ってくれる1曲です。
マライア・キャリーさんの名曲。心に響く珠玉の楽曲たち(11〜20)
Make It HappenMariah Carey

困難な状況にあっても祈りと努力で夢を実現できると歌い上げる、マライア・キャリーさん自身のサバイバルストーリーが込められた珠玉のバラードです。
1992年にアルバム『Emotions』からリリースされた本作は、デビュー前の貧困や孤独を乗り越えた実体験をもとにつづられた、彼女にとって最も個人的なメッセージソング。
教会合唱を取り入れたゴスペルの高揚感とダンスビートが融合したサウンドは、ブリッジ以降のクライマックスで祈りのような感動を呼び起こします。
全米チャートで5位を記録し、1992年4月にロングヒットとなりました。
困難に直面したときや、新しい一歩を踏み出したいときに背中を押してくれる1曲です。
#Beautiful ft. MiguelMariah Carey

2013年5月に発売されたミゲルさんとのデュエット曲で、アルバム『Me. I Am Mariah… The Elusive Chanteuse』の先行シングルとして注目を集めました。
ギターの刻みと最小限のリズムだけで構成された、ヴィンテージソウルの香りが漂う仕上がりです。
本作ではあえて高音の伸張を抑え、ニュアンス重視の歌唱でミゲルさんと絶妙なハーモニーを織りなしています。
飾りを削いだシンプルなアレンジだからこそ、2人の声色の相性が際立ちますね。
全米では最高15位を記録し、オーストラリアやニュージーランドでもトップ10入りを果たしました。
穏やかな午後のリラックスタイムや、ドライブのBGMにピッタリの1曲です。
Angels CryMariah Carey

壊れかけた関係を修復したいという切実な願いが込められた、珠玉のR&Bバラードです。
2009年のアルバム『Memoirs of an Imperfect Angel』に収録され、2010年1月にシンガーソングライターのニーヨさんを迎えたデュエット版が公開されました。
透明感あふれるストリングスとピアノの響きに乗せて、マライア・キャリーさんの歌声が存分に発揮されています。
大切な人との絆を取り戻したいという思いが、繊細なハーモニーとともに紡がれていく様子は、まさに天使が涙を流すような美しさです。
恋人との関係に迷いを感じたとき、あるいは愛する人との絆を見つめ直したいときに聴いてほしい1曲ですね。
Here For It AllMariah Carey

2025年9月にリリースされたアルバム『Here For It All』のタイトル曲にして最終曲に位置づけられた、この作品。
ピアノの響きから始まるバラードは、次第にゴスペル的な高揚へと到達していきます。
困難や喪失を経験しながらも「ここにいる」と誓う歌詞には、経年を重ねた声の質感と祈りのようなアドリブが重なり、90年代のパワーバラードとは異なる成熟した普遍性が宿っています。
本作はマライア・キャリーさんが独立色の強い新体制のもと、自らのインプリントを通じて世に送り出した象徴的なナンバーです。
素直に自分自身と向き合いたいとき、そして誰かとの絆をあらためて感じたいときに、心に深く響く1曲としてオススメです。





