紅の豚の歌。主題歌・挿入歌
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」というあのフレーズ、マネしたことのある人は多いんじゃないでしょうか?
この記事では1992年公開のジブリ映画「紅の豚」の主題歌や挿入歌をまとめてあります。
聴いていると真っ赤な飛行機が空を飛ぶ光景が目に浮かぶものばかりです。
主人公ポルコの、ファンシーな見た目とは裏腹な渋い男な空気感、たまりませんよね。
観たことのある人も、曲を聴けばもう一回観たくなる!
そんな名曲揃いの特集です!
紅の豚の歌。主題歌・挿入歌(1〜10)
帰らざる日々久石譲

大人の名作「紅の豚」にて、主人公のマルコが二度と帰ることの無い過去の思い出を振り返る情緒深いシーン。
共に飲み交わした友人も、競い合ったライバルも、思い焦がれた彼女ももう戻ることはない。
そのやるせなさと慈しみを感じさせる、心に染みるスローバラードです。
時には昔の話を加藤登紀子

とてもゆったりしたムードあふれる「紅の豚」のエンディングテーマです。
本作は、不器用な男の生き様を描いたような雰囲気や戦闘機による臨場感のある戦いが世の男たちの共感を呼んだ作品となりました。
ゆったりと昔を思い出していくようなこの曲も、さまざまな過去を背負った主人公の人物像を思わせる作品にマッチした1曲です。
さくらんぼの実る頃加藤登紀子

飛行士の永遠のヒロインであるジーナ。
「紅の豚」に、彼女が思い人であるマルコを思い浮かべながら歌う大人のバラードです。
ジブリは見る年齢によってその魅力の感じ方が変わるのがすてきですよね。
彼女の複雑な切なさは、痛みを乗り越えた大人の女性にしか分からないでしょう。
紅の豚の歌。主題歌・挿入歌(11〜20)
時には昔の話を 「紅の豚」より加藤登紀子

過ぎ去った青春の日々を懐かしむ、温かくもどこか切ない世界観が心に染みる、加藤登紀子さんが自ら作詞作曲を手がけた作品です。
見えない未来を探しながら、友と熱く語り合った情景が目に浮かぶようで、自らの思い出と重なる方も多いのではないでしょうか?
本作は1987年2月発売のアルバム『MY STORY/時には昔の話を』に収録された楽曲で、1992年公開の映画『紅の豚』のエンディングテーマとしても知られています。
映画で使われたピアノの音色が印象的なアレンジは、物語の余韻にしっとりと浸らせてくれます。
穏やかなメロディなので、作業に集中したい時のBGMとして聴いてみるのもオススメですよ!
Flying boatmen久石譲

特に印象的なこの楽曲、紅の豚の数ある名曲の中でももっともその世界観、特にユーモラスな部分を表現しているのではないでしょうか。
今にもポルコやカーチスの声が聞こえてきそうな壮大な楽曲は、勇ましい空の飛行艇乗りたちを象徴しているかのようです。
もう一度映画がまた見たくなる紅の「紅の豚」には興奮のテーマソングです。
ヒ゜ッコロ社久石譲

「紅の豚」では、たくさんの働く人が登場し、どの人たちも一生懸命になって働いています。
その中でももっとも印象的な「ピッコロ社」の人間たちのシーンで使われた楽曲で、イタリアの街並みや、人々の声が聞こえてきそうなすてきなアレンジが、このシーンを盛り上げます。
せっせと働くみなさんのBGMにもってこいの楽曲です。
Porco e Bella-Ending-久石譲
まさにこの映画の全てを表しているようなこの楽曲は、主人公であり魔法で顔面をブタに変えられた男「ポルコ・ロッソ」のテーマソングです。
彼の生きざまや友情、ライバルとの戦いはたくさんの男たちの憧れになってきました。
彼のセリフのひとつひとつや感情や行動の全てがよみがえるような、美しく、勇ましいメロディが味わえるテーマソングです。





