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紅の豚の歌。主題歌・挿入歌

「飛ばねぇ豚はただの豚だ」というあのフレーズ、マネしたことのある人は多いんじゃないでしょうか?

この記事では1992年公開のジブリ映画「紅の豚」の主題歌や挿入歌をまとめてあります。

聴いていると真っ赤な飛行機が空を飛ぶ光景が目に浮かぶものばかりです。

主人公ポルコの、ファンシーな見た目とは裏腹な渋い男な空気感、たまりませんよね。

観たことのある人も、曲を聴けばもう一回観たくなる!

そんな名曲揃いの特集です!

紅の豚の歌。主題歌・挿入歌(11〜20)

ヒ゜ッコロ社久石譲

【紅の豚】ピッコロ社/Tb4重奏【Porco Rosso】
ヒ゜ッコロ社久石譲

「紅の豚」では、たくさんの働く人が登場し、どの人たちも一生懸命になって働いています。

その中でももっとも印象的な「ピッコロ社」の人間たちのシーンで使われた楽曲で、イタリアの街並みや、人々の声が聞こえてきそうなすてきなアレンジが、このシーンを盛り上げます。

せっせと働くみなさんのBGMにもってこいの楽曲です。

Fio-Seventeen久石譲

紅の豚 Porco Rosso / Joe Hisaishi 久石譲
Fio-Seventeen久石譲

17歳の女の子でありながら、ポルコにも怖気付かず、元気よく、明るく仕事をこなしている少女「フィオ」のテーマソングです。

飛行艇会社「ピッコロ社」のオーナーの孫であり、この物語のキーになる登場人物ですが、その元気の良さや大きな発言とは裏腹に、17歳の少女らしい不安を感じているような一面がこの楽曲にも表現されています。

夏の終わりに久石譲

映画の後半で使用される楽曲。

マンドリンの哀愁漂うメロディーと、フルートの流麗な旋律が、タイトル通りの夏の終わりを予感させる美しいナンバーです。

イタリアの地中海の明るい空や、カラッとした風を感じさせますが、どこかしらはかないものがなしさも含んでいます。

カンツォーネのニュアンスをどことなく感じさせる仕上がりです。

失われた魂-LOST SPIRIT-久石譲

「紅の豚 サウンドトラック」に収録されています。

「失われた魂-LOST SPIRIT-」は、映画の後半で使用されるナンバー。

主旋律を奏でるピアノの、ドラマチックで切ないメロディーと、バッキングのストリングスのやわらかなサウンドのコントラストが心地よい中にも、どこかしらものがなしさがただよう楽曲です。

ストリングスの音色が命のゆらめきのように感じられます。

Dog fight久石譲

「紅の豚 サウンドトラック」に収録。

ドッグファイトとは、戦闘機どうしの激しい空中戦のことを意味する言葉です。

この楽曲はスリリングなだけでなく、どこかしらコミカルさも含んでいるのが特徴です。

前半は軽快ですが、徐々にシリアスになっていき、物語の展開にぴったりそうような、曲のつくりになっています。

映画のシーンを思い浮かべながら聴いてください。

冒険飛行家の時代久石譲

冒険飛行家の時代(ピアノ) ~ 映画「紅の豚」より ~
冒険飛行家の時代久石譲

イメージアルバムに収録されている、たゆたうような心地よさを感じるワルツナンバーです。

映画の舞台となった1900年代前半の時代の風を感じさせる、ちょっとレトロで懐かしい楽曲に仕上がっています。

クラリネットの軽やかな音色でかなでられるやわらかなメロディーは、聴いているとくるくるまわりだしたくなるような幸せな気持ちにしてくれます。

紅の豚の歌。主題歌・挿入歌(21〜30)

マルコとシ゛ーナのテーマ久石譲

“マルコとジーナのテーマ” from “紅の豚” played by ocha
マルコとシ゛ーナのテーマ久石譲

マルコとジーナの二人の関係や思いが眼に浮かぶような美しい1曲。

こちらはイメージアルバムの収録曲ですね。

この曲がそのまま劇中に使われているわけではありませんが、このメロディーには聴き覚えがある方が多いのではないでしょうか?

似た曲が同アルバムの3曲目にありますが、メロディーが変わっています。

紅の豚ファンなら一度は弾いてみたい曲かもしれませんね。